残すところ、大会もあと3日。世界水泳選手権2023福岡大会の競泳6日目、この日も選手たちは世界を相手に健闘しました!
写真提供:PICSPORT
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男子200m背泳ぎ決勝は、若手栁川大樹選手が登場。後半の追い上げを生かしたレース展開で、堂々と世界の初めての決勝の舞台を泳ぎ切り、1分58秒75の8位入賞です!



「レース前から身体が重いな、というのはありましたが、自己ベストを出したかったです。練習が足りていない、というのが良く分かりました」(栁川選手)

男子200m平泳ぎでは、渡辺一平選手が決勝レースに挑みます。渡辺選手らしい、長い手足をうまくいかした大きなストロークでレースを展開。前半を1分01秒28の2位で折り返す積極性を見せます。後半も大きな泳ぎを維持して粘りを見せ、2分08秒78の6位入賞を果たしました。

「今日できる最高のパフォーマンスはできたと思います。自分の詰めの甘さは痛感しましたが、精一杯、今の自分の力は出し切れたと思います」(渡辺選手)



男子100mバタフライでは、予選を51秒48の10位で松元克央選手が準決勝へ。その準決勝は、持ち味の後半の追い上げを武器に51秒16秒をマークして7位決勝進出を決めています!



松元選手と一緒に出場していた水沼尚輝選手は、51秒93で予選19位となり準決勝には進めませんでした。



女子200m背泳ぎ予選は、白井璃緒選手が2分11秒24の13位で準決勝へ。前半、上位に食らいつく積極的なレース展開を見せますが、後半に疲れから思うように伸びず2分12秒45の全体14位となりました。



高校生で初出場を果たしていた弘中花音選手は「力を出し切れなくて悔しい」と2分12秒57の予選17位。この経験を生かして、「インターハイなどの国内大会で結果を残したい」と前を向きます。



男子50m自由形は塩浦慎理選手が22秒15の23位、中村克選手は22秒21の27位という結果に。
「泳ぎの仕上がりは良かったので、浮き上がりで失敗があったのが残念でした」(塩浦選手)
「前半の遅れを取り戻せないレースになってしまいました」(中村選手)





女子50mバタフライは池江璃花子選手、相馬あい選手が二人揃って準決勝へ。
その準決勝、先に登場した相馬選手が「緊張はしましたが、出し切れたといえば、今の力は出し切れたと思います」と26秒18でフィニッシュ。続く池江選手は、ラスト10mから猛烈な追い上げを見せ、タッチ差で組の2番手を獲得。記録は25秒72で全体の5位で決勝進出です!



「大歓声の中で泳ぐのはとても気持ちが良かったです。楽しい中に勝負をする、という強い気持ちを持って泳ぐことができました」(池江選手)



決勝進出を目指す男子4×200mリレー。眞野秀成選手、松元選手、田中大寛選手、そして吉田冬優選手が出場。第1泳者の眞野選手が1分47秒25の自己ベストを更新して引き継ぎ、松元選手も1分45秒60をマーク。田中選手が1分48秒23、そして吉田選手が1分47秒62でつなぎ、7分08秒70でフィニッシュしましたが、惜しくも全体9位で決勝進出はなりませんでした。



女子800m自由形予選には、難波実夢選手と小堀倭加選手が出場。小堀選手は「ベストを狙う」と、安定したペースを刻み、最後はきっちりとペースアップ。自己記録には届きませんでしたが8分29秒54の11位と健闘しました。



難波選手は「初日の400mで出し切れてない感じがあったので、今日は出し切るという強い気持ちで泳ぎました」と気合いの入った泳ぎを見せますが、少し「空回りしてしまったところがある」と、8分34秒62の16位となりました。



8日間にも及ぶ大会も残すところあと2日。
疲れもありますが、全力で戦う選手たちの背中を、ぜひ皆さんの声援で後押ししてください!

世界と全力を賭して戦う選手たちへのご声援、よろしくお願いします!!

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