いよいよロンドンオリンピック選考会が始まりました。

現在、男子400m自由形までが終了しています。ここまでの予選結果を選手のコメントとともに速報します。

男子400m個人メドレー
萩野公介(御幸ヶ原SS)が300mまで日本記録ペースで泳ぎ、トータル4:14.97でトップ通過。萩野のあと最終組で泳いだ堀畑裕也(日本体育大学)が4:16.39で2位、瀬戸大也(JSS毛呂山)が4:16.42で3位通過。

萩野公介(御幸ヶ原SS):
良い感じ。楽に行ったが、以外と記録が良かった。自分の泳ぎに徹した。決勝では積極的なレースをして日本新を狙いたい。必ずラストは競り合いになる。オリンピックに行きたい気持ちが強い方が勝つと思う。

堀畑裕也(日本体育大学):
調子は上がって来ているし、ぼちぼち。(瀬戸とは予選から隣だったが)予選から競り合いになると思っていた。ちょっとの差でも勝てて良かった。決勝は3人の争いというより、全員の戦い。午後に向けてしっかり調整し直して、自分のレースをして、4分10秒を割ってきたい。

瀬戸大也(JSS毛呂山):
気持ちよく泳げた。最初のレースでは下見という感じだったが、予選から4分16秒台は自分の中では良い感じ。前半はゆったり行って、堀畑選手に後半徐々に追いついていけた。萩野選手の記録を見て、4分15秒〜16秒で泳いごうと思っていた。3位につけて決勝で2人が見える位置に付けるのも狙い通り。決勝ではオリンピック代表入りしたい。

女子100mバタフライ
星奈津美(スウィン大教)が、自己ベストに0.04秒と迫る58.78の好記録でトップ。その他、最終組で泳いだ加藤ゆか(東京SC)が58秒台で準決勝進出。福田智代(KONAMI)が続く。

加藤ゆか(東京SC):
4年前と比べて落ち着いた泳げている。順調に来ていたので思っていたよりタイムは遅いが、準決勝では立て直して行きたい。周りは気にせず、自分の泳ぎに集中したい。

星奈津美(スウィン大教):
1発目から思い切りいった。もう少し良い記録を狙っていたが、この記録はまずまず。

男子400m自由形
最終組で泳いだ内田翔(群馬ヤクルト)が3:51.09でトップ通過。1500mをメインとする瀧口陽平(中央大学)が3:51.51で続く。昨年度ランキングトップの日高郁弥(中京大学)は3:52.70で6位通過。

内田翔(群馬ヤクルト):
(1発目のレース)ビビりました。オリンピック行きたいし、水泳好きだし、自分の泳ぎをしたい。記録云々ではなく、4年に1度の祭典に行けるように、自分がどれだけやれるのか、とにかく楽しみたい。

瀧口陽平(中央大学):
1500mをメインに考えている中で、400mでも予選から自己ベストで決勝に残れたのは良かった。決勝では、また大幅にベストを更新して、1500m自由形に繋げたい。

日高郁弥(中京大学):
良い感じで泳ぐことが出来た。完璧というくらいの仕上がりで来ている。決勝ではもう少し前半から積極的にいって、後半は粘りたい。度肝を抜いてオリンピックに行きたい。

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第88回日本選手権水泳競技大会兼第30回ロンドンオリンピック競技大会代表選手選考会