TOBIUO JAPAN Journal

競泳日本代表チーム「トビウオジャパン」オフィシャルブログ

2023年10月

#日本選手権25m 2日目決勝結果

東京アクアティクスセンターで行われている、第65回日本選手権(25m)水泳競技大会も最終日です!
写真提供:PICSPORT
Instagram @tobiuo_japan

2日目も、立ち上がりの時期ではありますが、選手たちは持てる力を存分に発揮してくれました。そして、新記録が2つ誕生です!

男子50m平泳ぎ決勝。初日の100mを56秒台で制した谷口卓選手(中京大学)が、持ち味のスピードを生かした力強い泳ぎを見せ、26秒05の短水路日本学生新記録を樹立して優勝!
谷口選手は今大会2冠です!



男子100m背泳ぎは、ラスト25mで強さを見せた高校3年生の佐藤佑亮選手(イトマンアビコ/太成学院大高校)が、50秒77の短水路日本高校新記録を樹立して初優勝です!



女子100m自由形は、50mを制した山本茉由佳選手(ルネサンス)が先行しますが、後半に神野ゆめ選手(中京大学)が逆転。53秒41で優勝しました!



男子100m自由形は、初日に50mと200m自由形を制した松元克央選手(ミツウロコ/三菱養和SS)が47秒12で優勝! さらにその後の400m自由形も3分40秒79で制して、松元選手は今大会4冠達成です!



女子50m平泳ぎは、今シーズン好調で長水路の日本記録も更新した鈴木聡美選手(ミキハウス)が、勢いそのままに29秒79で優勝して2冠を果たしました!



初日の50mを制した白井璃緒選手(ミズノ)が、女子100m背泳ぎでもその実力を発揮。56秒93で優勝を果たして今大会2冠!



女子200m個人メドレーは、大橋悠依選手(イトマン東進)が先行逃げ切りのレース展開で、2分07秒28で優勝!
400m個人メドレーを制した成田実生選手(金町SC)はラスト50mで一気に追い上げましたが、100分の6秒届かずの2位でした。



男子200m個人メドレーは高校3年生の松下知之選手(スウィン宇都宮/宇都宮南高校)と松本周也選手(ひまわりNW)が抜きつ抜かれつの激戦を見せる。タッチの瞬間まで勝敗がわからない接戦は、100分の1秒差で松下選手に軍配が上がりました! 記録は1分53秒97。松本選手は1分53秒98の2位となりました。



女子100mバタフライは、前半から積極的に攻めた相馬あい選手(ミキハウス)が、後半もその差を広げるようにしてフィニッシュ。56秒01の自己ベストで優勝を果たして今大会2冠達成!



男子100mバタフライでは、ターンの度にほかの選手たちとの差を広げるレース展開を見せた川本武史選手(TOYOTA)が、自身が持つ日本記録にあと0秒28に迫る49秒82で優勝! こちらも今大会2冠です!



女子400m自由形では、800mでも敵なしの強さを見せた難波実夢選手(JSS/近畿大学)が、この種目でもターンの度に他の選手を引き離す強さを見せて4分02秒15で優勝し、難波選手も2冠です!



女子200m平泳ぎは、決勝進出者8人の内7人が高校生。唯一の社会人スイマーである鈴木選手が3冠を目指してスタートから飛び出すも、100mのターンで加藤心冨選手(スウィン鴻巣/春日部共栄高校)が逆転。そのまま逃げ切って加藤選手が2分20秒64で初優勝を飾りました。



今大会最後の決勝種目、男子200m平泳ぎ。スタートから飛び出したのは、8レーンの渡辺一平選手(TOYOTA)。後半に入って花車優選手(キッコーマン)、武良竜也選手(ミキハウス)、そして松本恭太郎選手(東京大学/ドーム巣鴨)らが追い上げてきたものの、渡辺選手が逃げ切って2分03秒25で優勝です。



最後に最優秀選手が発表され、JOC杯を青木玲緒樹選手(ミズノ)と川本選手がそれぞれ授与されました!



2日間、ハイスピードレースを繰り広げた選手たちにご声援くださいましてありがとうございました!

この大会を皮切りに選手たちは新シーズンに入っていきます。これからも切磋琢磨を続け、世界を目指す選手たちにご声援をよろしくお願いします!

スタートリスト・リザルトはこちらです!

日本水泳連盟公式YouTubeでアーカイブ配信しています!

#日本選手権25m 1日目決勝結果

東京アクアティクスセンターで初めてとなる、第65回日本選手権(25m)水泳競技大会が開幕しました!
写真提供:PHOTO KISHIMOTO
Instagram @tobiuo_japan

今までは50mプールを横に利用する形で行われていましたが、東京アクアティクスセンターは、縦に25mプールが2面できる作りになっており、新鮮な会場になっています。

そんな会場で、見応えのあるスピードレースが初日から行われています。

女子800m自由形はでは、難波実夢選手(JSS/近畿大学)が前半からレースを引っ張り、そのままトップを譲ることなく8分22秒25で優勝しました。



男子1500m自由形では、前半は尾﨑健太選手(セントラルスポーツ)がトップでレースを展開します。後半、じりじりと追い上げてきた平井彬嗣選手(郵船ロジスティクス)が1000mで逆転。そのままリードを守って14分46秒97で優勝です!



女子200m自由形決勝は、高校生の大嶋千桜選手(イトマン/四條畷学園高校)が1分55秒45で初の日本一を獲得! 前半から積極的なレースを見せてくれました。



男子200m自由形では、先行する眞野秀成選手(セントラルスポーツ)を、得意な後半で捉え、逆転した松元克央選手(ミツウロコ)が、身体ひとつ分の差をつけて1分42秒50で優勝です。
松元選手はその後の男子50m自由形にも出場し、こちらも21秒26で優勝し、1日で2種目を制しました。



女子100m個人メドレーでは「後半に自信があった」という渡部香生子選手(MEIGI)が平泳ぎでトップを奪う展開を見せ、59秒43で優勝。



男子100m個人メドレーは、高いスピードを持つ松元周也選手(ひまわりNW)が前半から攻めていき、52秒22で優勝を果たしました!



女子50m背泳ぎでは、得意なバサロキックを生かして26秒40で白井璃緒選手(ミズノ)が優勝! 男子は専門外ではありましたが、高いスプリント能力を発揮した五味智信選手(ヨコハマSC/明治大学)が23秒52で優勝です。





50mバタフライの女子は、今シーズン好調の相馬あい選手(ミキハウス)が25秒21で優勝を飾り、男子は日本記録保持者の川本武史選手(TOYOTA)が実力通りの泳ぎを見せ、22秒26で優勝を果たしています。





女子50m自由形では、バタフライに続いて連続出場の山本茉由佳選手(ルネサンス)が24秒53で優勝を飾りました!



女子400m個人メドレーは、高校2年生の成田実生選手(金町SC)が、背泳ぎでトップを奪うと、平泳ぎ、自由形とどんどん周りとの差を広げてフィニッシュ。4分29秒21で優勝です!



男子400m個人メドレーでは、世界ジュニア選手権でも優勝した松下知之選手(スウィン宇都宮/宇都宮南高校)が、途中からひとり飛び抜けるレース展開で4分02秒13で優勝を果たしました!



女子200m背泳ぎでは、水野柚希選手(スウィン大教/栄東高校)が前半から積極的に攻めていき、接戦を制して2分06秒18で優勝。男子200m背泳ぎは、ラスト50mで大逆転を果たした栁川大樹選手(イトマン港北/明治大学)が1分51秒00で優勝です。





男女200mバタフライの決勝では、女子は内田かりん選手(山梨中央銀行)が、後半の強さを発揮して2分04秒23で、男子では寺門弦輝選手(セントラルスポーツ/日本大学)も持ち味の後半を生かしたレースで1分51秒58でそれぞれ優勝を果たしました。





女子100m平泳ぎは、日本記録保持者の青木玲緒樹選手(ミズノ)が、自身の記録に迫る1分04秒37でこの種目を制しました。男子は最後の最後、タッチ差で谷口卓選手(中京大学)が、56秒90で逆転優勝を勝ち取りました。





2日間で行われる今大会。
選手たちは、最終日も見応えのあるスピードレースを見せてくれるに違いありません!
選手たちへの応援、よろしくお願いします!

スタートリスト・リザルトはこちらです!

日本水泳連盟公式YouTubeでも配信しています!

ワールドカップ アテネ大会終了!


ワールドカップ、第1戦のベルリン大会を終え、選手団は第2戦となるアテネ大会に出場しました。
全部で第3戦まである本大会は、連戦の中で身体のコンディションを維持することが大切になります。

プールには、ウエイトルームがあり各国の選手が自由に利用することができます。
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海外選手の一部は予選後すぐにウエイトして、その後ダウンし、決勝競技に挑んでいたようです。
日本では大会期間中に試合会場でウエイトする光景は見られませんが、このような取り組みも必要になってきますね。

本大会は3位までの選手にインタビューがありました。
英語でインタビューの受け答えをするのは国際大会に出場しないとできない経験です。
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ベルリン、アテネ大会を終え、選手団は帰国しました!
今回の経験を次につなげられるよう、選考会に向けてトレーニングを行なって欲しいと思います!
選手・コーチ、トレーナーの皆さんお疲れ様でした!!


<アテネ大会 結果>
◆塩浦慎理
50m自由形
予選:22.28 3位
決勝:22.32 5位
50mバタフライ
予選:23.97 10位

◆入江陵介
50m背泳ぎ
予選:25.62 6位
決勝:25.38 6位
100m背泳ぎ
予選:54.72 3位
決勝:54.05 4位
200m背泳ぎ
予選:2:01.17 3位
決勝:1:59.71 6位

◆谷口 卓
50m平泳ぎ
予選:27.61 9位
100m平泳ぎ
予選:1:00.81 9位
200m平泳ぎ
予選:2:18.22 10位

◆佐藤翔馬
50m平泳ぎ
予選:29:10 10位
100m平泳ぎ
予選:1:02.86 13位
200m平泳ぎ
予選:2:13.81 5位
決勝:2:13.47 8位

◆水沼尚輝
50mバタフライ
予選:24.18 15位
100mバタフライ
予選:52.70 7位
決勝:52.70 8位

◆寺田拓未
50mバタフライ
予選:24.92 27位
100mバタフライ
予選:53.36 10位
200mバタフライ
予選:1:59.93 2位
決勝:1:57.23 3位

◆田渕海斗
400m自由形
予選:3:55.61 8位
決勝:3:52.20 6位
800m自由形
予選:7:58.70 3位
400m個人メドレー
タ決:4:13.30 1位

◆小堀倭加
400m自由形
予選:4:12.29 5位
決勝:4:07.84 4位
200m個人メドレー
予選:2:14.38 2位
決勝:2:13.98 6位
400m個人メドレー
タ決:4:39.35 2位

◆水口知保
50mバタフライ
予選:27.72 19位
100mバタフライ
予選:1:00.48 11位
200mバタフライ
予選:2:14.45 3位
決勝:2:13.66 5位

◆谷川亜華葉
100m背泳ぎ
予選:1:05.60 18位
200mバタフライ
予選:2:14.82 4位
決勝:2:12.01 3位
200m個人メドレー
予選:2:15.21 6位
決勝:2:14.92 7位
400m個人メドレー
タ決:4:40.23 3位


今週末は、日本選手権(25m)が東京アクアティクスセンターで開催されます!
短水路の日本一を争います🎌
選手たちの応援をよろしくお願いします!!



【更新】第65回 日本選手権(25m)水泳競技大会 参加チームのご案内公開


第65回日本選手権(25m)水泳競技大会の大会情報が更新されました。下記のリンクからご確認ください。
第65回 日本選手権(25m)水泳競技大会


ワールドカップ遠征 ベルリン大会終了!

10月6日~8日の3日間で行われたワールドカップ(ベルリン大会)は終了し、選手団は次戦に向けてアテネに移動しました。
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アテネと言えばオリンピック発祥の地であり、オリンピックの原点です。
1896年第1回アテネ大会が開催され、第1回大会から競泳種目はありましたが、当時はプールという施設はなく、水温13℃ほどの海(ゼア湾)で実施されました。プールという場所で実施されるようになったのは、第4回ロンドン大会からになります。

今回ワールドカップ(アテネ大会)が開催されるプールは、2004年オリンピックアテネ大会で使用した会場になります。北島選手が100m平泳ぎ、200m平泳ぎで2冠し、柴田選手が800m自由形で女子自由形種目、日本人初の金メダルを獲得した会場でもあります。
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プールの入り口までもがプールの絵柄です!
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西条コーチからは、1996年アトランタ大会メダルゼロ、2000年シドニー大会では金メダルゾロという結果に終わり、競泳日本は「アテネの空に日の丸を!」というスローガンを掲げ、強化体制を見直し、チームづくりを行なった。2004年アテネ大会ではセンターポールに3回の日の丸が掲げることができ、そこから「センタポールに日の丸を!」というスローガンが現在まで掲げられているという経緯を会場目の前にして選手に伝えられました。

歴史や時代背景を知ることで、水泳への取り組み方や見方が変わってくるかもしれませんね。選手たちは遠征を通じて海外選手との交流はもちろんのこと、歴史を知る良い機会になったと思います!

明日からは、第2戦が始まります!
世界と戦うトビウオジャパンの応援をよろしくお願いします!
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【ベルリン大会の結果 ↓ 】
<塩浦慎理>
50m自由形
予選:22.48 8位
決勝:22.46 7位
50m平泳ぎ
予選:28.79 22位
50mバタフライ
予選:23.99 14位

<入江陵介>
50m背泳ぎ
予選:25.28 5位
決勝:25.14 5位
100m背泳ぎ
予選:54.67 1位
決勝:54.05 2位
200m背泳ぎ
予選:1:59.96 1位
決勝:1:58.99 2位

<谷口卓>
50m平泳ぎ
予選:27.74 11位
100m平泳ぎ
予選:1:00.19 6位
決勝:1:00.32 7位
200m平泳ぎ
予選:2:17.28 15位

<佐藤翔馬>
50m平泳ぎ
予選:28.63 20位
100m平泳ぎ
予選:1:02.10 15位
200m平泳ぎ
予選:2:14.49 10位

<水沼尚輝>
100mバタフライ
予選:52.86 12位

<寺田拓未>
50mバタフライ
予選:24.81 25位
100mバタフライ
予選:52.99 13位
200mバタフライ
予選:1:59.01 2位
決勝:1:57.03 3位

<田渕海斗>
400m自由形
予選:3:55.53 13位
200m個人メドレー
予選:2:02.33 8位
決勝:2:01.22 8位
400m個人メドレー
タ決:4:15.78 3位

<小堀倭加>
200m自由形
予選:2:00.72 12位
400m自由形
予選:4:10.47 5位
決勝:4:10.23 6位
800m自由形
タ決:8:31.17 5位

<水口知保>
100mバタフライ
予選:1:00.85 14位
200mバタフライ
予選:2:13.00 7位
決勝:2:13.19 7位

<谷川亜華葉>
800m自由形
タ決:8:52.01 13位
100m背泳ぎ
予選:1:05.22 23位
200mバタフライ
予選:2:11.76 4位
決勝:2:12.04 6位
400m個人メドレー
タ決:4:42.73 2位


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