先週、辰巳にて行われた日本選手権と時を同じくして、各国で選手権やオープン大会が開催されました。

日本選手権の結果も含め、世界ランキングも大きく動いています。

【オランダ選手権/スイムカップ・アイントホーヴェン】
まずはアイントホーヴェン(オランダ)で行われたオランダ選手権兼スイムカップ・アイントホーヴェン。女子200m平泳ぎ世界記録保持者のRikke Pedersen選手(デンマーク)が2分19秒61、女子100m背泳ぎで17歳のMie Nielsen選手(デンマーク)が59秒36など好記録をマーク。また女子100m自由形ではSarah Sjostrom選手(スウェーデン)が52秒73のスカンジナビア新記録を更新し、200m自由形では1分55秒04と強さを見せるなど、北欧は女子が充実しています。

【英国選手権】
ほぼ同日程で行われた英国選手権では男子平泳ぎの充実ぶりが目立っています。男子200m平泳ぎではMichael Jamieson選手が2分07秒79の好記録で優勝し、2位のAdam Peaty選手が2分09秒40、3位のAndrew Willis選手が2分09秒85といずれも2分10秒を下回ってきました。また男子100m平泳ぎではRoss Murdoch選手が59秒56、Adam Peaty選手が59秒79と2選手が59秒台。男子400m個人メドレーではRoberto Pavoni選手が4分12秒24の好記録、女子200m個人メドレーでは19歳のSiobhan-Marie O'Connor選手が2分09秒71の英国新記録を樹立。またこの大会には英国を拠点にするRuta Meilutyte選手(リトアニア)も予選に出場し女子100m平泳ぎでは1分05秒63の好記録をマークしています。

【スペイン選手権】
スペインのエースMereia Belmonte選手は多種目で存在感をアピールしています。女子200mバタフライでは2分06秒33で優勝し、2位のJudit Ignacio選手も2分06秒79の好記録。Belmonte選手はこの他、女子400m個人メドレーで4分32秒92、400m自由形で4分03秒84、更に800m自由形、1500m自由形、200m個人メドレーと今年もタフにレースをこなしています。

などなど、日本だけではなく世界も前に進んでいます。フランス、南アフリカ、イタリアでも選手権が行われているので、次回そちらの主な結果をカバーします。