TOBIUO JAPAN Journal

競泳日本代表チーム「トビウオジャパン」オフィシャルブログ

2021年04月

#JAPANSWIM2021 6日目決勝結果

大会も終盤に差しかかりました。第97回日本選手権水泳競技大会 競泳競技の6日目。この日も見応え十分なレースが展開されました!
写真提供:PICSPORT
Instagram @tobiuo_japan

女子100m自由形決勝は、リレーメンバーにも関わる種目。緊張感漂う中、前半はまさに横一線で折り返し。後半、池江璃花子選手(ルネサンス/日本大学)が伸びて頭ひとつのリードを奪います。ラスト25mになってもそのスピードは衰えず、池江選手が53秒98でフィニッシュ。さらに2位には酒井夏海選手(スウィン美園/東洋大学)が54秒32、3位には五十嵐千尋選手(T&G/JSS)が54秒33で、4位の大本里佳選手(ANAイトマン)が54秒36でそれぞれ4×100mリレーの派遣標準記録を突破しました!





男子200m背泳ぎ決勝では入江陵介選手(イトマン東進)が、終始危なげないレース運びでスタートから少しずつ周りを引き離していきます。安定した泳ぎとテンポは健在。1分55秒52で派遣標準記録を突破して優勝を果たしました! 2位は入江選手に食らいついた砂間敬太選手(イトマン東進)が1分56秒22で、砂間選手も派遣標準記録を突破しました!





女子200m平泳ぎ決勝。4人の選手が1分09秒台で100mをターン。そこから少しずつ前に出て、周りを引き離していったのが渡部香生子選手(JSS)でした。150mのターンでは2位以下に1秒以上の差をつけて、ラスト50mでさらにその差を広げていって2分23秒04で派遣標準記録を突破しての優勝です!



二人で最後の自由形での勝負になる、と話していたという萩野公介選手(ブリヂストン)と瀬戸大也選手(TEAM DAIYA)。男子200m個人メドレーは、まさにその言葉通りの展開になりました。バタフライでは瀬戸選手がラップを獲り、背泳ぎで萩野選手が奪い返す。平泳ぎでほぼ横並びになり、最後の自由形も並行したままでフィニッシュ。1分57秒41で優勝したのは瀬戸選手。2位の萩野選手は1分57秒43。100分の2秒差という激戦でした。





この日の準決勝種目は男子100mバタフライと女子200m背泳ぎ。男子100mバタフライは、川本武史選手(TOYOTA)が51秒00の日本タイ記録でトップ通過。水沼尚輝選手(新潟医療福祉大学職員)が51秒35で2番手につけており、ハイレベルの決着が予想されます。
女子200m背泳ぎは、100mを制した好調な小西杏奈選手(ガスワン/サイサン)が2分11秒58で1位通過。2位は古林毬菜選手(京急電鉄)、3位には赤瀬紗也香選手(ANAAS/JSS)が続きます。



気づけばもう残り2日。疲れもあるでしょうが、最後の最後まで全力を振り絞る選手たちにとって、皆さまのご声援が力になります! 引き続き応援をお願いします!

スタートリスト・リザルトはこちらです!

予選は日本水泳連盟公式YouTubeチャンネルで放送しています!

決勝はNHKで生中継! 放送予定はこちら!

#JAPANSWIM2021 5日目決勝結果

8日間にも及ぶ戦いも、いよいよ後半戦に突入! この日は4種目の決勝競技が行われました。
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最初の決勝種目は4×100mリレーの選考にも関係する男子100m自由形。まさに横一線、48秒台で何人が泳ぐか、というところが大きなポイントになったこの種目。得意な後半の追い上げからトップを獲ったのは中村克選手(イトマン東進)。48秒23で派遣標準記録を突破して優勝を果たしました。



2位は48秒37で松元克央選手(セントラルスポーツ)、3位に48秒87で関海哉選手(日本大学)が、そして4位の難波暉選手(新東工業愛知/TYR)が48秒88で泳ぎ、4人で4×100mリレーの派遣標準記録も突破しました!



女子200mバタフライは、前半100mを59秒78で長谷川涼香選手(東京ドーム/日本大学)が折り返します。長谷川選手はスピードを落とすことなく最後まで泳ぎ切り、2分07秒58で派遣標準記録を突破し、優勝を飾りました!
前半から攻める牧野紘子選手(東京ドーム/早稲田大学)を林希菜選手(イトマン/同志社大学)が追い詰めていきますが、最後は牧野選手が逃げ切って2分08秒66で2位、林選手は2分08秒76の3位となりました。



男子200m平泳ぎでは、佐藤翔馬選手(東京SC/慶應義塾大学)と渡辺一平選手(TOYOTA)が前半から積極的に攻めていきます。100mの折り返しは、佐藤選手が1分00秒89でトップ。150mまでに佐藤選手は2位以下への差をさらに広げ、ラスト50mも失速することなくフィニッシュ。2分06秒40の日本新記録を樹立! 派遣標準記録も突破して優勝です!
2位に入ったのは、前半から攻める二人に惑わされることなく自分のペースを守り切った4レーンの武良竜也選手(BWS)。ラスト50mで一気に渡辺選手を抜き去り、2分07秒58で派遣標準記録を突破しました!





男子800m自由形は、竹田涉瑚選手(オーエンス)と黒川紫唯選手(イトマン富田林/近畿大学)の二人が並んでレースが展開。400mを通過しても並び、その後もピタリと食らいついて離れません。ラスト、先に仕掛けたのは竹田選手。それでも黒川選手は離れず、逆にラスト50mで逆転。7分49秒55の日本新記録を樹立して初優勝を飾りました! 竹田選手は7分50秒42で2位となりました。



この日の準決勝は4種目。女子100m自由形は池江璃花子選手(ルネサンス/日本大学)が54秒36で1位通過。五十嵐千尋選手(T&G/JSS)、大本里佳選手(ANAイトマン)と続きます。
男子200m背泳ぎではベテラン入江陵介選手(イトマン東進)が1分57秒53でトップ、続く2番手で坂井聖人選手(セイコー)が1分58秒08で通過しています。3位通過は高校2年生の竹原秀一選手(はるおか赤間/東福岡高校)でした。
女子200m平泳ぎは宮坂倖乃選手(コナミスポーツ/明治大学)が1位で決勝へ。渡部香生子選手(JSS)が2位、3番通過は高校2年生の曽我部菜々選手(枚方SS/近畿大附属高校)です。



若手の台頭も目立つ今大会。6日目にはどんな戦いが観られるのでしょうか。
全力を出し切って戦い続ける選手たちにご声援をお願いします!

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予選は日本水泳連盟公式YouTubeチャンネルで放送しています!

決勝はNHKで生中継! 放送予定はこちら!

#JAPANSWIM2021 4日目決勝結果

熾烈な代表権争いも、ちょうど折り返し地点。大会4日目の決勝競技を終え、この日も新たな代表選手が誕生しました!
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女子200m自由形の決勝。前半から積極的に攻めていったのは、白井璃緒選手(東洋大学/JSS宝塚)。五十嵐千尋選手(T&G/JSS)、池本凪沙選手(イトマン/中央大学)がそれに続きます。勝負は150mを折り返してから。粘る白井選手を交わした五十嵐選手が一気に差をつけて、1分57秒47でリレーの派遣標準記録を突破して優勝を飾りました!
白井選手は1分58秒37で粘って2位をキープ。3位にはラスト50mで追い上げた増田葵選手(菅公学生服/近大クラブ)が1分58秒86で入りました。



男子200mバタフライでは、スタートから1レーンの小堀勇気選手(ミズノ)が飛び出し、身体ひとつ分のリードを奪います。攻める小堀選手を瀬戸大也選手(TEAM DAIYA)と本多灯選手(ATSC.YW/日本大学)が150mで捉えると、そのまま二人の一騎打ちに。ラスト15mでスッと前に出たのは、本多選手。1分54秒88で派遣標準記録を突破し、日本選手権初優勝を果たしました!
瀬戸選手はラスト50mで本多選手について行けませんでしたが、1分55秒20で派遣標準記録を突破して2位に入りました。





女子200m個人メドレーは、大橋悠依選手(イトマン東進)、大本里佳選手(ANAイトマン)、寺村美穂選手(セントラルスポーツ)の三つ巴の争いに。バタフライ、背泳ぎと大橋選手と大本選手が牽引。平泳ぎでスルスルと大橋選手と大本選手に並んだのが寺村選手でした。そしてまさに横一線の状態で最後のクロールへ。ラスト15mで前に出たのは、寺村選手。2分09秒55で派遣標準記録を突破し、2連覇を達成しました! 2位の大橋選手も2分09秒67で派遣標準記録を突破しています。





女子1500m自由形決勝は、OWSでも活躍している森山幸美選手(SWANS)、山本美杏選手(枚方SS/同志社大学)、佐藤千夏選手(スウィン大教/早稲田大学)に高校1年生の若手、青木虹光選手(県央SS/明和県央高校)らがレースを引っ張ります。
800mを過ぎたあたりから、徐々に森山選手が周りとの差を広げていき、最後は2位以下に3秒近くの差をつけてフィニッシュ。16分17秒60で優勝を飾りました!
2位は佐藤選手で16分20秒02、若手注目株の青木選手が16分23秒02で3位に入りました。



この日の準決勝種目は3つ行われました。
男子100m自由形は中村克選手(イトマン東進)が48秒64でトップ通過。以下松元克央選手(セントラルスポーツ)、難波暉選手(新東工業愛知/TYR)までが48秒台で決勝に進出しています。
女子200mバタフライは、長谷川涼香選手(東京ドーム/日本大学)が2分08秒84で1位通過。2番手は林希菜選手(イトマン/同志社大学)、牧野紘子選手(東京ドーム/早稲田大学)、藤本穏選手(枚方SS/四条畷学園高校)と2分09秒台で続いています。
男子200m平泳ぎでは、武良竜也選手(BWS)が2分08秒08でトップ通過。渡辺一平選手(TOYOTA)も2分08秒台で続き、佐藤翔馬選手(東京SC/慶應義塾大学)は3位で決勝へ。8人中7人が2分10秒を切るタイムで泳いでおり、決勝もハイレベルな争いになることでしょう。



大会も後半戦がスタートします!
過酷な争いを戦い抜く選手たちへのご声援、よろしくお願いします!

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決勝はNHKで生中継! 放送予定はこちら!

#JAPANSWIM2021 3日目決勝結果

選手たちの夢の舞台への切符を懸けた戦いが繰り広げられている、第97回日本選手権水泳競技大会 競泳競技。3日目も好記録が誕生です!
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男子200m自由形決勝。2019年FINA世界選手権(韓国・光州)で銀メダリストとなった松元克央選手(セントラルスポーツ)が、前半から積極的な泳ぎを見せます。150mのターンでは、自身が持つ日本記録を1秒近く上回るハイペース。その勢いは最後まで衰えず、1分44秒65の日本新記録を樹立して優勝を果たしました!



2位には高校生の柳本幸之介選手(日大豊山高校)が1分47秒45で、3位に萩野公介選手(ブリヂストン)が1分47秒72で入ります。そして4位の高橋航太郎選手(自衛隊)が1分47秒93で泳ぎ、4人の合計タイムで4×200mリレーの派遣標準記録を突破です!



女子100m背泳ぎ決勝でスタートから頭ひとつ抜け出したのは、小西杏奈選手(ガスワン/サイサン)。50mのスプリットタイムは酒井夏海選手(スウィン美園/東洋大学)に奪われますが、ターン後のバサロキックで盛り返します。75mを過ぎたところでは酒井選手が再度前に出ていましたが、ラスト15mでグッと前に出たのは小西選手。最後まで小気味良いテンポで泳ぎ切り、59秒93でメドレーリレーの派遣標準記録を突破して優勝です!
酒井選手は1分00秒28の2位、3位には1分00秒85で赤瀬紗也香選手(ANAAS/JSS)が入りました。



男子100m背泳ぎ決勝は、入江陵介選手(イトマン東進)が危なげないレース運びを披露。「昨日の夜から緊張していた」と話しますが、53秒13できっちりと派遣標準記録を突破して貫禄の優勝を飾っています!
接戦となった2位争いを制したのは、金子雅紀選手(イトマン東進)。記録は54秒04。3位には長谷川純矢選手(ミキハウス)が54秒12で入っています。



横一線の接戦が予想された女子100m平泳ぎ決勝。前半から積極的に攻めたのは青木玲緒樹選手(ミズノ)。それに宮坂倖乃選手(コナミスポーツ/明治大学)、鈴木聡美選手(ミキハウス)が続きます。後半もスピードを保って先行する青木選手を残り15mから一気に追い込んできたのが、渡部香生子選手(JSS)。身体半分以上あった差をあっという間に詰めると、青木選手と並んでタッチ。100分の5秒差の勝負に勝ったのは渡部選手。1分06秒51で派遣標準記録を突破して優勝! 2位の青木選手も1分06秒56で派遣標準記録を突破しています。1分07秒18で3位に入ったのは、鈴木選手でした。





この日の準決勝種目は3つ行われました。
4×200mリレーの選考にも関わる女子200m自由形。その準決勝では、五十嵐千尋選手(T&G/JSS)が1分58秒90で1位通過。それに池本凪沙選手(イトマン/中央大学)、白井璃緒選手(東洋大学)、青木智美選手(あいおいニッセイ/ATSC.YW)、増田葵選手(菅公学生服/近大クラブ)と続き、5位通過の増田選手までが2分を切るタイムをマークしています。
男子200mバタフライ準決勝は本多灯選手(ATSC.YW/日本大学)が1分54秒93のトップタイムをマーク。瀬戸大也選手(TEAM DAIYA)は1分55秒56の2番手につけています。
女子200個人メドレーの準決勝は、大橋悠依選手(イトマン東進)が安定した泳ぎを見せて、「予定通り」の2分10秒74で1位通過。2番手は大本里佳選手(ANAイトマン)、寺村美穂選手(セントラルスポーツ)が3位通過を果たしています。中学3年生の成田実生選手(金町SC)も4位で決勝に進んでおり、決勝レースが楽しみです。



日本新記録も飛び出した3日目。ますます勢いに乗って好記録、好レースが期待されます!
戦いはまだ中盤戦。全力を出し切って泳ぐ選手たちへのご声援をお願いします!

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#JAPANSWIM2021 2日目決勝結果

初日から熱い戦いが繰り広げられている第97回日本選手権水泳競技大会 競泳競技(JAPAN SWIM 2021)。2日目も好レース続出です!
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この日は女子100mバタフライ決勝からスタート。池江璃花子選手(ルネサンス/日本大学)、長谷川涼香選手(東京ドーム/日本大学)、相馬あい選手(ミキハウス)を始め、まさに横一線の接戦が予想されたこのレース。
スタートから相馬選手が飛び出し、それに池江選手が続きます。50mの折り返し後、スルスルと抜け出したのは池江選手。準決勝で失速した後半を修正し、最後までそのリードを守ってフィニッシュ。57秒77でメドレーリレーの派遣標準記録を突破して優勝を果たしました!
長谷川選手は58秒18の2位、3位には58秒26で飯塚千遥選手(筑波大学)が入りました。



日本のお家芸、平泳ぎの100m決勝。こちらも女子100mバタフライと同じように横一線の攻防が繰り広げられます。そんな混戦を制したのは、50mを8位でターンした佐藤翔馬選手(東京SC/慶應義塾大学)でした。59秒30と準決勝よりタイムを落としてしまいましたが、メドレーリレーの派遣標準記録を突破しての優勝です!



女子400m自由形は、小堀倭加選手(セントラル戸塚/日本大学)と難波実夢(MGニッシン/近畿大学)の二人の争いに。
先行する難波選手にピタリと食らいつく小堀選手。そのまま逃げ切りたかった難波選手ですが、ラスト50mで小堀選手が猛追。じりじりと差を詰めていき、ラスト5mで並んだままタッチ。100分の2秒差の接戦を制したのは、小堀選手でした。タイムは4分06秒34の日本学生新記録。難波選手も4分06秒36の自己ベストを更新し、二人とも派遣標準記録を突破です!





ほか、この日の準決勝種目は4つ。
女子100m背泳ぎは酒井夏海選手(スウィン美園/東洋大学)がトップ通過。男子200m自由形は松元克央選手(セントラルスポーツ)が順当にトップで決勝に進出。女子100m平泳ぎは青木玲緒樹選手(ミズノ)が、入江陵介選手(イトマン東進)が男子100m背泳ぎでそれぞれ1位通過を果たしています。



まだまだ戦いは始まったばかり!
これからも選手は全力で世界を目指して戦い続けますので、応援をよろしくお願いします!

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