FINA/airweave競泳ワールドカップ東京大会の第1日目が終了しました。

どのチームも強化トレーニングが行われている真っ最中で疲労も溜まっている中、女子選手たちが若手を中心に躍動。日本新記録2つ、中学新記録1つが樹立されました!

最初に会場を湧かせたのは女子100mバタフライの池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)。従来の記録を0秒21上回る57秒56の日本新記録を樹立。中学生の日本新記録樹立は1996年の青山綾里選手以来19年ぶりとのこと。「日本新が出るとは思っていなかったので驚いた。外国の選手たちに負けず、ここでタイムが出たことは自信になる。」と笑顔でコメントしていました。
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その池江選手も出場した女子50m自由形では日本記録保持者・内田美希選手(東洋大学)が意地を見せると24秒95の日本新記録を樹立。内田選手も「日本新が出るとは思っていなかったのでタイムを見てビックリした。来年に繋がるレース。」とトレーニングを積んでいる状態での記録更新に充実感が伺えます。
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更に女子200m個人メドレーでは今井月選手(本巣SS)が2分11秒45の中学新記録を樹立。こちらもこの時期に個人メドレーでの記録更新でビックリしながらも喜びを隠さず、明日のレースにも繋がりそうです。
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記録の面では、女子100mバタフライの池江選手の他、男子100m背泳ぎの入江陵介選手(イトマン東進)が53秒27、男子200m平泳ぎの高橋幸大選手(コナミスポーツクラブ)が2分09秒50でこの時期にしっかりオリンピック派遣標準記録を突破し、4月に繋がるパフォーマンスを見せていました。

その他、日本勢の優勝者は以下の通り。

男子100m自由形:中村克選手(早稲田大学)が49.17で塩浦慎理選手(イトマン東進)との接戦を制し優勝。
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男子200mバタフライ:勢いのある高校2年生・幌村尚選手(西脇工業高校)が自己ベストを大幅に更新する1分56秒17で迫る中、坂井聖人(早稲田大学)は1:55.75で逃げ切り意地を見せてくれました。3位には矢島優也選手(スウィン大宮/明治大学)が入り、この種目は日本勢が表彰台を独占!
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男子400m自由形:先日のOWSワールドカップ香港大会で初入賞を果たした宮本陽輔(自衛隊体育学校)は力強く400mを泳ぎ切り、3:49.68の好記録で優勝。
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男子200m平泳ぎ:高橋幸大(コナミスポーツクラブ)は自己ベストとなる2:09.50で渡辺一平選手(早稲田大学)を抑え、見事優勝。
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女子800m自由形:こちらも先日のOWSワールドカップ香港大会で入賞を果たした森山幸美(日本体育大学)が"Iron Lady" Katinka Hosszu選手(ハンガリー)のラストの猛追から逃げ切って優勝。
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新記録で盛り上がるFINA競泳ワールドカップ東京大会!明日のレースも楽しみです!

FINA/airweave Swimming World Cup 2015 Tokyo - Day 1