2日目も、立ち上がりの時期ではありますが、選手たちは持てる力を存分に発揮してくれました。そして、新記録が2つ誕生です!
男子50m平泳ぎ決勝。初日の100mを56秒台で制した谷口卓選手(中京大学)が、持ち味のスピードを生かした力強い泳ぎを見せ、26秒05の短水路日本学生新記録を樹立して優勝!
谷口選手は今大会2冠です!
男子100m背泳ぎは、ラスト25mで強さを見せた高校3年生の佐藤佑亮選手(イトマンアビコ/太成学院大高校)が、50秒77の短水路日本高校新記録を樹立して初優勝です!
女子100m自由形は、50mを制した山本茉由佳選手(ルネサンス)が先行しますが、後半に神野ゆめ選手(中京大学)が逆転。53秒41で優勝しました!
男子100m自由形は、初日に50mと200m自由形を制した松元克央選手(ミツウロコ/三菱養和SS)が47秒12で優勝! さらにその後の400m自由形も3分40秒79で制して、松元選手は今大会4冠達成です!
女子50m平泳ぎは、今シーズン好調で長水路の日本記録も更新した鈴木聡美選手(ミキハウス)が、勢いそのままに29秒79で優勝して2冠を果たしました!
初日の50mを制した白井璃緒選手(ミズノ)が、女子100m背泳ぎでもその実力を発揮。56秒93で優勝を果たして今大会2冠!
女子200m個人メドレーは、大橋悠依選手(イトマン東進)が先行逃げ切りのレース展開で、2分07秒28で優勝!
400m個人メドレーを制した成田実生選手(金町SC)はラスト50mで一気に追い上げましたが、100分の6秒届かずの2位でした。
男子200m個人メドレーは高校3年生の松下知之選手(スウィン宇都宮/宇都宮南高校)と松本周也選手(ひまわりNW)が抜きつ抜かれつの激戦を見せる。タッチの瞬間まで勝敗がわからない接戦は、100分の1秒差で松下選手に軍配が上がりました! 記録は1分53秒97。松本選手は1分53秒98の2位となりました。
女子100mバタフライは、前半から積極的に攻めた相馬あい選手(ミキハウス)が、後半もその差を広げるようにしてフィニッシュ。56秒01の自己ベストで優勝を果たして今大会2冠達成!
男子100mバタフライでは、ターンの度にほかの選手たちとの差を広げるレース展開を見せた川本武史選手(TOYOTA)が、自身が持つ日本記録にあと0秒28に迫る49秒82で優勝! こちらも今大会2冠です!
女子400m自由形では、800mでも敵なしの強さを見せた難波実夢選手(JSS/近畿大学)が、この種目でもターンの度に他の選手を引き離す強さを見せて4分02秒15で優勝し、難波選手も2冠です!
女子200m平泳ぎは、決勝進出者8人の内7人が高校生。唯一の社会人スイマーである鈴木選手が3冠を目指してスタートから飛び出すも、100mのターンで加藤心冨選手(スウィン鴻巣/春日部共栄高校)が逆転。そのまま逃げ切って加藤選手が2分20秒64で初優勝を飾りました。
今大会最後の決勝種目、男子200m平泳ぎ。スタートから飛び出したのは、8レーンの渡辺一平選手(TOYOTA)。後半に入って花車優選手(キッコーマン)、武良竜也選手(ミキハウス)、そして松本恭太郎選手(東京大学/ドーム巣鴨)らが追い上げてきたものの、渡辺選手が逃げ切って2分03秒25で優勝です。
最後に最優秀選手が発表され、JOC杯を青木玲緒樹選手(ミズノ)と川本選手がそれぞれ授与されました!
2日間、ハイスピードレースを繰り広げた選手たちにご声援くださいましてありがとうございました!
この大会を皮切りに選手たちは新シーズンに入っていきます。これからも切磋琢磨を続け、世界を目指す選手たちにご声援をよろしくお願いします!
スタートリスト・リザルトはこちらです!
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