TOBIUO JAPAN Journal

競泳日本代表チーム「トビウオジャパン」オフィシャルブログ

2022年10月

#日本選手権25m 2日目決勝結果

初日には世界新記録が飛び出した日本選手権(25m)。2日目のこの日も好レースが続いています!

女子100m自由形は、白井璃緒選手(ミズノ)が後半の強さを見せ、ただ一人の52秒台となる52秒85で優勝! 白井選手はそのあとの女子100m背泳ぎにも出場。こちらは前半から積極的に攻めるレース展開を見せ、2位以下に1秒以上の差をつける56秒91をマークして優勝。これで2冠達成です!



男子100m自由形では、最後まで接戦だったレースを松元克央選手(ミツウロコ/三菱養和SS)が46秒85で制しました!
さらに松元選手は男子400m自由形にも出場。こちらは1500m自由形で短水路日本記録を更新した竹田涉瑚選手(オーエンス)と接戦を繰り広げます。竹田選手リードで迎えた最終局面、ラスト50mでその差を一気に詰めた松元選手が逆転勝利。3分40秒05で優勝し、今大会3冠です! 竹田選手は3分40秒21で2位となりました。



女子50m平泳ぎは、初日に100mで短水路日本記録を樹立した青木玲緒樹選手(ミズノ)が29秒59で優勝。日本記録まではあと100分の2秒と惜しいレースでしたが、青木選手は100mと合わせて2冠です!



そしてこのレースでは、斎藤千紘選手(セントラル目黒/早稲田大学)が30秒04の短水路日本学生新記録を樹立して3位に入りました!



男子50m平泳ぎは、8人がまさに横一線のレースを展開。最後は日本雄也選手(アクアティック/近大クラブ)と新山政樹選手(自衛隊)のふたりが同着優勝。記録は26秒26で、日本選手はこれで100mに続く2冠です!



男子100m背泳ぎは入江陵介選手(イトマン東進)が、こちらも日本記録に迫る好記録をマーク。惜しくも100分の4秒届かなかったものの、49秒69で優勝し、入江選手も2冠です。



女子200m個人メドレーは大橋悠依選手(イトマン東進)がバタフライからリードを奪い、そのまま安定した大きな泳ぎで逃げ切ってフィニッシュ。2分07秒09で優勝を飾っています。
この種目は2位に入った成田実生選手(金町SC)は高校1年生、そして3位だった中嶋碧選手(ナントSC)は中学3年生と、若手の勢いが出てきている種目です。



男子200m個人メドレーを制したのは、瀬戸大也選手(TEAM DAIYA)。バタフライで飛び出す本多灯(日本大学)を背泳ぎで逆転し、また自由形で本多選手の追い上げも振り切り、瀬戸選手が1分51秒83で優勝を飾りました。本多選手は1分51秒97の2位に入っています。



女子100mバタフライは非常に珍しいレースに。優勝は男子50m平泳ぎのように、相馬あい選手(ミキハウス)と津田萌咲(新潟医療福祉大学)のふたりが56秒71の同着優勝。それだけではなく、実は50mの折り返しのタイムも26秒56の同タイム。最初から最後までふたりの競り合う様子は見応えのあるレースでした。
それだけではなく、3位は内田かりん選手(神奈川大学/フィッツ青葉)、大嶋千桜(イトマン/四條畷学園高校)のふたりが57秒01の同着という、まさに珍しい同着が二組というレースとなりました。



男子100mバタフライは、最後の最後で1レーンの田中優弥選手(新潟医療福祉大学職員)が逆転。49秒72で優勝を果たしています。



女子400m自由形は難波実夢選手(JSS/近畿大学)が前半から周囲を大きく引き離す泳ぎで、4分00秒97の好タイムで優勝を果たし、今大会2冠です!



8人中7人が高校生という、若手の勢いあるレースが魅力だった女子200m平泳ぎ。このレースを2分21秒36で制したのは、楠田夢乃選手(藤村SS/藤村女子高校)でした。



今大会を締めくくるのは、男子200m平泳ぎ。前半から攻める渡辺一平選手(TOYOTA)。それに食らいつくかたちでピタリとマークしていた瀬戸選手は、150mで渡辺選手の前に出ると、ふたりが同時にラストスパート。最後まで接戦を繰り広げたこのレースは、瀬戸選手に軍配が上がりました。記録は2分01秒63。渡辺選手は瀬戸選手から遅れることたったの100分の7秒、2分01秒70で2位となりました。

そして今大会、最も高いレベルの記録(FINAポイントで高得点)を出した選手に贈られるJOC杯は、男子は本多選手、女子は青木選手にそれぞれ授与されました。



今大会は2日間を通して、10の新記録が誕生。
夏が終わり、徐々に選手たちも次のシーズンに向けてスタートを切り始める時期になりました。
これからの選手たちの活躍にもぜひ注目してください!
2日間、応援ありがとうございました!

スタートリスト・リザルトはこちらです!

日本水泳連盟公式YouTubeチャンネルで放送しています!

#日本選手権25m 1日目決勝結果

短水路で開催される日本選手権(25m)。東京辰巳国際水泳場で開幕したこの大会、初日から新記録が続出! さらに世界新記録まで飛び出しました!

男子200mバタフライの決勝。予選でトップだった本多灯選手(日本大学)は、前半から積極的なレース展開を見せ、5レーンを泳ぐ瀬戸大也選手(TEAM DAIYA)の持つ世界記録に迫る51秒39で折り返します。
そこから本多選手の本領発揮。150mのターンで世界記録を上回ると、従来の記録を1秒39も更新する、1分46秒85の短水路世界新記録、日本新記録、そして学生新記録の3つを一気に更新して優勝を飾りました!

「世界記録が出て、自分も驚いているのがいちばんですが、今はもう最高の気分です。練習だけではなく、学校生活や私生活のことをあらためてしっかり考えるようになって、以前と行動も変わってきました。練習だけではなく、そういう考え方の変化もこの記録更新につながったのだと思います」(本多選手)



そのほかにも短水路日本新記録も3つ誕生。

ひとつは男子200m自由形の松元克央選手(ミツウロコ/三菱養和SS)。1分41秒67で、自身が持っていた短水路日本記録を更新して優勝。
「過去の自分を超えられたのは、素直にうれしいですし、地力がついてきたな、と感じています」(松元選手)



ふたつ目は、男子1500m自由形。昨年のこの大会で14分30秒88の記録を樹立した竹田涉瑚選手(オーエンス)が、今大会で30秒の壁を突破する、14分29秒92の短水路日本新記録を樹立しました!
「後半、自分の感覚で頑張れば記録は出せる、と思って粘りました。日本人で初めて14分30秒を切ることができてうれしいです」(竹田選手)



そして青木玲緒樹選手(ミズノ)が、女子100m平泳ぎで1分04秒01の短水路日本新記録で優勝。予選から1分04秒11と、日本記録に迫る記録を出していただけに、決勝では周囲の期待に応えるかたちで優勝を果たしました!
「日本記録を出せたことはうれしいです。でも1分03秒の前半を狙っていたので、タイムだけを見たらとっても悔しい気持ちでいっぱいです」(青木選手)



女子50mバタフライでは、津田萌咲選手(新潟医療福祉大学)が予選で25秒39の短水路学生記録を更新すると、決勝ではさらにその記録を上回り、25秒26の学生新記録で優勝を果たします。



男子50m背泳ぎは、表彰台こそ逃しましたが、養日聖選手(JSS大原)が23秒73の短水路高校新記録を樹立しています。

初日は新記録が9も誕生。そのほかの種目でも熱戦が繰り広げられています!

女子200m自由形では、五十嵐千尋選手(T&G)が接戦を制して1分55秒34での久しぶりの優勝。女子100m個人メドレーは、大橋悠依選手(イトマン東進)が59秒05で優勝し、男子100m個人メドレーは、松本周也選手(中京大学/伊東SS)が52秒17で優勝しました。







女子50m背泳ぎは高橋美紀選手(林テレンプ)が26秒57で、同種目の男子は入江陵介選手(イトマン東進)が、スピードが出ていることを証明する23秒25で優勝を果たしました。男子50mバタフライでは、川本武史選手(TOYOTA)が22秒43で優勝です。







女子800m自由形では、難波実夢選手(JSS/近畿大学)が2位以下を大きく引き離す展開を見せて8分18秒06で優勝。女子50m自由形は神野ゆめ選手(中京大学)が24秒49で、男子50m自由形は横一線の接戦を松井浩亮(新潟医療福祉大学職員)が21秒16でそれぞれ制しました。







女子400m個人メドレーは成田実生(金町SC)が逆転で4分29秒70の優勝。男子は瀬戸選手が4分00秒70で安定した泳ぎで優勝です。女子200m背泳ぎでは高校1年生の山本千晶選手(ダンロップSC/日大藤沢高校)が2分04秒66で優勝し、同種目男子は1レーンから逆転劇を見せた栁川大樹選手(SPホウトク金沢/明治大学)が1分50秒94で優勝です。









女子200mバタフライは、今シーズン好調の三井愛梨選手(桐蔭学園高校/横浜サクラ)が2分04秒35で優勝し、男子100m平泳ぎは日本雄也選手(アクアティック/近大クラブ)が56秒41で優勝を飾りました。





大会1日目からたくさんの新記録が誕生した今大会。2日目にも選手たちの活躍に期待しましょう!

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ジュニアナショナルチーム合宿および遠征について



2022年ジュニアナショナルチーム合宿及びジュニアナショナルチーム遠征について、下記3点の資料を更新いたしました。

・ジュニアナショナルチーム合宿 開催要項
・ジュニアナショナルチーム合宿 参加対象者一覧(9月27日時点)
・ジュニアナショナルチーム遠征について


下記のリンクからご確認ください。
2022年ジュニアナショナルチーム合宿および遠征について




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