アジア大会競泳競技第3日目が終了しました!

本日は惜しくも金メダル獲得はならず。しかし選手たちは善戦し、銀メダル5つ、銅メダル3つを獲得しました!

期待された男子200m平泳ぎでは、小関也朱篤選手(ミキハウス)が先行する展開が予想されましたが、予選で自己ベストを更新しトップ通過と絶好調のDimitriy Balandin選手(カザフスタン)に喰らいつかれると、そのまま後半もスピードが落ちないBalandin選手に対し、ラストは小日向一輝選手(セントラルスポーツ)が追い上げを見せましたが及ばず、小日向選手が2位、小関選手が3位という結果でした。しかし、優勝したBalandin選手は自己ベストを大幅に更新する2分07秒67の好記録で、世界を驚かせてくれました!

塩浦慎理選手(イトマン東進)と寧沢涛選手(中国)の実力伯仲のレースが期待された男子50m自由形は、唯一21秒台をマークした寧選手に軍配。塩浦選手は惜しくも2位、そして3位には伊藤健太選手(ミキハウス)が入りました。

女子400m個人メドレーでは清水咲子選手(日本体育大学)が世界記録ペースで泳ぐ叶詩文選手(中国)に必至に喰らいつき、記録こそベストには届きませんでしたが堂々の銀メダルを獲得。

そして再びアジア3強の激突となった男子400m自由形では、萩野公介選手(東洋大学)、孫楊選手(中国)、朴泰桓選手(韓国)が200mまで横並びで牽制し合う展開。200m過ぎにロングスパートをかけ、ビルドアップして行った孫選手が300mのターンでは身体ひとつ抜け出し、200m自由形での雪辱を晴らす金メダルを獲得。萩野選手は孫選手には破れましたが、世界トップの選手たちと互角のレースを演じ銀メダルを獲得しました。公式記者会見でも3選手それぞれがお互いの存在の大きさを語り、健闘を称え合っていました。
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これで累計メダル獲得数は金7、銀11、銅6。本日は中国の底力を見せつけられましたが、明日から後半戦もトビウオジャパン全員で戦います!

【第3日目の決勝結果】
女子50m背泳ぎ
竹村幸(イトマンSS) 28.27③
赤瀬紗也香(日本体育大学) 29.18⑦

男子50m自由形
塩浦慎理(イトマン東進) 22.11②
伊藤健太(ミキハウス) 22.16③

女子400m個人メドレー
清水咲子(日本体育大学) 4:38.63②
高橋美帆(日本体育大学) 4:43.61⑤

男子200m平泳ぎ
小日向一輝(セントラルスポーツ) 2:09.45②
小関也朱篤(日本体育大学) 2:09.48③

女子100mバタフライ
星奈津美(ミズノ) 59.21④
中野未夢(アクシーひがし) 59.48⑥

男子400m自由形
萩野公介(東洋大学) 3:44.48②
山本耕平(ミズノ) 3:51.09⑤

女子800mフリーリレー
日本(五十嵐宮本松本高野) 7:58.43②

公式リザルトはこちらから
17th Asian Games Incheon 2014 - Swimming - Result&Schedule