TOBIUO JAPAN Journal

競泳日本代表チーム「トビウオジャパン」オフィシャルブログ

#ジャパンオープン 2023 2日目決勝結果

11月30日に東京アクアティクスセンターで開幕を迎えたジャパンオープン2023。2日目のレースが終了しました!
写真提供:PICSPORT
Instagram @tobiuo_japan

男子1500m自由形は、序盤は竹田涉瑚選手(オーエンス)を中心に、尾﨑健太選手(セントラルスポーツ)、吉田惇哉選手(自衛隊)、高校生の今福和志選手(枚方SS/四條畷学園高校)の4人が横並びでレースを展開。後半に入って、その混戦を抜け出した竹田涉瑚選手(オーエンス)が最後は貫禄の勝利。15分11秒69で2連覇です!

「レース序盤のプランの立て方が下手だったな、と感じています。前半から競っていたらダメ。もっと最初から自分のペースで泳げるようにしないといけないと感じました」(竹田選手)

女子50m平泳ぎでは、日本記録を連発した鈴木聡美選手(ミキハウス)が、スタートで頭一つ抜け出したChelsea Hodges(オーストラリア)を後半に追い上げ、最後は100分の1秒差で逆転! 30秒56の好タイムで優勝を果たしました!

「レース前は本当にすごく緊張したんですが、そのなかで良い記録で泳げて優勝できました。良い緊張感を味わえて楽しいレースでした」(鈴木選手)

男子50m平泳ぎは、予選で谷口卓選手(中京大学)が27秒05の日本学生新記録を樹立。決勝ではSamuel Williamson(オーストラリア)が26秒77で優勝。谷口選手はWilliamsonに迫るも27秒24で2位という結果でした。

女子400m個人メドレーはバタフライから成田実生選手(金町SC)がリードを奪います。平泳ぎで大橋悠依選手(イトマン東進)が迫りますが、最後の自由形で最後周囲との差を広げるようにしてフィニッシュ。4分37秒93で優勝です!

「自己ベストの更新を狙っていたのでタイムには悔しい気持ちがあります。でも優勝ができたことは自信にもなりますし、この後の200m個人メドレーや200m背泳ぎでも良い結果を残せるように頑張りたいと思います」(成田選手)

女子200m自由形は、好調池本凪沙選手(イトマン東京/中央大学)が、後半にオーストラリアのBrittany Castelluzzoを逆転。1分58秒55で優勝を果たしました!

「自分のレースをしようと心がけて臨みました。それができたから、優勝できたと思います。タイムは納得できないところはありますが、優勝できて良かったです」(池本選手)

男子200m自由形では、150mを過ぎて一気に抜け出した眞野秀成選手(セントラルスポーツ)が、世界と戦った経験を生かして1分47秒22で優勝です!

「自己ベストに近いタイムは出したかったので、46秒台に届かなかったことはちょっと悔しいですね。もっと練習して、さらにレベルアップしていきたいです」(眞野選手)

女子100m背泳ぎは、前半から攻めた白井璃緒選手(ミズノ)が、惜しくも59秒台には届かなかったものの、1分00秒46で優勝を飾っています。

「合宿中と言うこともあってスピードは出ていないな、という感じですが、優勝できてホッとしています。泳ぎ作りに取り組んでいて、今回は崩れることなく良い泳ぎで泳ぎ切れたので、これからもその泳ぎで練習を積んでいきたいと思っています」(白井選手)

男子100m背泳ぎでは、前半を松山陸選手(明治大学/銀座千疋屋)が26秒00で折り返します。後半、Bradley Woodward(オーストラリア)に逆転されましたが、松山選手も粘りの泳ぎで54秒06の2位で日本人トップの成績を残しました。

「53秒台を出したかったので悔しい気持ちです。前半は良い感じで泳げていたので、後半に課題があるのかな、と思っています。持ち帰って、しっかり練習して目標とする52秒台を出せるように頑張っていきます」(松山選手)

2日目には、待望の新記録が誕生しました!
3日目にも好記録、好勝負を期待しましょう!
世界に向けた第一歩を踏み出した選手たちへのご声援をよろしくお願いします!

スタートリスト・リザルトはこちらです!

日本水泳連盟公式YouTubeでも配信しています!

#ジャパンオープン 2023 1日目決勝結果

2023年最後を締めくくるレースとなるジャパンオープン2023(50m)が、東京アクアティクスセンターで開幕しました!
写真提供:PICSPORT
Instagram @tobiuo_japan

今大会はKyle Chalmersをはじめとするオーストラリアやシンガポール、韓国など海外からも多くの選手が参戦しています!

初日最初の決勝は女子400m自由形です。スタートから飛び出したのは小堀倭加選手(あいおいニッセイ/相模原市水泳協会)。スピードを生かしたレースを展開し、ラスト100mでも2位以下との差をさらに広げてフィニッシュ。4分08秒62で優勝を果たしました!

「前半少し力んで入ってしまったので、これからの練習で改善していきたいところです。3月の国際大会代表選手選考会では、日本記録を出して優勝する、というのが目標。それに向けてしっかり調整していきたいと思います」(小堀選手)

女子50mバタフライは最後まで接戦の様相に。最後の最後、タッチのタイミングを合わせた廣下菜月選手(中京大学)が26秒05で優勝を飾りました!

「去年のインカレから右肩上がりで記録を伸ばせてきているんですが、まだまだなところもたくさんあるので、伸びしろはたくさんあると思っています。もっとパワーアップしていきたいと思います」(廣下選手)

男子50mバタフライでは、好スタートを切った川本武史選手(TOYOTA)が最後までそのリードを守って23秒26と、自身の日本記録に迫る好記録で優勝です!

「100mで結果を出さないといけない年なので、そういう意味では50mを優勝できたことは良い流れができました。100mでは自己ベストに近いタイムを出して優勝したいと思います」(川本選手)

男子400m個人メドレーの決勝は本多灯選手(イトマン東京/日本大学)が、得意のバタフライで飛び出して一気に身体ふたつ分ほどのリードを奪います。その後背泳ぎ、平泳ぎとリードを守りつつ、最後は追い上げられるも粘って逃げ切り優勝。記録も自己ベストを更新する4分09秒98と納得のタイムを叩き出しました!

「自己ベストが出たのはとてもうれしいです。練習をスタートさせてまだ2カ月弱ですが良い泳ぎができているので、この大会は残りのレースもベストタイムを目指すレースをしていきます」(本多選手)

男子100m自由形にはリオデジャネイロ五輪金メダリスト、東京五輪でも銀メダルに輝いたしたKyle Chalmers選手、ドイツのJosha Salchow選手が1位、2位を獲得。このふたりに続いたのは、後半粘りの泳ぎを見せた五味智信選手(ヨコハマSC/明治大学)でした。

「世界のトップと戦えたのはうれしかったですが、まだまだ届かないことも実感しました。3月の国際大会代表選手選考会では47秒台を出して、日本も世界に遅れていないことを証明したいと思っています」(五味選手)

女子100m平泳ぎは、青木玲緒樹選手(ミズノ)が前半を30秒84のトップでターン。後半に入ってシンガポールのLetitia Simが追い上げてくるも、最後まで逃げ切って1分06秒24で優勝です!

「予選があまり良くなったのですが、決勝に向けて修正することができました。接戦だったので優勝できてうれしいです」(青木選手)

男子100m平泳ぎでは、前半を6番手で折り返した花車優選手(イトマン東京)が、持ち味の後半の強さを生かして逆転優勝。記録も1分を切る59秒77という好タイムでした!

「今、泳ぎは一つひとつ丁寧に作ってきているので、3月の国際大会代表選手選考会に弾みの付く泳ぎができたと思います。しっかりと手応えを感じられるレースができたので、200mでも良い記録で優勝できる泳ぎをしたいと思います」(花車選手)

2日目も選手たちは今持てる力を出し切る泳ぎを見せてくれるはず。世界に向けた第一歩を踏み出した選手たちへのご声援をよろしくお願いします!

スタートリスト・リザルトはこちらです!

日本水泳連盟公式YouTubeでも配信しています!

【お知らせ】ジャパンオープン2023 二次要項等の大会情報更新について

ジャパンオープン2023に関する資料(二次要項等)がHPに更新されました。また、現在チケット販売も行っております。ぜひ会場へ足を運んでいただき、選手たちの応援をよろしくお願いいたします!
詳細は下記リンクからご確認ください。

ジャパンオープン2023 大会情報

【お知らせ】2024年インターナショナル・ナショナル標準記録について


2024年インターナショナル・ナショナル標準記録を公開いたしました。下記リンクからご確認ください。

2024年インターナショナル・ナショナル標準記録


インターナショナル合宿(東御)スタート!

11月10日から長野県東御市にあるGMOアスリーツパーク湯の丸でインターナショナル合宿がスタートしています!
参加選手が7名と少ないですが、高校生と大学生の選手を中心に活気あふれるメンバーで練習に励んでいます。
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こちらは初日の集合時の様子です。ヘッドコーチを務める夏間大介コーチから合宿の主旨と目的についてお話しがありました。
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合宿は基本、個別練習になりますが、練習中も互いに会話をしコミュニケーションをとりながら1つ屋根の下で寝食を共にします。

谷口コーチが担当の柳川選手と小方選手
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前川コーチ担当の白井選手と竹原選手
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上木コーチ担当の山口選手
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夏間コーチ担当の田渕選手
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永松コーチ担当の松下選手
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練習以外は基本みんなで過ごしています!
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今日の夜のミーティングでは、「今季、世界大会を経験して感じたこと」をテーマに白井選手、竹原選手、田渕選手からお話ししてくれました。
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前川コーチからは、高地での生活と食事についてをこれまでの経験をもとにしたアドバイスがありました。IMG_9231


脱水には十分に注意をして、十分な水分補強とバランスの良い食事摂取、質の良い睡眠をとれるように心掛けましょう!

なんと今日、11月13日は山口哩駈選手の誕生日でした!!
サプライズでみんなからケーキのプレゼントです!
山口選手、誕生日おめでとう☆
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昨日から今日にかけて湯の丸は急に気温が下がり、今朝は少し雪が積もりました。
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プール・食堂・宿舎の行き来も足元には十分に気をつけて、残り10日間、充実したトレーニングの日々を過ごして欲しいと思います!



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