ドバイ5日目(最終日)。

FINA世界短水路選手権も最終日を迎え、日本代表も5種目で決勝種目を戦いました。藤井拓郎選手(コナミ)が100m個人メドレーを日本新で6位入賞。また男子4x100mメドレーリレー(入江/冨田/岸田/藤井)も日本新を出しても6位という、非常にハイレベルな争いとなりました。準決勝から更に記録を上げた竹村幸選手(イトマンSS)は、惜しくも4位。期待された入江陵介選手(イトマンSS)の200m背泳ぎは5位でメダルに届きませんでした。また金藤理絵選手(東海大学)は200m平泳ぎで7位入賞

12月の試合とはいえ、やはり世界選手権。出場した海外の選手たちのレベルは非常に高く、大会を通じて世界新記録が4つ生まれ、メダル争いという点では苦戦を強いられました。日本新記録数は冨田尚弥選手(中京大学)の200m平泳ぎを筆頭に、藤井選手の100m個人メドレー(準決勝及び決勝)と男子4x100mメドレーリレーの4つ。決勝進出種目数という点では、まずまず戦えたと言えます。

来年7月に上海で行われる世界選手権は、ロンドン五輪の前哨戦ということもあり、かなりレベルの高い争いが予想されます。世界の流れに付いていき、またその波を乗り越えられるようしっかりと作っていく必要があります。

写真は砂漠の上に浮かぶ競技会場
dubai


【5日目の結果】
女子50m背泳ぎ
竹村 幸(イトマンSS) 決勝26.91 4位

男子200m背泳ぎ
入江 陵介(イトマンSS) 予選1.51.86 5位 決勝1.50.18 5位

女子200m平泳ぎ
金藤 理絵(東海大学) 予選2.21.36 4位 決勝2.22.11 7位
松島 美菜(セントラル) 予選2.25.23 15位

男子100m個人メドレー
藤井 拓郎(コナミ) 決勝52.36 6位 ベスト・日本新

男子4x100mメドレーリレー
日本(山口/冨田/岸田/藤井) 予選3.27.32 5位
日本(入江/冨田/岸田/藤井) 決勝3.25.67 6位 日本新