代表選考会第2日目の予選後の選手コメントです。予選から女子50mバタフライで加藤ゆか選手(東京SC)が26.25の日本新記録を樹立。昨日からの勢いに続いて、今日も新記録更新が期待されます。

女子400m個人メドレー
高橋美帆(日本体育大学) 4:45.89:予選6位
得意の平泳ぎ、自由形でバテてしまった。予選ではあるがタイムが遅すぎた。決勝を泳ぐチャンスがあれば、苦手なバタフライ、背泳ぎもしっかり意識して泳ぎきりたい。

加藤和(山梨学院大学) 4:44.33:予選4位
身体はいい感じで動いている。決勝ではテンポに気をつけて泳ぎたい。地元は被災地の福島で、家族や友人も会場には来れずテレビの前で応援してくれている。いつももう少しというところなので、派遣標準を切って被災地に笑顔を届けたい。

男子400m個人メドレー
瀬戸大也(JSS毛呂山) 4:19.76:予選3位
背泳ぎまではいい感じだったが、平泳ぎが重く全体的なタイムは遅かった。タイムが良くなかった原因は、ただ単に平泳ぎが良くないだけ。(ライバル萩野選手が欠場となったが)12月頃から隣同士で練習する機会も多かったので、彼の頑張りを間近で見てきた。彼の分も頑張りたい。また、長水路ではチャレンジャーなので、胸を借りて、ベストそして派遣標準記録を狙って泳ぎたい。

堀端裕也(日本体育大学) 4:19.54:予選1位
朝一で身体が動きにくそうだったが、気持ちよく泳げた。平泳ぎで大きく楽に泳げた。個人メドレーのレベルもあがってきているが、自分のレースをすれば勝てると思うので、気持ちを引き締めて自分の泳ぎに集中したい。昨日は同期の2人が日本新記録を出したので、自分も続き4分10秒を切りたい。

女子50mバタフライ
加藤ゆか(東京SC) 26.25:予選1位 日本新記録
昨日よりはアップの時点で身体が重かった。予選から行こうと思っていた。今回は呼吸のタイミングをこれまでと変えたが、それがうまくいった。決勝では力まずに確実に今の記録を超えていきたい。25秒台に近づきたい。

細田梨乃(KONAMI中央林間) 26.86:予選2位
前のレースで凄いタイムが出たが、自分のレースに集中した。少し空回って、身体が沈んでしまった。決勝では隣で加藤選手が泳ぐので、しっかりついていき、ベストを狙いたい。

男子50mバタフライ
大林一樹(NECグリーン) 24.08:予選1位
予選は少しアップ不足気味で身体が動いていなかった。決勝では日本記録を出せるように頑張りたい。22秒台も視野に入れたい。

高安亮(KONAMI) 24.23:予選2位
思ったより記録が出ていない。決勝では、今できることを精一杯出し切りたい。

女子50m平泳ぎ
鈴木聡美(山梨学院大学) 31.78:予選1位
昨日の100mでは予選から焦りがあった。今日はリラックスして臨んだ。泳ぎはあまりよくなかったが、タイムはまずまず。派遣標準そして30秒台をなんとか出したい。

男子50m平泳ぎ
崎本浩成(KONAMI) 27.99:予選2位
泳ぎの調子はいい。昨日久々の決勝で楽しめたが、力を出し切れなかった。北島選手、立石選手とのレースが楽しみだったが、北島選手が棄権したので立石選手に勝てるよう頑張りたい。

立石諒(NECグリーン) 28.19:予選4位
まあまあ伸びていけたので、決勝でも気持ちよく200mにつながるレースにしたい。頑張って1位を獲りたいと思う。

男子400m自由形
松田丈志(コスモス薬品) 3:50.95:予選1位
最初の100mだけ決勝のペースを意識して泳いだ。決勝ではそのペースで泳ぎきりたい。(被災地に対して)日本記録更新という形として気持ちを表したい。

女子200m背泳ぎ
神村万里恵(セントラル成瀬) 2:11.20:予選2位
寺川選手と酒井選手は前半から速いので、自分の持ち味である後半頑張って、1位と代表権獲得を目指したい。

酒井志穂(ブリヂストン) 2:11.12:予選1位
ちょっと動きが悪かったが、気持ちは落ち着いて泳げた。最初の50mはうまく泳げるが真ん中100mが落ちてしまうので、決勝ではそこを意識して、ラスト50mは粘りたい。

寺川綾(ミズノ) 2:12.49:予選4位
自分なりに気をつけながら、無理にテンポを上げることなく泳げた。決勝では順位よりも自分の目標、自己ベストを更新することに集中する。

赤瀬沙也香(SA新城) 2:11.50:予選3位
朝は苦手なので2回アップしたが、身体が重かった。決勝はしっかり調整したい。目標はしっかり自分の泳ぎをして、派遣標準を切って、世界選手権代表になること。

男子200m背泳ぎ
入江陵介(イトマン) 1:57.37:予選1位
前半から行こうと思っていた。後半は大きな泳ぎを意識して、周りを寄せ付けないような泳ぎを前半からしたい。タイム的には1分52秒台を狙って、しっかりと次につながるように150mまでのラップを刻みたい。

多田邦徳(スウィン鴻巣) 2:00.81:予選6位
予選は予定通り行かなかった。後半がいつものようにうまく上げられなかった。ラスト50mでどれだけ上げられるかが勝負。1分56秒〜57秒くらいを視野に世界選手権代表権を獲得したい。


まもなく決勝レーススタートです!