TOBIUO JAPAN Journal

競泳日本代表チーム「トビウオジャパン」オフィシャルブログ

2015年10月

【FINA競泳W杯東京大会】第2日目決勝結果:女子100m自由形、50mバタフライを池江璃花子が中学新で制し、今大会3冠を達成!

FINA/airweave競泳ワールドカップ東京大会の第2日目が終了しました。

昨日の日本新記録で注目が集まった池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)が勢いそのまま本日も中学新記録で2種目を制覇!池江選手の2種目を含め、本日日本勢は合計8種目で優勝を果たしました!

まずは本日最初の決勝種目となった女子100m自由形で池江璃花子選手は日本記録にあと0秒14と迫る54秒14の中学新記録を樹立して優勝。更に女子50mバタフライも26秒17の中学新記録で制し、今大会3冠を達成。この時期の記録更新でオリンピックイヤーへの期待も高まります!
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注目の女子200m平泳ぎは予想通りの接戦となり、最後はベテラン金藤理絵選手(Jaked Elite Team)が実力を見せリオ五輪派遣標準記録を突破する2分23秒01の好記録で優勝。渡部香生子選手(JSS立石/早稲田大学)も2分23秒46の好記録で「勝負に負けたのは悔しいが思ったよりも記録は出ているので満足している。」とコメント。4位には中学生の今井月選手(本巣SS)が入り、金藤選手と共にW杯ドーハ大会、ドバイ大会を転戦します。来年もこの種目はハイレベルな争いとなりそうです。
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また男子200m背泳ぎでは1分53秒34ととてもハイレベルな今季最高記録を叩き出したMitch Larkin選手(豪州)が優勝し、入江陵介選手(イトマン東進)は1分56秒00でリオ五輪派遣標準記録を突破するも来年に向けての課題が見つかったレースとなりました。



この他、男子200m自由形では小堀勇氣選手(東京SC)が充実ぶりを見せ、1分47秒59で優勝。この時期の好記録で来年に向け手応えを掴んだようです。2位には坂田怜央選手(イトマン近大)、3位には江原騎士選手(山梨学院大学)が入り、表彰台を独占。
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女子200mバタフライは世界王者の意地を見せた星奈津美選手(ミズノ)が2分08秒13で優勝。「トレーニングしている中でもラスト50mで粘れたのは理想のレース展開。レベルはそれほど上がらないと思っていたので優勝できて最低限達成出来てよかった。リオ五輪は内定しているが、4月にはもう一度自己ベストを出せるよう冬場に強化して行きたい。」と前を向いています。
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萩野選手、瀬戸選手不在の男子200m個人メドレーはラスト自由形勝負となり、藤森太将選手(ミキハウス)が意地を見せ唯一2分を割る1分59秒76で優勝。
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男子50m自由形では中村克選手(早稲田大学)が優勝、塩浦慎理選手(イトマン東進)が2位に入り、昨日に続くワンツーフィニッシュ。
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日本人のみでの決勝でラストは大接戦となった男子1500m自由形は、平井彬嗣選手(明治大学)が竹田渉瑚選手(イトマン)から0秒37差で逃げ切る15分16秒39で優勝。
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これでW杯東京大会も終了し、今年のW杯も残すはドーハ、ドバイ大会のみ!

FINA/airweave Swimming World Cup 2015 Tokyo - Day 2

【FINA競泳W杯東京大会】第2日目の予選競技が終了しました!

FINA/airweave競泳ワールドカップ東京大会第2日目の予選競技が終了しました。

強化期間中の大会ながら初日の記録ラッシュで期待感も高まり、大会の雰囲気も盛り上がっています。選手たちの泳ぎやコメントからも来年に向けて強化のポイントを確認しながら、レースに臨んでいるのが伝わって来ます。


本日注目を集める女子200m平泳ぎで予選をトップ通過したのはベテラン金藤理絵選手(Jaked Elite Team)。決勝では渡部香生子選手(JSS立石/早稲田大学)、今井月選手(本巣SS)や海外勢との優勝争いとなりそうです。
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男子200m自由形では小堀勇氣選手(東京SC)がトップ通過。またベテラン松田丈志選手(セガサミー)も決勝に駒を進め「昨日(200mバタフライ)では中途半端な泳ぎになってしまったので今日は予選からしっかり泳いだ。接戦になると思うので細かいところよりも勝負にこだわりたい。」とコメント。来年のオリンピック選考会、派遣標準記録も見据え、1分47秒台での勝負に期待がかかります。
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女子200mバタフライの星奈津美選手(ミズノ)は「今のレースでもラストがキツかったが泳ぎの感覚とタイムは一致している。高いタイムは狙えないが2分07秒〜08秒くらいで泳ぎたい。」とコメント。
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また昨日の日本新記録で注目される池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)は女子100m自由形で予選トップ通過し「昨日は200m自由形で予選落ちしてしまったので予選から行こうと思っていた。100m自由形でもメダルを獲得したい。」と意気込み、その後行われた女子50mバタフライでも内田美希選手(東洋大学)に次ぐ2位で決勝進出。両種目共にこちらも昨日日本新記録更新の内田選手との勝負に注目です。
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北島康介選手(アクエリアス)は今大会では決勝進出を果たせませんでしたが、来年に向けていよいよ本格的な強化に突入です。
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また本日の決勝では、男子200m背泳ぎの入江陵介選手(イトマン東進)とMitch Larkin選手(豪州)の戦いや男子100m平泳ぎのCameron van der Burgh選手(南アフリカ)、本日も決勝4種目に登場するKatinka Hosszu選手(ハンガリー)など世界トップスイマーの泳ぎにも注目しましょう!

FINA/airweave Swimming World Cup 2015 Tokyo - Day 2

【FINA競泳W杯東京大会】第1日目決勝結果:女子100mバタで池江、女子50m自で内田が日本新!女子200m個メでは今井が中学新!

FINA/airweave競泳ワールドカップ東京大会の第1日目が終了しました。

どのチームも強化トレーニングが行われている真っ最中で疲労も溜まっている中、女子選手たちが若手を中心に躍動。日本新記録2つ、中学新記録1つが樹立されました!

最初に会場を湧かせたのは女子100mバタフライの池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)。従来の記録を0秒21上回る57秒56の日本新記録を樹立。中学生の日本新記録樹立は1996年の青山綾里選手以来19年ぶりとのこと。「日本新が出るとは思っていなかったので驚いた。外国の選手たちに負けず、ここでタイムが出たことは自信になる。」と笑顔でコメントしていました。
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その池江選手も出場した女子50m自由形では日本記録保持者・内田美希選手(東洋大学)が意地を見せると24秒95の日本新記録を樹立。内田選手も「日本新が出るとは思っていなかったのでタイムを見てビックリした。来年に繋がるレース。」とトレーニングを積んでいる状態での記録更新に充実感が伺えます。
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更に女子200m個人メドレーでは今井月選手(本巣SS)が2分11秒45の中学新記録を樹立。こちらもこの時期に個人メドレーでの記録更新でビックリしながらも喜びを隠さず、明日のレースにも繋がりそうです。
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記録の面では、女子100mバタフライの池江選手の他、男子100m背泳ぎの入江陵介選手(イトマン東進)が53秒27、男子200m平泳ぎの高橋幸大選手(コナミスポーツクラブ)が2分09秒50でこの時期にしっかりオリンピック派遣標準記録を突破し、4月に繋がるパフォーマンスを見せていました。

その他、日本勢の優勝者は以下の通り。

男子100m自由形:中村克選手(早稲田大学)が49.17で塩浦慎理選手(イトマン東進)との接戦を制し優勝。
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男子200mバタフライ:勢いのある高校2年生・幌村尚選手(西脇工業高校)が自己ベストを大幅に更新する1分56秒17で迫る中、坂井聖人(早稲田大学)は1:55.75で逃げ切り意地を見せてくれました。3位には矢島優也選手(スウィン大宮/明治大学)が入り、この種目は日本勢が表彰台を独占!
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男子400m自由形:先日のOWSワールドカップ香港大会で初入賞を果たした宮本陽輔(自衛隊体育学校)は力強く400mを泳ぎ切り、3:49.68の好記録で優勝。
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男子200m平泳ぎ:高橋幸大(コナミスポーツクラブ)は自己ベストとなる2:09.50で渡辺一平選手(早稲田大学)を抑え、見事優勝。
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女子800m自由形:こちらも先日のOWSワールドカップ香港大会で入賞を果たした森山幸美(日本体育大学)が"Iron Lady" Katinka Hosszu選手(ハンガリー)のラストの猛追から逃げ切って優勝。
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新記録で盛り上がるFINA競泳ワールドカップ東京大会!明日のレースも楽しみです!

FINA/airweave Swimming World Cup 2015 Tokyo - Day 1

【FINA競泳W杯東京大会】第1日目の予選が終了しました!

FINA/airweave競泳ワールドカップ東京大会第1日目の予選競技が終了しました。

インターナショナル強化選手合宿が行われた直後で多くの選手たちは強化の中で出場しているレースということもあり、疲労も溜まっているようです。そんな中でも来年に向けてのひとつのトレーニングと位置づけ、選手たちは高い意識を持ってレースに臨んでいます。

注目の選手たちも決勝進出を果たした選手、予選敗退してしまった選手といましたが、決勝では現時点で出せる力を発揮してくれることでしょう!

男子100m背泳ぎでは世界水泳カザン金メダリストのMitch Larkin選手(豪州)が予選から52秒99の好記録。決勝では日本の入江陵介選手(イトマン東進)がどこまで喰らいつけるか注目です。

また女子200m自由形では予選敗退してしまった池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)でしたが、100mバタフライでは2位、50m自由形では3位で決勝に駒を進め「メダルを狙いたい」と意気込みを語っていました。
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そしてW杯ではアジアラウンドを転戦し、好調を維持している坂井聖人選手(早稲田大学)は200mバタフライ、400m自由形に出場し、ともに決勝進出。バタフライは「キックとプルのタイミングがずれていたのでしっかり修正したい」と決勝への課題を口にしていました。
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また注目のKatinka Hosszu選手(ハンガリー)は5種目で決勝進出。午後には800m自由形ファーストヒートもあり、6種目に出場します。さすがはIron Lady、タフです!

決勝競技は17:00から行われます!

FINA/airweave Swimming World Cup 2015 Tokyo - Day 1

豪華金メダリストが揃ったFINA/airweaveワールドカップ東京大会はいよいよ明日から!

いよいよ明日から2日間、辰巳国際水泳場にてFINA/airweaveワールドカップ東京大会が開催されます!

世界水泳カザンの直後に行われたヨーロッパラウンド、そして先月開催されたアジアラウンドに続く最終ラウンドの第1戦となるのが東京大会です。大会前日となった本日、世界各国から選手たちも集まり公式練習が行われました。

日本のトップスイマーたちはメディアの囲み取材に対応。

インター合宿から辰巳に直行の入江陵介選手(イトマン東進)は「この1年間納得いくレースが出来ていない。今年最後のレースになるので納得のいくレース、来年に繋がるレースをしたい。」と明るい表情でコメント。
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グアム合宿から帰国直後で日焼けした池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)は「グアムでの合宿直後で疲れも溜まっているので記録はわからないが全力で泳ぎたい。今大会ではグアム合宿の成果を確認したい。」としっかり前を見据えていました。
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そして豪華な世界水泳カザン金メダリスト陣が揃った公式記者会見。残念ながら瀬戸大也選手は手術後の大事をとって欠場となりましたが、各選手ともこの時期に開催される長水路でのレースですが、さすがにオリンピックイヤー、意識も高くレースに挑んでいます。ハイレベルなレースが期待出来そうです。
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選手は左からMitch Larkin(豪州)、Emily Seebohm(豪州)、星奈津美(ミズノ)、渡部香生子(JSS立石/早稲田大学)、Katinka Hosszu(ハンガリー)、Alia Atkinson(ジャマイカ)、Jenny Johanson(スウェーデン)。
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この他にもオリンピック金メダリストのCameron van der Burgh(南アフリカ)、Anthony Ervin選手(米国)、Natalie Coughlin選手(米国)ら世界トップレベルの泳ぎが辰巳で見れる貴重なチャンス。W杯東京大会はいよいよ明日からです!

FINA/airweave Swimming World Cup 2015 Tokyo

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