米国オリンピック選考会も中日を迎え、徐々に米国代表の顔ぶれも見えてきました。

決勝種目は女子200m自由形でAllison Schmitt選手がCamille Muffat選手(フランス)の記録を上回り、今シーズン世界ランキングトップとなる1:54.40の米国新で優勝。Missy Franklin選手は思ったほど記録が伸びませんでしたが、しっかり2位に入り、本番では上げてくることが予想されます。男子200mバタフライはMichael Phelps選手が松田丈志選手の記録を上回り、今シーズン世界ランキングトップとなる1:53.65で貫禄の優勝。2位にはTyler Clary選手が入りました。女子200m個人メドレーは、既に400m個人メドレーで代表入りを決めているCaitlin Leverenz選手が2:10.22で優勝し、世界記録保持者のAriana Kukors選手も接戦を制し代表権を獲得しています。

準決勝では、男子100m自由形ではJason Lezak選手やAnthony Ervin選手といったベテラン勢は決勝進出を果たせませんでしたが、決勝は代表経験者ばかり。やはりこの種目のエースNathan Adrian選手を中心としたハイレベルなレースになりそうです。女子200mバタフライはどこまで記録を上げてくるのか、男子200m平泳ぎは順位とともに実力者Eric Shanteau選手など上位選手の記録に注目です。

米国オリンピック選考会第4日目の結果はこちら
U.S. Olympic Team Trials -Day 4

ロンドンオリンピックまであと28日!