リオデジャネイロ五輪代表選手選考会への前哨戦とも言えるメンバーが揃った2016年の『北島康介杯・東京都選手権』。2日間の大会が終了しました。
4月の選考会、8月のオリンピック本番に向け強化の時期ながら、非常にハイレベルなレースが続いた今大会。最後の種目で遂に日本新記録が樹立されました!女子100m自由形で池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)が53秒99の日本新記録を樹立!なんと中学3年生が日本人初となる53秒台に突入です!2位の松本弥生選手(ミキハウス)もこの時期に54秒81という好記録。
「驚きで涙が出た」というほど池江選手本人もビックリの53秒台に場内も沸きました。また池江選手はこの前に行われた女子100mバタフライでも3位までが58秒台というレースで星奈津美選手(ミズノ)、長谷川涼香選手(東京ドーム)を抑えて58秒07で制し、今大会4冠を達成。
予選から注目を集めた男子200m平泳ぎは昨日の100m平泳ぎに続き、北島康介選手(アクエリアス)、世界水泳カザン代表の小関也朱篤選手(ミキハウス)、今大会好調の渡辺一平選手(早稲田大学)の三つ巴。この時期にして非常にハイレベルな展開となったレースは大学1年の渡辺一平選手がリオ五輪派遣標準記録を突破する2分09秒40の好記録で優勝。2位の小関選手が2分10秒06、3位の北島選手も2分10秒31とそれぞれ好記録でフィニッシュしました。
再び萩野公介選手(東洋大学)と瀬戸大也選手(早稲田大学)の対決に注目が集まった男子200m個人メドレーは、藤森太将選手(ミキハウス)を含めた3選手のデッドヒート。最後はこのレースも萩野選手、瀬戸選手の意地と意地がぶつかるレースとなり、共に1分57秒台で萩野選手に軍配。3位の藤森選手も1分58秒台の好記録でした。レース後に萩野選手は「ラストの自由形が課題。でもこうしてレースでライバルと泳ぐことによって課題が見つかる。」とコメント。照準は着実に4月、8月に向いています。
女子200m個人メドレーでは昨日の400m個人メドレーではチームメイトの高橋美帆選手(ミキハウス)に惜敗した清水咲子選手(ミキハウス)が2分11秒80の好記録で優勝。先日は短水路で2分05秒97の日本新記録を樹立するなど、清水選手も充実しています。
また東京都選手権という大会の性質上決勝レースは泳げなかったものの江原騎士選手(山梨学院大学)は出場した男子200m自由形で1分47秒98、400m自由形では3分48秒47と自己ベストをマーク。また50m自由形、100m自由形に出場した塩浦慎理選手(イトマン東進)も順調に強化が進んでいるようです。
今大会の最優秀選手賞『北島康介杯』は男子・渡辺一平選手、女子・池江璃花子選手がそれぞれ受賞。つい先程までレースをしていた東京都水泳協会理事・北島康介氏と記念撮影です。笑
運命のオリンピック選考会まであと60日余り。この時期のレースで課題を浮き彫りにして、選手たちは最後の追い込みに取り組んでいきます。
『東京都から世界へ』。
まずは今年のリオデジャネイロ、そして2020年に繋げていきましょう!
公式リザルトはこちらから
Kosuke Kitajima Cup 2016:第9回東京都選手権
4月の選考会、8月のオリンピック本番に向け強化の時期ながら、非常にハイレベルなレースが続いた今大会。最後の種目で遂に日本新記録が樹立されました!女子100m自由形で池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)が53秒99の日本新記録を樹立!なんと中学3年生が日本人初となる53秒台に突入です!2位の松本弥生選手(ミキハウス)もこの時期に54秒81という好記録。
「驚きで涙が出た」というほど池江選手本人もビックリの53秒台に場内も沸きました。また池江選手はこの前に行われた女子100mバタフライでも3位までが58秒台というレースで星奈津美選手(ミズノ)、長谷川涼香選手(東京ドーム)を抑えて58秒07で制し、今大会4冠を達成。
予選から注目を集めた男子200m平泳ぎは昨日の100m平泳ぎに続き、北島康介選手(アクエリアス)、世界水泳カザン代表の小関也朱篤選手(ミキハウス)、今大会好調の渡辺一平選手(早稲田大学)の三つ巴。この時期にして非常にハイレベルな展開となったレースは大学1年の渡辺一平選手がリオ五輪派遣標準記録を突破する2分09秒40の好記録で優勝。2位の小関選手が2分10秒06、3位の北島選手も2分10秒31とそれぞれ好記録でフィニッシュしました。
再び萩野公介選手(東洋大学)と瀬戸大也選手(早稲田大学)の対決に注目が集まった男子200m個人メドレーは、藤森太将選手(ミキハウス)を含めた3選手のデッドヒート。最後はこのレースも萩野選手、瀬戸選手の意地と意地がぶつかるレースとなり、共に1分57秒台で萩野選手に軍配。3位の藤森選手も1分58秒台の好記録でした。レース後に萩野選手は「ラストの自由形が課題。でもこうしてレースでライバルと泳ぐことによって課題が見つかる。」とコメント。照準は着実に4月、8月に向いています。
女子200m個人メドレーでは昨日の400m個人メドレーではチームメイトの高橋美帆選手(ミキハウス)に惜敗した清水咲子選手(ミキハウス)が2分11秒80の好記録で優勝。先日は短水路で2分05秒97の日本新記録を樹立するなど、清水選手も充実しています。
また東京都選手権という大会の性質上決勝レースは泳げなかったものの江原騎士選手(山梨学院大学)は出場した男子200m自由形で1分47秒98、400m自由形では3分48秒47と自己ベストをマーク。また50m自由形、100m自由形に出場した塩浦慎理選手(イトマン東進)も順調に強化が進んでいるようです。
今大会の最優秀選手賞『北島康介杯』は男子・渡辺一平選手、女子・池江璃花子選手がそれぞれ受賞。つい先程までレースをしていた東京都水泳協会理事・北島康介氏と記念撮影です。笑
運命のオリンピック選考会まであと60日余り。この時期のレースで課題を浮き彫りにして、選手たちは最後の追い込みに取り組んでいきます。
『東京都から世界へ』。
まずは今年のリオデジャネイロ、そして2020年に繋げていきましょう!
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Kosuke Kitajima Cup 2016:第9回東京都選手権