3人の派遣標準記録者が誕生した国際大会代表選手選考会の2日目。大会3日目には、5人が派遣標準記録を突破しました!
女子400m個人メドレーの決勝は、序盤から大接戦。大橋悠依選手(イトマン東進)、成田実生選手(金町SC)、谷川亜華葉選手(イトマン近大)の3人がレースを牽引し続け、最後の自由形勝負に。早々に抜け出した成田選手を谷川選手が追いかけます。最後はふたりが揃ってフィニッシュ。0秒2の僅差の勝負を制したのは、成田選手でした。4分35秒40の日本高校新記録を樹立して1位を獲得!
2位の谷川選手も4分35秒60で派遣標準記録を突破。2人がパリ五輪への挑戦権を獲得しました!
男子200m自由形では、松元克央選手(ミツウロコ/三菱養和SS)が序盤から攻めていきます。100mの折り返しでは2位以下に1秒近くの差をつける、50秒75。その後もスピードは衰えることなく最後まで泳ぎ切り、1分45秒29で派遣標準記録を突破しました!
男子100m背泳ぎでは、小気味よいテンポで後半に入江陵介選手(イトマン東進)を追い詰めた松山陸選手(銀座千疋屋)が、53秒72の自己ベストを更新して1位と獲得しています。
女子100m平泳ぎ決勝。今大会好調の鈴木聡美選手(ミキハウス)と青木玲緒樹選手(ミズノ)のふたり。この決勝レースでもふたりがスタートから飛び出します。鈴木選手が30秒42、青木選手が30秒53と積極的に攻め、後半も失速することなく伸びのある泳ぎでフィニッシュ。たった100分の2秒差で鈴木選手が勝利。1分05秒91の自己ベストで1位を獲得!
2位の青木選手も1分05秒93で泳ぎ、ふたりとも派遣標準記録突破です!
女子200m自由形決勝は、30分前に400m個人メドレーを泳いだばかりの小堀倭加(あいおいニッセイ/相模原市水泳協会)が、ラスト50mで先行する白井璃緒選手(ミズノ)、牧野紘子選手(あいおいニッセイ/東京ドームS)、池本凪沙選手(イトマン東京/中央大学)の3人を逆転し、1分58秒22の自己ベストを更新して1位となりました!
女子50mバタフライの決勝では、2日目の100mで1位に輝いた平井瑞希(ATSC.YW/日大藤沢高校)が26秒05でこの種目でも勝ち、今大会2冠獲得です!
女子100m背泳ぎの準決勝は小西杏奈選手(ガスワン/サイサン)が、スタートから飛び出す積極性を見せて1分00秒49のトップで決勝に進出。白井選手が2位、高橋美紀選手(林テレンプ)が3位でそれぞれ決勝に進んでいます。
パリ五輪への一発勝負。積み重ねてきたすべてを出し切り、全力で賭して戦う選手たちへのご声援をお願いします!
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