8日間の戦いもとうとう最終日です!
男子100mバタフライの決勝は、川本武史選手(TOYOTA)と田中優弥選手(スウィンSS/イナホスポーツ)が23秒台で入る積極性を見せます。対して、後半勝負に懸けたのは松元克央選手(ミツウロコ/三菱養和SS)と水沼尚輝選手(新潟医療福祉大学職員)。ラスト25mを過ぎてから徐々に上がってくると、200mで1位を勝ち取った寺門弦輝選手(セントラルスポーツ/日本大学)も伸びてきます。最後は松元選手が抜け出して50秒96で1位!
2位には水沼選手が入り、こちらも51秒23で派遣標準記録を突破しました!
女子200m個人メドレーでは、大橋悠依選手(イトマン東進)が積極的に攻めていきます。また、バタフライで自己ベストを更新して好調な松本信歩選手(東京ドームS/早稲田大学)もスタートから快調に飛ばしていきます。
150mを折り返しても大橋選手、松本選手のふたりのリードは変わらず。最後の自由形でもこのふたりが他を振り切る泳ぎを見せ、大橋選手が2分09秒17で1位を獲得!
松本選手が2分09秒90で2位となり、ふたりで派遣標準記録突破です!
女子800m自由形は、OWSでも活躍を見せる梶本一花選手(枚方SS/同志社大学)と小堀倭加選手(あいおいニッセイ/相模原市水泳協会)がレースを牽引し、最後の最後までふたりで接戦を演じます。ラスト50mで先行する小堀選手を梶本選手が追い上げますが、あと一歩届かず。小堀選手が8分26秒62で1位を勝ち取りました。梶本選手は8分26秒96で2位に入りました。
女子50m自由形決勝では、25mを過ぎてから一気に抜け出した池江璃花子選手(横浜ゴム/ルネサンス)が、ひとり25秒を切る、24秒88をマークして1位を勝ち取りました。池江選手は100mと合わせて2冠です!
男子1500m自由形決勝は、途中から高校1年生の今福和志(枚方SS/四条畷学園高)が他を引き離してひとり旅。1000m前後から苦しくなってきたものの、何とか粘りを見せてタイムを落とさず安定したペースを刻みます。最後、残った力を振り絞ってスパートをかけた今福選手。記録は15分04秒36と、電光掲示板で高校新記録樹立を確認すると涙を流し喜びを爆発させました!
大会を通して、派遣標準記録を突破したのは19人。男子が9人、女子が10人となりました。
4年に一度の祭典への挑戦権を懸けた戦いがこれですべて終わりました。最後まで全力を賭して戦った選手たちへのご声援、ありがとうございました!
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