大会最終日の予選競技が終了しました。男女200m平泳ぎを中心に、混戦が予想される種目が多く面白くなりそうです。また日本新記録の期待のかかる女子50m背泳ぎ、女子50m自由形、女子100mバタフライなど、最終日の決勝レースからも目が離せません。

以下、予選競技の主な結果と選手のコメントです。

男子200m個人メドレー
高桑健(自衛隊体育学校) 2:00.34:予選1位
背泳ぎのターンが合わず動揺してしまい、後半崩れてしまった。決勝では1分57秒台でベストを更新したい。

佐野秀匡(ミズノスイムチーム) 2:00.55:予選2位
いいレースだった。200mバタフライでは3位だったので、後がない。決勝では2位以内に入って派遣標準記録を切るだけ。

女子50m背泳ぎ
寺川綾(ミズノ) 28.16:予選1位
まあまあだった。力まず最後まで泳げた。あと1レースだけなので、日本新をマークしたい。

酒井志穂(ブリヂストン) 28.75:予選2位
少し空回りしてしまった。決勝では落ち着いて、レース前は笑顔で臨み笑顔で終われるようにしたい。最低でもアジア大会での昨シーズンベストは上回りたい。

稲田法子(セントラルスポーツ) 28.75:予選2位
100mがダメだったので、50ではなんとかしたい。ちょっと緊張して焦ってしまったが、決勝では派遣標準記録を切りたい。

男子50m背泳ぎ
古賀淳也(第一三共) 25.27:予選2位
泳ぎが乱れていたので修正して大きく泳げてよかった。50mは最初から行くしかない。勝つことが目標。

入江陵介(イトマン) 25.13:予選1位
凄くいいタイム。気持ちよく泳ぐことが出来た。決勝では自己ベストを狙うつもりで良いレースをしたい。

山口雅文(ミズノスイムチーム) 25.36:予選3位
もう少し出るかなという感じだが、朝一ではまずまず。勝負は24秒台になると思うので、1位で派遣標準を突破することが目標。

女子50m自由形
内田美希(スウィン館林) 26.04:予選4位
予選では25秒台を目指したが、26.04はまずまず。決勝では自己ベストを更新したい。目標は1位になること。

松本弥生(日本体育大学) 25.49:予選1位
「行ける!」のひと言。予選は呼吸を2回、決勝は1回なのでまだ様子見の状況でこのタイムはいい。決勝では日本新記録を破りたい。

上田春佳(キッコーマン) 25.89:予選2位
スピードがないという自覚はあったので、力んでもいいから最初から行った。50mでは優勝したことがないので、1位を狙っていきたい。

女子100mバタフライ
加藤ゆか(東京SC) 58.48:予選1位
思っていた通りに泳げたので、決勝ではあとちょっとのところを修正して泳ぎたい。前半はリラックスして、後半を意識して泳いだ。決勝では前半からいって、予選のような後半の泳ぎをしたい。日本新を更新する。

細田梨乃(KONAMI中央林間) 58.92:予選2位
予選から58秒台を狙っていたので良かった。自分の持ち味は後半。決勝ではしっかり派遣標準を突破したい。

男子100mバタフライ
岸田真幸(キングソフト) 52.97:予選2位
派遣標準を切らなければならないので、切るしかない。決勝の目標は派遣標準記録。

藤井拓郎(KONAMI) 52.25:予選1位
昨日もいい感じで泳げたが、そのままの流れで今日も気持ちよく泳げた。決勝では1位はもちろん、51秒台半ばを狙って泳ぐ。

女子200m平泳ぎ
福留景子(Nb) 2:27.15:予選4位
予選から行こうと考えていた。前半から行こうと思ったが、遅すぎた。決勝では前半もっと行って、自分の持ち味である後半に力を出したい。派遣標準を突破して代表に入れるよう頑張りたい。

鈴木聡美(山梨学院大学) 2:26.99:予選3位
前半から楽に泳ぎすぎて、後半うまく力が入らなかった。目標は2分24秒台だったので及ばなかった。決勝では100mを泳ぎきるつもりで入って、後半持たせるレースをしたい。日本記録に近づくタイムを出したい。

渡部香生子(JSS立石) 2:26.62:予選1位
ベストと同じくらいのタイムを目指したが、遅れた。決勝ではベストタイムで2位以内に入りたい。2分23秒台を狙う。

金藤理絵(Jaked) 2:27.67:予選7位
しっかり大きな泳ぎを心がけた。決勝進出ギリギリだったが、決勝では自分らしいレースをして、昨年譲ってしまったので今年は存在感を示したい。タイムよりも勝負。

男子200m平泳ぎ
北島康介(アクエリアス) 2:11.30:予選2位
朝なんで、こんなものかと。200mはレベルの高いレースになる。気を引き締めて臨みたい。1位とより高いレベルの記録を目指す。

大塚一輝(KONAMI) 2:11.28:予選1位
昨年は失格で決勝を泳げなかったので、泳げるだけで嬉しい。自分の泳ぎをすれば勝てると思うので、1位を目指してベストをまずは更新したい。

立石諒(NECグリーン) 2:11.77:予選4位
最後25mだけいい泳ぎが出来たと思う。昨日から気持ちの切り替えができているので、決勝に向けてまたしっかり調整して、代表権を獲りたい。

冨田尚弥(中京大学) 2:11.56:予選3位
大きく泳いだ。予選はみんな流していると思うので、決勝は楽しいレースにしたい。2位以内に入ることを目指して、頑張りたい。

大会最終日の決勝レースでも新記録の更新、そして新たな代表選手の誕生にも期待がかかります。