ジャパンオープン2015の第2日目の決勝競技が終了しました。

大会第2日目は素晴らしい記録が連発しました!

圧巻だったのは何と言っても本日の最終レース男子100m自由形。中村克選手が48秒41の日本新記録を樹立!高速水着時代の2009年に藤井拓郎選手が樹立した日本記録を6年振りに更新しました。「ずっと狙っていた記録。もっと速い記録を出したかった気持ちもあるが、初めての日本新なので嬉しい。」と率直な気持ちを語ってくれました。まだまだ上には上がいますが、後半の24.77というラップはワールドクラスと言っていいでしょう。
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女子50m平泳ぎでは鈴木聡美選手が30秒97の日本新記録を樹立!4月の日本選手権では苦しみ世界水泳カザン代表入りを逃した鈴木選手の表情にも笑顔がこぼれました。来年に向けての戦いは既にスタートしています!
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そして女子50mバタフライでは池江璃花子選手が26秒35の中学新記録を樹立し、Emma McKeon選手(豪州)と同着優勝!昨日の200m自由形に続き、日本選手権での記録を更新です!明日の100mバタフライにも期待がかかります!
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女子400m個人メドレーでは、世界水泳カザン代表の清水咲子選手が安定した強さを見せ、優勝を果たしました。世界水泳カザンでは「支えて下さっている方々に恩返しが出来るよう、メダルと日本新記録を持って帰りたい。」と意気込みを語ってくれました。
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萩野公介選手と瀬戸大也選手の対決に注目が集まった男子400m個人メドレーでは、先行した瀬戸選手が背泳ぎ、平泳ぎでもトップを譲ることなく4:10.04の好記録で優勝。
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男子200m背泳ぎでは入江陵介選手がレースプラン通り、前半から積極的な飛び出しを見せ会場を沸かせてくれました。ラスト50mは力尽きましたが、この種目でも貫禄の優勝。夏への試金石となるレースを見せてくれました!
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女子200m背泳ぎでは中学2年生の酒井夏海選手が2:10.80でJr.エリートA標準を突破して優勝!世界ジュニア選手権への切符を掴んでいます!
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また女子100m自由形では世界トップレベルの記録を持つEmma McKeon選手(豪州)に力を見せつけられましたが、国内にいながら世界のスピードを感じることが出来るレースとなりました。日本の第一人者である内田美希選手が54.39で2位。渡部香生子選手が54.86の好記録をマークし、3位に入っています。

(写真提供:フォート・キシモト)

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ジャパンオープン2015(50m)