第90回日本選手権水泳競技大会の第1日目が終了しました。

予選から女子100m平泳ぎで高校新記録を更新した渡部香生子選手（JSS立石）は決勝でも1分06秒53と高校新記録を更新し、この種目4連覇中だった鈴木聡美選手（ミキハウス）を破って初優勝！「日本選手権では平泳ぎ全種目を通して初めての優勝だったので嬉しい。100mは200mに比べて苦手意識があったが、このレースで克服出来た。（隣で泳いだ）鈴木選手に勝てたことは自信になる。」と明るい表情でコメント。












注目された男子400m個人メドレーでは、バタフライから萩野公介選手（東洋大学）と瀬戸大也選手（JSS毛呂山）がハイレベルなレースを展開。背泳ぎで抜け出した萩野選手は後半ややペースが落ち惜しくも日本新記録更新とは行きませんでしたが、4分07秒88の好記録で優勝し「記録を狙いすぎると固くなるのでトータルタイムは考えず、自分の泳ぎを心がけた。4分04秒〜05秒を狙っていたが、ラストはキツかった。前半を1分56秒台で入れたので夏に繋がるレースが出来たと思う。まだ世界記録を狙うには力が足りないが、夏にはそれに近いタイムで泳ぎたい。」とコメント。瀬戸選手は4分12秒30で2位。












男子100m平泳ぎでは短水路で驚異的な日本新記録を打ち立て、前評判の高かった小関也朱篤選手（ミキハウス）が1分00秒07で初優勝。惜しくも派遣標準記録には届かず、悔しい表情を浮かべていました。












男子100m自由形では塩浦慎理選手（イトマン東進）が貫禄を見せ、48秒69と唯一の48秒台で大会2連覇を達成。












しかし東京オリンピック・パラリンピック開催決定から初めての日本選手権。メディアの注目度も高いようです！












まだまだ大会は始まったばかり。明日以降の更なる選手たちの活躍に期待しましょう！

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第90回日本選手権水泳競技大会が始まりました！

予選から早速新記録が誕生し、決勝に向けて大会の雰囲気も上がっています。今年に入ってから好調の渡部香生子選手（JSS立石）が女子100m平泳ぎに登場し、予選から1分06秒96の高校新記録を樹立！「決勝でも落ち着いて泳ぎたい。」とコメントし、記録の更新も意識していました。













また注目の男子400m個人メドレーでは萩野公介選手（東洋大学）がバタフライでは日本記録ペースを0秒90上回る55秒42で折り返し、その後も快調な泳ぎで4分11秒45の好記録でトップ通過。余力を残しての予選から、決勝では「今のような感じで入って、最後しっかり粘りたい。」と自信をうかがわせています。













ライバル瀬戸大也選手（JSS毛呂山）は4分14秒79で2位通過。「公介は凄いタイムで来そう。バタフライから速いので積極的に喰らいついて、最後まで粘りたい。勝負しながら確実に代表入りを決めたい。」とコメント。













混戦模様の男子100m平泳ぎは岡崎晃一郎選手（自衛隊）がトップ通過。北島康介選手（アクエリアス）は貫禄の2位通過で注目の小関也朱篤選手（ミキハウス）は6位通過ですが、決勝での泳ぎにはやはり注目です。













初日から決勝は盛り上がりそうです！

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いよいよ本日から第90回日本選手権水泳競技大会が始まります！

今大会の決勝レースはNHKにて放送されます。放送予定時間は以下の通りです。

総合テレビ
　　4月10日（木） 24:40〜25:40
　　4月11日（金） 25:00〜26:00
　　4月12日（土） 16:30〜18:00（LIVE）
　　4月13日（日） 16:30〜18:00（LIVE）

ＢＳ１
　　4月10日（木） 19:00〜20:50
　　4月11日（金） 19:00〜20:50
　　4月12日（土） 25:00〜26:50
　　4月13日（日） 24:00〜25:50

またNHKでの放送のない予選・B決勝のレースはUSTREAMにて配信されます。以下、USTREAMでの配信スケジュールです。

1日目 4月10日（木）
09:30～12:00　予選
15:45〜　開会式、特別表彰
　15:55〜　今日の見どころ
　16:00～16:50　B決勝

2日目 4月11日（金）
09:30～11:30　予選
　15:55〜　今日の見どころ
　16:00～16:40　B決勝
　
3日目 4月12日（土）
　09:30～11:00　予選
　14:55〜　今日の見どころ
　15:00～16:10　B決勝

4日目 4月13日（日）
　09:30～12:00　予選
　14:45〜　今日の見どころ
　15:00～16:30　B決勝



Live streaming video by Ustream

いよいよ第90回日本選手権水泳競技大会が明日から辰巳国際水泳場にて開催されます。

大会前日となった今日は会場にて公式練習が行われ、注目の選手たちが囲み取材に応えました。各選手ともさすがに調子を上げているようで、コメントからもその様子がうかがえます。

2月末のNSWオープン選手権では200m個人メドレーで日本新記録を樹立している渡部香生子選手（JSS立石）は「仕上がりはいい。いよいよだなという気持ち。（NSWオープン選手権で）ベストが出たばかりだが、レース数が多い中での記録だった。今回は調子もいいので更に上を狙いたい。周りも速い選手ばかりだが、惑わされず自分のレースをしたい。」とコメント。また高校生の渡部選手より更に若く200m平泳ぎでは飛躍が期待される今井月選手（本巣SS）も「ワクワクしています。去年は決勝に残れるかわからなかったが、今年は表彰台と中学新記録を狙いたい。」とキッパリ。













若い選手たちにまだまだ負けてはいられない鈴木聡美選手（ミキハウス）は「初日の明日からメインと言っていい100m平泳ぎがある。まずは自己ベストの1分06秒32を早く超えたい。2年前のメダルは過去のことなので、チャレンジャーという気持ちで臨みたい。」と力強くコメント。













1ヶ月間のグアム合宿で真っ黒に日焼けした入江陵介選手（イトマン東進）は、「昨年よりもしっかりと準備も出来ている。」と自信に満ちた表情を見せてくれました。













萩野公介（東洋大学）は2月後半から3月にかけて2度目の高地トレーニングを積み、「6冠を目指す。400m個人メドレーでは今回はまだ世界新記録を狙うところまではいかないが、明日の調子を見て4分04秒台か05秒台を狙うか決めていきたい。」と詰めかけた多くの報道陣に向けて好調さをアピール。













一方、昨年の世界選手権金メダリストである瀬戸大也選手（JSS毛呂山）は「世界チャンピオンにはなったが、未だ日本選手権を獲ったことはない。そこは目指して行きたい。200mバタフライではチャド（Chad Le Cros：南アフリカ）の世界最高記録を抜きたい。」とコメント。












日本選手権まであと1日！！！
この大会に向けてトレーニングを積んで来た選手一人一人の活躍を期待しています！

スタートリストはこちらから
第90回日本選手権水泳競技大会

刻々とその時が近づいています。

各国でも今週は選手権が行われていて、南アフリカ選手権では男子200mバタフライでロンドン五輪金メダリストのChad Le Cros選手が、BHP Billiton5ヶ国対抗戦での瀬戸大也選手の記録を上回る1分54秒56の2014年世界最高記録で優勝しています。

またニュージーランド選手権では女子自由形のエースLauren Boyle選手が200m自由形で1分57秒67の好記録で優勝しています。

各国の結果を見ながら待ちきれない日々が続きますが、日本選手権もまもなく始まります！

日本選手権まであと2日！！