パリ五輪への切符を懸けた戦いも2日目。この日は高校生たちの若い力が大爆発です!
男子400m個人メドレーの決勝。瀬戸大也選手(CHARIS&Co.)と田渕海斗選手(NECGSC溝の口/明治大学)のふたりがバタフライから飛び出し、レースを牽引していきます。最後の自由形に入ると、後半に力を溜めていた松下知之選手(スウィン宇都宮/宇都宮南高校)が爆発。ラスト50mで瀬戸選手と田渕選手を抜き、派遣標準記録を突破する4分10秒04で1位を獲得しました!
女子100mバタフライは、全員がほぼ横一線の展開を見せます。その中で頭ひとつ抜け出したのは、池江璃花子選手(横浜ゴム/ルネサンス)。最後まで逃げ切るかと思われましたが、ラスト10mでその池江選手を逆転し、自己ベストとなる56秒91をマークした、高校2年生の平井瑞希選手(ATSC.YW/日大藤沢高校)が勝利をもぎ取りました!
池江選手も準決勝からタイムを落としたものの、57秒30で2位に入り、派遣標準記録を突破しました。
また、さらに3位の松本信歩選手(東京ドームS/早稲田大学)は、準決勝で自身が出した記録を更新する、57秒31の日本学生新記録を樹立しました!
自己ベストを更新する選手が多かった、男子100m平泳ぎ。決勝でも上位の選手はベストを更新する快泳を披露。勝負強さを見せて接戦を制したのは、谷口卓選手(中京大学)。59秒43の自己ベストで1位を勝ち取りました! 花車優選手(イトマン東京)と渡辺一平選手(TOYOTA)が59秒47で同着2位。59秒50で3位の深沢大和選手(東急/TSSあざみ野)まで、たったの100分の7秒差とい大接戦でした。
男子50mバタフライの決勝では、後半の強さが持ち味の水沼尚輝選手(新潟医療福祉大学職員)が23秒26の自己ベストをマーク。1位を勝ち取り、メインに据える100mに向けて好スタートを切りました。
この日の準決勝種目は4つ。男子200m自由形では1分47秒63で柳本幸之介選手(イトマン東京/日本大学)がトップで決勝へ。女子100m平泳ぎでは、1分05秒76の好タイムで泳いだ青木玲緒樹選手(ミズノ)が1位で決勝進出。男子100m背泳ぎでは入江陵介選手(イトマン東進)が53秒89で、女子200m自由形では小堀倭加選手(あいおいニッセイ/相模原市水泳協会)が1分58秒72でそれぞれ1位で決勝進出を果たしています。
パリ五輪への一発勝負。積み重ねてきたすべてを出し切り、全力で賭して戦う選手たちへのご声援をお願いします!
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