シンガポールにて開催された世界ジュニア選手権の全競技が終了しました!

大会5日目までのメダル数が金1、銅1と苦戦が続いたトビウオジャパンですが、各選手の得意種目が多く行われた最終日は、この日だけで金2、銀1、銅1というメダルラッシュ!

前日に続きこの日も決勝は3レースと大忙しの池江璃花子選手は出場全種目でメダルを獲得!まずは女子100mバタフライで58秒28と自身の持つ中学記録まで0秒01と迫り、大会新記録で金メダルを獲得!準決勝6位だった女子50m自由形では一気に記録を上げ、自身の持つ中学記録を0秒09更新する25秒19の中学新記録で銀メダルを獲得!今大会個人で金2、銀1と中学生ながら世界にその存在感を示してくれました!
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写真:Singapore Swimming Association Facebook Pageより


そして男子200mバタフライで予選をトップ通過した幌村尚選手は、150mの折り返しまでトップと1秒以上の差がありながら、ラスト50mで猛追。ラストで交わし、1分56秒80の自己ベストで見事金メダルを獲得しました!共に戦った仲間たちと喜びを分かち合います。
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個人種目ではこのほか、女子200m平泳ぎ決勝で今井月選手が4位、宮坂倖乃選手が8位、女子200m自由形決勝で持田早智選手が4位。

そして今大会の最終レースとなった女子400mメドレーリレー決勝には酒井夏海→今井月→池江璃花子→持田早智のメンバーで臨み、4名中3名が個人で決勝レースをこなしている中、最後の力を振り絞り4分03秒10で見事銅メダルを獲得!全員の思いとチーム力で勝ち取ったメダルでした!
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女子200m平泳ぎではViktoria Zeynep GUNES選手 (トルコ)が2分19秒64という今季世界ランク1位で世界歴代4位に入る好記録を出すなど、ジュニアとはいえハイレベルなレースも多かった今大会。トビウオジャパンは出場した9名全員が決勝進出を果たし、最終的なメダル獲得数は金3、銀1、銅2の計6個、中学新が2個という結果でした。惜しくも4位というレースも多く、課題も見つかりましたが選手、コーチにとっても良い経験そして刺激になったようです。



【第6日目決勝・準決勝結果】
女子200m平泳ぎ【決勝】
今井月(本巣SS) 2:25.52④
宮坂倖乃(コナミ北浦和) 2:29.50⑧

女子100mバタフライ【決勝】
池江璃花子(ルネサンス亀戸) 58.28①

女子50m自由形【決勝】
池江璃花子(ルネサンス亀戸) 25.19②中学新

男子200mバタフライ【決勝】
幌村尚(ナイスSP) 1:56.80①

女子200m自由形【決勝】持田早智(ルネサンス幕張) 1:59.39④

女子400mメドレーリレー【決勝】
日本(酒井夏海/今井月/池江璃花子/持田早智) 4:03.10③
*(1:01.91/1:08.03/58.07/55.09)


第6日目のリザルトはこちらから
5th FINA World Junior Swimming Championships 2015 Singapore - Day 6