第2日目の予選競技が終了しました。

予選でまず光ったのは男子100m背泳ぎの入江陵介選手(イトマン東進)。53秒00と午前中から好記録を叩き出し、「6冠を狙う」と公言している萩野公介選手(東洋大学)を牽制。入江選手はレース後も「まだ100%出していないが思ったよりタイムもいい。去年苦しい思いをした分、“今年は”という気持ちも強い。」と淡々と語りながらも内に秘めた闘志を感じます。
DSC03969












一方、萩野選手はこの種目に関して「優勝と言いたいが、入江選手も好タイムで来ているので、しっかり喰らいつきたい。」とコメント。予選をトップ通過した男子200m自由形に関しては「800mリレーの派遣標準記録もあるので、みんなでしっかりタイムをクリア出来るようしっかり泳ぎたい。」と決勝に向けて意気込んでいます。
DSC03970












男子200m自由形は萩野公介選手(東洋大学)が1分47秒46でトップ。予選2位の松田丈志選手(セガサミー)以降は1分48秒台がずらりと並び、決勝は混戦模様。男子800mフリーリレーの代表権を懸け、熾烈な争いが繰り広げられそうです。
DSC03964












五輪メダリストの寺川綾さんが引退した女子100m背泳ぎでは、竹村幸選手(イトマン)がトップ通過。同種目エース候補として期待も高まる赤瀬紗也香選手(日本体育大学)は1分01秒37で2位通過し「昨日は綾さんとスタンドでお話が出来た。まだまだ綾さんの記録には及ばないが、まずは59秒台を目指して徐々に綾さんに近づきたい。今年に入ってベストも更新しているので、自信を持って自分の泳ぎをすれば結果はついてくると思う。」とコメント。
DSC03967












女子400m個人メドレーは清水咲子選手(日本体育大学)が予選から快調なレース運びで4分40秒10の好タイムで決勝トップ通過。決勝での派遣標準記録突破にも期待がかかります。また、この種目2連覇中の大塚美優選手(日本体育大学)は6位で決勝進出。自力のある大塚選手の決勝での巻き返しにも期待がかかります。

また本日午後には、昨日予選が行われた男子1500m自由形決勝も行われます。予選トップの山本耕平選手(ミズノ)や昨年の王者平井彬嗣選手(柏洋・柏)らの派遣標準記録突破なるか。このレースにも注目です!

本日も楽しみな決勝レースが続きます!

予選の結果はこちら