いよいよ188日後に迫って来たリオデジャネイロ五輪代表選手選考会に向け、その前哨戦とも言えるメンバーが揃った2016年の『北島康介杯・東京都選手権』。2日間開催される大会の初日が終了しました。
既にリオデジャネイロ五輪代表が内定している瀬戸大也選手、星奈津美選手、渡部香生子選手のほか、多くの日本代表候補選手が出場する今大会。オリンピックイヤーの重要な大会ということもあり、報道陣も多数詰めかけています。
特に注目を集めたのは男子400m個人メドレーの決勝でしょう!昨年6月末の負傷により世界水泳カザンの舞台で泳ぐことが出来なかった萩野公介選手とその世界水泳カザンで金メダルを獲得し、その後にかかとの手術を行った瀬戸大也選手がヨーロッパGPモナコ大会以来7ヶ月ぶりとなる直接対決。
まだまだ厳しいトレーニングの真っ最中でコンディションは万全ではない中、レースは両選手の意地がぶつかり合う展開。前半からハイペースでのレース展開に場内も固唾を飲んで見守っていました。ラストの自由形は両選手とも力尽きましたが久々の直接対決を2人とも楽しんだようです。
女子50m自由形では池江璃花子選手が日本記録に0秒11と迫る25秒06の好記録、そして200m自由形では自身の持つ中学記録まで0秒22に迫る1分58秒23の好記録で二冠を達成。
女子200mバタフライでは世界王者の星奈津美選手がその貫禄を見せ、2分06秒76の好記録で優勝。「前半のスピードが上がっていない」とは言え、この時期でのこのタイムに充実感も伺わせます。
そして大会の冠にもなっている北島康介選手も出場した男子100m平泳ぎは小関也朱篤選手、渡辺一平選手の3選手の争いはタッチまでもつれるデッドヒート。小関選手が1分00秒50で優勝。北島選手が2位、渡辺選手は大幅な自己ベスト更新で3位に入りました。
このほか男子200m自由形ではベテラン松田丈志選手が高校2年生の吉田冬優選手を振り切り、1分47秒38の好記録で優勝。男子200mバタフライでは瀬戸大也選手が坂井聖人選手を後半で逆転し、「カザンでは負けてしまったので、4月を見据えて勝っておきたかった」と1分55秒33の好記録で優勝しています。
各選手ともトレーニング真っ直中の1月末に開催されている今大会ですが、さすがはオリンピックイヤーというハイレベルな戦いが繰り広げられています。明日のレースにも期待しましょう!
公式リザルトはこちらから
Kosuke Kitajima Cup 2016:第9回東京都選手権
既にリオデジャネイロ五輪代表が内定している瀬戸大也選手、星奈津美選手、渡部香生子選手のほか、多くの日本代表候補選手が出場する今大会。オリンピックイヤーの重要な大会ということもあり、報道陣も多数詰めかけています。
特に注目を集めたのは男子400m個人メドレーの決勝でしょう!昨年6月末の負傷により世界水泳カザンの舞台で泳ぐことが出来なかった萩野公介選手とその世界水泳カザンで金メダルを獲得し、その後にかかとの手術を行った瀬戸大也選手がヨーロッパGPモナコ大会以来7ヶ月ぶりとなる直接対決。
まだまだ厳しいトレーニングの真っ最中でコンディションは万全ではない中、レースは両選手の意地がぶつかり合う展開。前半からハイペースでのレース展開に場内も固唾を飲んで見守っていました。ラストの自由形は両選手とも力尽きましたが久々の直接対決を2人とも楽しんだようです。
女子50m自由形では池江璃花子選手が日本記録に0秒11と迫る25秒06の好記録、そして200m自由形では自身の持つ中学記録まで0秒22に迫る1分58秒23の好記録で二冠を達成。
女子200mバタフライでは世界王者の星奈津美選手がその貫禄を見せ、2分06秒76の好記録で優勝。「前半のスピードが上がっていない」とは言え、この時期でのこのタイムに充実感も伺わせます。
そして大会の冠にもなっている北島康介選手も出場した男子100m平泳ぎは小関也朱篤選手、渡辺一平選手の3選手の争いはタッチまでもつれるデッドヒート。小関選手が1分00秒50で優勝。北島選手が2位、渡辺選手は大幅な自己ベスト更新で3位に入りました。
このほか男子200m自由形ではベテラン松田丈志選手が高校2年生の吉田冬優選手を振り切り、1分47秒38の好記録で優勝。男子200mバタフライでは瀬戸大也選手が坂井聖人選手を後半で逆転し、「カザンでは負けてしまったので、4月を見据えて勝っておきたかった」と1分55秒33の好記録で優勝しています。
各選手ともトレーニング真っ直中の1月末に開催されている今大会ですが、さすがはオリンピックイヤーというハイレベルな戦いが繰り広げられています。明日のレースにも期待しましょう!
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Kosuke Kitajima Cup 2016:第9回東京都選手権