TOBIUO JAPAN Journal

競泳日本代表チーム「トビウオジャパン」オフィシャルブログ

2023年07月

#世界水泳選手権 8日目決勝結果

22年ぶりに福岡で開催されていた世界水泳選手権2023福岡大会も、とうとう最終日を迎えました。
写真提供:PICSPORT
Instagram @tobiuo_japan

地元の大歓声のなかで決勝レースを迎えたのは、鈴木聡美選手。前日の50m平泳ぎ準決勝を8位で突破。そして迎えた決勝では、思い切った泳ぎを披露して30秒44でひとつ順位を上げて、7位入賞で今大会を締めくくった。



「今までの水泳人生で、こんなに楽しい試合は初めてでした。今大会でひとつ正解が見えたかな、と。自分の可能性を信じてこれからもチャレンジしていきます」(鈴木選手)

女子400m個人メドレーの予選を3番手で突破したのは、成田実生選手。「2回目のレースへの不安があった」と話しますが、それでも初の世界の大舞台で堂々とした泳ぎを見せ、4分42秒14の8位入賞を果たしました。



谷川亜華葉選手も決勝進出を目指して予選に向かいましたが、4分40秒21の9位と、惜しくも決勝進出を逃しました。



最後に行われたのは、男女の4×100mメドレーリレー。
男子は予選と同じく、主将の入江陵介選手、渡辺一平選手、水沼尚輝選手、そして松元克央選手の4人で臨みます。入江選手は53秒71で、渡辺選手が59秒41で続きます。水沼選手は51秒26でアンカーの松元選手につなぎ、最後は48秒20でフィニッシュ。トータル3分32秒58の、予選から順位をひとつアップさせて6位入賞です!



女子は予選を白井璃緒選手、青木玲緒樹選手、相馬あい選手、そして池江璃花子選手の4人で出場し7位で決勝へ。その決勝レースは、平泳ぎに鈴木選手が入ったメンバーで挑みました。
白井選手は1分00秒96、鈴木選手は1分05秒73でつなぎ、57秒67で相馬選手が最後の池江選手にバトンを渡します。アンカーの池江選手は6位で受け取ったバトンをそのまま順位を落とさず53秒66でフィニッシュ。3分58秒02で順位を2つ上げて、男子と同じ6位入賞を果たしました!



8日間に渡って戦ってきた選手たちへのご声援、ありがとうございました!

自国開催での大声援は、選手たちの力になりました。この経験を糧に、選手たちはまた新たな戦いに向かいます!

これからもトビウオジャパンをよろしくお願いします!
応援、ありがとうございました!



スタートリスト・リザルトはこちらです!

決勝は地上波でも生中継! 放送予定はこちら!

ABEMAでも配信中!

#世界水泳選手権 7日目決勝・準決勝結果

長丁場の戦いであった世界水泳選手権2023福岡大会も、残り2日。土曜日ということもあって、会場は超満員。大歓声を受けて、この日もトビウオジャパンは全力で世界と戦います!
写真提供:PICSPORT
Instagram @tobiuo_japan

自由形で厳しい結果に終わった松元克央選手は、男子100mバタフライの準決勝で51秒16で決勝進出!
その決勝レース、いつものように後半勝負。ラスト15mの勝負強さを生かしたレースを展開し、51秒20の7位で入賞を果たしました!



「今大会初めての決勝で、すごく楽しめました。もう、やりきりました。今出せる力は出し切ったと思います」(松元選手)

準決勝を5位で突破し、世界の決勝の舞台に帰ってきた池江璃花子選手。集中して、スタート台へ。一つのミスも許されない50m種目で、池江選手は最後まで自分の泳ぎを貫きました。結果は、27秒78の7位入賞です!



「決勝の舞台は、もう本当にやるだけ、と思って泳ぎました。自分の力を出し切れたらもっと記録は出ると思いますが、それができないのがレースの難しさだな、とあらためて思いました」(池江選手)

混合4×100mリレーは、予選と同じく五味智信、中村克、池本凪沙、神野ゆめの4人で決勝へ。五味選手が49秒58で中村選手につなぎ、その中村選手は前半から攻めて48秒60で引き継ぎます。続く池本選手は好調を維持し、今回も53秒67と好タイムをマーク。そして神野選手が55秒11で泳ぎ、トータル3分26秒96の7位入賞となりました。



今大会絶好調の鈴木聡美選手は、地元の大声援をうけて女子50m平泳ぎの準決勝のレースに臨みます。スタートで「少し浮き上がりでミスがあった」と出遅れるものの、自信を持っていたという後半、キックを生かした泳ぎで追い上げ30秒33の8位で決勝進出です!



「8位、という電光掲示板を見たとき、本当にうれしかったです。すごく楽しいレースができていますし、本当に今『私、まだ出るんだ』と、限界が見えない選手だなって思っています。決勝は全力を出し切るだけです」(鈴木選手)

男子50m背泳ぎの準決勝には主将の入江陵介選手と川本武史選手のふたりが登場。川本選手は25秒14の14位、入江選手は25秒21の15位と、それぞれ決勝進出はなりませんでした。





今回の世界水泳選手権も最終日を残すのみ!

最後まで世界と全力を賭して戦う選手たちへのご声援、よろしくお願いします!!

スタートリスト・リザルトはこちらです!

決勝は地上波でも生中継! 放送予定はこちら!

ABEMAでも配信中!

#世界水泳選手権 6日目決勝・準決勝結果

残すところ、大会もあと3日。世界水泳選手権2023福岡大会の競泳6日目、この日も選手たちは世界を相手に健闘しました!
写真提供:PICSPORT
Instagram @tobiuo_japan

男子200m背泳ぎ決勝は、若手栁川大樹選手が登場。後半の追い上げを生かしたレース展開で、堂々と世界の初めての決勝の舞台を泳ぎ切り、1分58秒75の8位入賞です!



「レース前から身体が重いな、というのはありましたが、自己ベストを出したかったです。練習が足りていない、というのが良く分かりました」(栁川選手)

男子200m平泳ぎでは、渡辺一平選手が決勝レースに挑みます。渡辺選手らしい、長い手足をうまくいかした大きなストロークでレースを展開。前半を1分01秒28の2位で折り返す積極性を見せます。後半も大きな泳ぎを維持して粘りを見せ、2分08秒78の6位入賞を果たしました。

「今日できる最高のパフォーマンスはできたと思います。自分の詰めの甘さは痛感しましたが、精一杯、今の自分の力は出し切れたと思います」(渡辺選手)



男子100mバタフライでは、予選を51秒48の10位で松元克央選手が準決勝へ。その準決勝は、持ち味の後半の追い上げを武器に51秒16秒をマークして7位決勝進出を決めています!



松元選手と一緒に出場していた水沼尚輝選手は、51秒93で予選19位となり準決勝には進めませんでした。



女子200m背泳ぎ予選は、白井璃緒選手が2分11秒24の13位で準決勝へ。前半、上位に食らいつく積極的なレース展開を見せますが、後半に疲れから思うように伸びず2分12秒45の全体14位となりました。



高校生で初出場を果たしていた弘中花音選手は「力を出し切れなくて悔しい」と2分12秒57の予選17位。この経験を生かして、「インターハイなどの国内大会で結果を残したい」と前を向きます。



男子50m自由形は塩浦慎理選手が22秒15の23位、中村克選手は22秒21の27位という結果に。
「泳ぎの仕上がりは良かったので、浮き上がりで失敗があったのが残念でした」(塩浦選手)
「前半の遅れを取り戻せないレースになってしまいました」(中村選手)





女子50mバタフライは池江璃花子選手、相馬あい選手が二人揃って準決勝へ。
その準決勝、先に登場した相馬選手が「緊張はしましたが、出し切れたといえば、今の力は出し切れたと思います」と26秒18でフィニッシュ。続く池江選手は、ラスト10mから猛烈な追い上げを見せ、タッチ差で組の2番手を獲得。記録は25秒72で全体の5位で決勝進出です!



「大歓声の中で泳ぐのはとても気持ちが良かったです。楽しい中に勝負をする、という強い気持ちを持って泳ぐことができました」(池江選手)



決勝進出を目指す男子4×200mリレー。眞野秀成選手、松元選手、田中大寛選手、そして吉田冬優選手が出場。第1泳者の眞野選手が1分47秒25の自己ベストを更新して引き継ぎ、松元選手も1分45秒60をマーク。田中選手が1分48秒23、そして吉田選手が1分47秒62でつなぎ、7分08秒70でフィニッシュしましたが、惜しくも全体9位で決勝進出はなりませんでした。



女子800m自由形予選には、難波実夢選手と小堀倭加選手が出場。小堀選手は「ベストを狙う」と、安定したペースを刻み、最後はきっちりとペースアップ。自己記録には届きませんでしたが8分29秒54の11位と健闘しました。



難波選手は「初日の400mで出し切れてない感じがあったので、今日は出し切るという強い気持ちで泳ぎました」と気合いの入った泳ぎを見せますが、少し「空回りしてしまったところがある」と、8分34秒62の16位となりました。



8日間にも及ぶ大会も残すところあと2日。
疲れもありますが、全力で戦う選手たちの背中を、ぜひ皆さんの声援で後押ししてください!

世界と全力を賭して戦う選手たちへのご声援、よろしくお願いします!!

スタートリスト・リザルトはこちらです!

決勝は地上波でも生中継! 放送予定はこちら!

ABEMAでも配信中!

#世界水泳選手権 5日目決勝・準決勝結果

大会も後半戦に突入する5日目! この日は若手選手が躍動する泳ぎを披露してくれました!
写真提供:PICSPORT
Instagram @tobiuo_japan

女子200mバタフライの決勝進出を決めていた三井愛梨選手。「前半から攻めたい」と言っていた通り、準決勝から前半100mのタイムを上げて1分01秒26でターン。勝負のラスト50m、テンポを上げて追い上げていき2分07秒15で5位タイとなりました!



「自己ベストだったらメダルが獲れていたと思うので、次につなげたいと思います。前半から攻めて楽しいレースができました」(三井選手)

男子200m個人メドレーの決勝には、準決勝でベストをマークした小方颯選手と、400mで銅メダルを獲得した瀬戸大也選手のふたりが登場。
前半から飛び出していく海外選手たちに惑わされることなく、ふたりとも自分のレースを展開。小方選手、瀬戸選手共に平泳ぎから徐々に前を伺い、最後の自由形でラストスパート。瀬戸選手は1分56秒70の6位に、小方選手は1分57秒82の8位でそれぞれ入賞を果たしました。



「今の力は出し切れたかな、と思います。この結果を受けて、これからやるべきことは明確になっていると思います。強みは伸ばして、弱みは潰せるように練習していきます」(瀬戸選手)



「全然思い通りのレースができませんでした。でも3本泳ぐのも初めてだったので良い経験になりました。入場したときの歓声がすごくて感動しました。こんな声援を受けながら泳ぐことができたのは幸せでした。」(小方選手)

男子200m平泳ぎの準決勝には、2人で決勝進出を目指す渡辺一平選手と佐藤翔馬選手が登場。
ふたりとも「前半から攻めたい」と話していましたが、渡辺選手、佐藤選手共に1分02秒台でのターン。後半、何とか巻き返しを図り渡辺選手は2分09秒50の8位で決勝進出を決めます。佐藤選手は2分10秒72の全体14位となり準決勝敗退となりました。





男子200m背泳ぎの準決勝には、若手のふたりが登場。竹原秀一選手は、前半から攻めるタイプ。100mを56秒94で折り返し、ラストも粘りを見せて1分58秒10をマーク。しっかり予選よりもタイムを上げましたが、全体14位という結果に。
栁川大樹選手は、後半追い上げが得意なタイプ。前半は57秒90で折り返しましたが、ラスト50mで一気に周りを追い上げていき、1分57秒23の自己ベストを叩き出して全体7位となり、初出場で初の決勝進出を決めました。





女子100m自由形準決勝に進出していた池江璃花子選手。前半を抑えて後半勝負は、予選後に話していた通り。ラストはキックを入れて他を追い上げて54秒86でフィニッシュ。全体15位という結果になりました。



女子200m平泳ぎには、今井月選手が登場。予選よりも前半を少し抑えたレースを展開。後半に入って伸びのある、キックを生かした今井選手らしい泳ぎで周りを追い上げ、2分24秒68でフィニッシュ。惜しくも全体の9位という結果でした。



また、女子4×200mリレーでは、白井璃緒選手、池本凪沙選手、五十嵐千尋選手、望月絹子選手の4人で挑みます。
白井選手は1分58秒80で引き継ぎ、池本選手も1分58秒33でつなぎます。五十嵐選手は1分59秒94、そして望月選手は2分00秒15でそれぞれバトンをつなぎ、7分57秒22の9位という結果となりました。



若手選手たちが決勝で躍動し、さらに皆さまの大歓声のおかげで自己ベストを更新する選手も出てきています!

残りの日程も世界と全力を賭して戦う選手たちへのご声援、よろしくお願いします!!

スタートリスト・リザルトはこちらです!

決勝は地上波でも生中継! 放送予定はこちら!

ABEMAでも配信中!

#世界水泳選手権 4日目決勝・準決勝結果

世界水泳選手権2023福岡大会も中盤戦の4日目。トビウオジャパンに待望の2人目のメダルが誕生しました!
写真提供:PICSPORT
Instagram @tobiuo_japan

男子200mバタフライ決勝。2レーンからスタートした本多灯選手は、前半から飛ばす海外選手たちに惑わされることなく、スタートから落ち着いた泳ぎを見せます。
200mを折り返して少しペースを上げた本多選手が150mのターンで2位に。ラスト50mの戦いになったところで会場がゆれるように沸き起こり、その声援を受けて最後まで泳ぎ切った本多選手は、1分53秒66の3位で銅メダルを獲得しました!



「メダルが獲れて、本当にうれしいです。今はこのひと言につきます。初日の400m個人メドレーでうまくいかなかったなか、ここまで立て直して来られたことは良かったですし、次につながるレースができました」(本多選手)

予選を7位で通過した混合4×100mメドレーリレー。第1泳者の入江陵介選手は予選よりもタイムを上げて、53秒42で渡辺一平選手につなぐ。渡辺選手も59秒台で引き継ぐと、「男子選手に抜かれると逆転できないので必死で粘りました」と相馬あい選手が7位で踏ん張ります。アンカーは池江璃花子選手。53秒91でしっかりと7位を守り切りフィニッシュしました。



女子50m背泳ぎ準決勝では、予選で27秒84の自己ベストをマークした高橋美紀選手が出場。「もう一度ベストを出して決勝に進みたかった」と28秒13の14位となりましたが、国際大会で自分の力を出し切るレースを見せてくれました!



男子200m個人メドレー準決勝は、瀬戸大也選手が1分57秒15の6位、小方颯選手は1分57秒06の自己ベストで、2人が揃って決勝進出を決めています。瀬戸選手は「後半詰まったので、そこを修正して決勝に臨みたい」、小方選手は「自分のレースがしっかりできたと思います。決勝が楽しみです」とそれぞれ意気込みを語ってくれました。





女子200mバタフライの準決勝には三井愛梨選手と牧野紘子選手の2人が登場。ふたりとも前半しっかり落ち着いてレースを展開。そして後半、持ち味の追い上げを見せて、三井選手が2分07秒51の7位に入って決勝進出。牧野選手は2分08秒40と、惜しくもわずかの差で9位という結果になりました。



「緊張はしていたんですが、今日は自信を持って泳ごう、という気持ちになれました。決勝でも変わらず、前半は楽に速くを心がけて、持ち味の後半を生かした泳ぎをしたいと思います」(三井選手)



男子100m自由形予選に出場した松元克央選手は、48秒58の21位という結果になっています。



トビウオジャパンに、待望の2つ目のメダルを本多選手が獲得しました! 皆さんの応援があるからこそ、世界との強豪と渡り合うことができています。ありがとうございます!

今日から後半戦がスタートします!
5日目も世界と全力を賭して戦う選手たちへのご声援、よろしくお願いします!!

スタートリスト・リザルトはこちらです!

決勝は地上波でも生中継! 放送予定はこちら!

ABEMAでも配信中!

月別アーカイブ
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

Pachapo