TOBIUO JAPAN Journal

競泳日本代表チーム「トビウオジャパン」オフィシャルブログ

2014年04月

【日本選手権(50m)】第4日目の予選結果

第4日目の予選競技が終了しました。

男子200m背泳ぎでの対決が注目される入江陵介選手(イトマン東進)と萩野公介選手(東洋大学)。1分57秒14で予選トップ通過の入江選手は「夏に繋がるかたちで代表権を獲得したい。萩野選手も記録を上げて来るので最後まで気を抜かずにしっかり準備したい」とコメント。萩野選手は0秒62差で2位に付けています。
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そして優勝の行方、代表の行方が注目される女子200m平泳ぎでは今大会ここまで2冠の渡部香生子選手(JSS立石)が2分24秒75でトップ通過。「予選は余裕を持って泳げた。2分24秒台前半を狙っていたので24秒7はまずまず。決勝は接戦になると思うが、自分のレースをして優勝したい。」とコメント。ベテラン金藤理絵選手(Jaked)、茂木美桜選手(ルネサンス幕張)という実力者や中学2年生の今井月選手(本巣SS)を含めた戦いが楽しみです!
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こちらも優勝争いが混沌としている男子200m平泳ぎは今大会好調の小日向一輝選手(セントラルスポーツ)が2分11秒15で予選トップ。「良い泳ぎだけを心がけて泳いだ。隣の選手が速かったのでラスト少しスピードを上げた。決勝では1分02秒台前半から中盤で入って、2分08秒台を狙いたい。」とコメント。また2分11秒18で予選2位の好位置に付けたのは立石諒選手(ミキハウス)。「ここのところ勝っていないので、この種目だけは獲りたい。」と決意しています。
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この他、男女の100mバタフライや男女の50m自由形など、記録と勝負ともに期待のかかる種目が本日も続きます。いよいよ大会最終日!選手たちの活躍に期待しましょう!

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【日本選手権(50m)】第3日目の決勝結果

第90回日本選手権水泳競技大会の第3日目が終了しました。

本日は萩野公介選手(東洋大学)が昨年世界水泳バルセロナで銀メダルを獲得した男子400m自由形と200m個人メドレーの2種目で日本新記録!400m自由形では3分43秒90、200m個人メドレーでは1分55秒38とともに素晴らしい記録での優勝に会場も熱気に包まれました。最終日の男子200m背泳ぎに向け「去年は最終日でコケたので気を緩めず、入江選手との戦いを楽しみたい。」とコメント。
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男子200m個人メドレーでは萩野選手に続き熾烈な2位争いが繰り広げられ、藤森太将選手(ミキハウス)が瀬戸大也選手(JSS毛呂山)を振り切り1分57秒77で2位を射止めました。瀬戸選手も3位ながら1分57秒92の自己ベストをマーク。

女子200mバタフライでは星奈津美選手(ミズノ)がロンドン五輪以来の2分05秒台となる2分05秒98で優勝。「優勝もそうだし、タイムもギリギリだがクリア出来て良かった。予選で調子が良かったので、2分05秒台の前半も行ける感覚があったのでちょっと悔しい。」とコメントしながらも、夏に向け確実に手応えを感じているようです。
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混戦が期待された男子200mバタフライでは好調の平井健太選手(セントラルスポーツ)が飛び出し、瀬戸大也選手(JSS毛呂山)が追う展開。予想通りの接戦となりましたがラストで瀬戸選手が交わし1分54秒84の好記録でこの種目初優勝し「前半で身体半分の差なら勝てると思って平井君に喰らいついていった。ラストは少しバテてしまった。記録はChad Le Clos選手の1分54秒56を上回りたかったので残念なので、次に泳ぐときには上回りたい。」この種目で2位に入った平井選手も1分55秒27で派遣標準記録を突破。
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更に好調の入江陵介選手(イトマン東進)に注目が集まった男子50m背泳ぎではスタートから飛び出した古賀淳也選手(第一三共)がそのまま逃げ切り24秒68で派遣標準記録を突破。久々の代表権獲得に「うれしいに決まってます。」と喜びを語っていました。

女子200m個人メドレーでは注目の渡部香生子選手(JSS立石)と寺村美穂選手(セントラルスポーツ)が日本記録を上回るペースで平泳ぎを折り返すと、日本新記録こそ生まれなかったものの2選手が派遣標準記録を突破する好レースとなりました。またこの種目で牧野紘子選手(東京ドーム)が昨日の400mに続き2分13秒24の中学新記録を樹立しています。
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明日はいよいよ最終日です!

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【日本選手権(50m)】第3日目の予選結果

第3日目の予選競技が終了しました。

本日も注目のレースが続きます。女子200mバタフライには星奈津美選手(ミズノ)が登場。予選から2分07秒73の好記録をマークし「予選は2分07秒台とコーチと話していたので予定通り。余力をもってこの記録なので、決勝ではある程度行けると思う。昨年は2分06秒台しか出せていないので、05秒台を狙って行きたい。」と具体的な目標を口にしていました。世界のレベルも上がっているこの種目。決勝での星選手の記録に注目です。
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女子200m個人メドレーでは今大会絶好調の渡部香生子選手(JSS立石)がトップ通過。「決勝では課題の背泳ぎをうまく泳ぎたい。後半はまだ余力もあったので、2分10秒台前半を目指して、この種目2連覇を狙いたい。」とコメント。世界水泳バルセロナ代表の寺村美穂選手(セントラルスポーツ)、昨日400m個人メドレーを制した清水咲子選手(日本体育大学)らが挑みます。
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男子200mバタフライでは前半から非常にスムーズな泳ぎを見せた平井健太選手(セントラルスポーツ)が1分55秒72の自己ベストで予選をトップ通過し「ある程度の感覚でいったがベストが出てビックリ。練習中からキツい中でもいい泳ぎを心がけてやってきたのがようやく結果となって表れて来た。去年悔しい思いをしているので、決勝で代表権を獲りたい。」とコメント。瀬戸大也選手(JSS毛呂山)、松田丈志選手(セガサミー)、小堀勇氣選手(セントラルスポーツ)らとの優勝争いは熾烈になりそうです。

そして、なんと言っても注目されるのは男子200m個人メドレーでしょう。萩野公介選手(東洋大学)は順調な泳ぎで2位、瀬戸大也選手(JSS毛呂山)も4位でそれぞれ予選を通過。これに対して予選トップの藤森太将選手(ミキハウス)、3位の砂間敬太選手(イトマン)そしてベテラン高桑健選手(自衛隊)がどこまで絡んで来るか、スピード感もあり非常に見応えのあるレースとなりそうです。

また200m個人メドレーの前に、萩野選手は400m自由形、瀬戸選手は200mバタフライをそれぞれ泳ぎ、どちらも決勝に進出。萩野選手は「どちらの種目もまだ余力がある。大幅に記録を上げて、日本新を狙いたい。」とコメント。一方の瀬戸選手は「200m個メは公介が隣なので、しっかり付いていきたい。この種目はスピード勝負。まずは自己ベストを目指して、1分57秒台に入りたい。」と意気込みを語っています。
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本日は世界的に見ても注目の集まるハイレベルな決勝レースが続きます!

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【日本選手権(50m)】第2日目の決勝結果

第90回日本選手権水泳競技大会の第2日目が終了しました。

本日のハイライトは最終種目の男子100m背泳ぎ。昨年は苦しい思いをした入江陵介選手(イトマン東進)が、萩野公介選手(東洋大学)の追随を寄せ付けず、今シーズン世界ランキングトップとなる52秒57の好記録で優勝!久しぶりの快心のレースに素直に喜びながらも「狙っていたタイム通り。前半から積極的に入って、自分のレースに集中していた。昨年は苦しい時期もあったが、自分を信じて来て良かった。まず今年はパンパシとアジア大会に向けてもう一度日本記録を狙える位置まで来たので、この泳ぎをしっかり固めてもっともっと良いタイムを狙って行きたい。」と冷静に分析するコメントも印象的でした。
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男子100m背泳ぎで入江選手に破れはしたものの、53秒08という好記録で2位に入った萩野公介選手(東洋大学)は「入江選手の52秒5は凄い。自分が絶好調でも出せるタイムではないので本当に凄いと思う。ただ自分の記録も思っていたより良かった。スピードも出ていると思うので、明日のレースに繋がる泳ぎが出来たと思う。」とライバルながら先輩の泳ぎに脱帽。
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萩野選手はこの100m背泳ぎの約20分前に男子200m自由形も1分45秒89で制し「余力を残して51秒台で入れたので自分としては良いレースが出来た。(夏には)更に速く入って後半も粘れるようにして行きたい。」とこの種目に関しても手応えを感じているようでした。


女子400m個人メドレーではバタフライから積極的に飛び出した大学4年生の清水咲子選手(日本体育大学)が大幅に自己ベストを更新する4分36秒86の好記録で初優勝!「日本選手権で優勝出来るとは思っていなかったので、夢のよう。日体大の選手としては最後の日本選手権だったので、悔いのないレースをしようと思っていた。狙っていたタイムだったが本当にこんな記録が出るとは思っていなかったので驚いた。夏の国際大会では14年間破られていない日本記録を必ず破りたい。」と喜びを表現しつつ、次への目標を語ってくれました。
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そして女子50m平泳ぎでは鈴木聡美選手(ミキハウス)が31秒30の日本新記録をマークして優勝。派遣標準記録には届かなかったものの「素直に嬉しい。」と語り、こちらも手応えを感じたようです。
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入江選手の好記録で会場も熱気を帯びた第2日目。明日以降の後半2日間にも期待しましょう!

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【日本選手権(50m)】第2日目の予選結果

第2日目の予選競技が終了しました。

予選でまず光ったのは男子100m背泳ぎの入江陵介選手(イトマン東進)。53秒00と午前中から好記録を叩き出し、「6冠を狙う」と公言している萩野公介選手(東洋大学)を牽制。入江選手はレース後も「まだ100%出していないが思ったよりタイムもいい。去年苦しい思いをした分、“今年は”という気持ちも強い。」と淡々と語りながらも内に秘めた闘志を感じます。
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一方、萩野選手はこの種目に関して「優勝と言いたいが、入江選手も好タイムで来ているので、しっかり喰らいつきたい。」とコメント。予選をトップ通過した男子200m自由形に関しては「800mリレーの派遣標準記録もあるので、みんなでしっかりタイムをクリア出来るようしっかり泳ぎたい。」と決勝に向けて意気込んでいます。
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男子200m自由形は萩野公介選手(東洋大学)が1分47秒46でトップ。予選2位の松田丈志選手(セガサミー)以降は1分48秒台がずらりと並び、決勝は混戦模様。男子800mフリーリレーの代表権を懸け、熾烈な争いが繰り広げられそうです。
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五輪メダリストの寺川綾さんが引退した女子100m背泳ぎでは、竹村幸選手(イトマン)がトップ通過。同種目エース候補として期待も高まる赤瀬紗也香選手(日本体育大学)は1分01秒37で2位通過し「昨日は綾さんとスタンドでお話が出来た。まだまだ綾さんの記録には及ばないが、まずは59秒台を目指して徐々に綾さんに近づきたい。今年に入ってベストも更新しているので、自信を持って自分の泳ぎをすれば結果はついてくると思う。」とコメント。
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女子400m個人メドレーは清水咲子選手(日本体育大学)が予選から快調なレース運びで4分40秒10の好タイムで決勝トップ通過。決勝での派遣標準記録突破にも期待がかかります。また、この種目2連覇中の大塚美優選手(日本体育大学)は6位で決勝進出。自力のある大塚選手の決勝での巻き返しにも期待がかかります。

また本日午後には、昨日予選が行われた男子1500m自由形決勝も行われます。予選トップの山本耕平選手(ミズノ)や昨年の王者平井彬嗣選手(柏洋・柏)らの派遣標準記録突破なるか。このレースにも注目です!

本日も楽しみな決勝レースが続きます!

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