後半戦に突入した今大会。6日目にも派遣標準記録を突破した選手が誕生しています。
女子200mバタフライ決勝。スタートから飛び出したのは水口知保選手(セントラル目黒/明治大学)。それを牧野紘子選手(あいおいニッセイ/東京ドームS)、三井愛梨選手(横浜サクラ/法政大学)が追いかけます。
150mの折り返しで三井選手が水口選手に追いつくと、そのまま一気に突き放してフィニッシュ。2分06秒54で1位を獲得!
2位には最後の最後でバテた様子を見せるも粘った牧野選手が2分07秒61で2位に入り、三井選手とともに派遣標準記録を突破しました!
男子200m背泳ぎ決勝では、竹原秀一選手(東洋大学/はるおか赤間)が前半から攻めます。ベテラン入江陵介選手(イトマン東進)も食らいつきますが、ラスト50mの竹原選手のスパートについていけず。竹原選手が最後まで逃げ切って1分56秒28で1位となり、派遣標準記録突破です!
女子200m平泳ぎは鈴木聡美選手(ミキハウス)と渡部香生子選手(MEIGI)、今井月選手(バローHD/東京ドームS)の三つ巴に。レースを引っ張っていったのは、スピードのある鈴木選手。150mのターンでは鈴木選手と渡部選手がほぼ並んた状態に。最後の50m、追い上げる渡部選手と今井選手を突き放すようにもう一段階スピードを上げた鈴木選手が2分23秒09で1位を獲得し、派遣標準記録を突破。今大会2冠です。
男子50m平泳ぎは、パワフルな泳ぎを見せた自衛隊の渡辺隼人選手が27秒44で1位に輝きました。
また、女子200m背泳ぎの準決勝では高校2年生の山本千晶選手(ダンロップSC/日大藤沢高校)が2分11秒80と予選よりタイムを上げて1位で決勝へ。
男子200m個人メドレー準決勝は瀬戸大也選手(CHARIS&Co.)が1分58秒33をマークしてトップ通過。
男子50m自由形の準決勝では塩浦慎理選手(イトマン東進)が22秒21で決勝進出を果たしています。
パリ五輪への一発勝負。積み重ねてきたすべてを出し切り、全力で賭して戦う選手たちへのご声援をお願いします!
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