FINA/airweave競泳ワールドカップ東京大会第2日目の予選競技が終了しました。

強化期間中の大会ながら初日の記録ラッシュで期待感も高まり、大会の雰囲気も盛り上がっています。選手たちの泳ぎやコメントからも来年に向けて強化のポイントを確認しながら、レースに臨んでいるのが伝わって来ます。


本日注目を集める女子200m平泳ぎで予選をトップ通過したのはベテラン金藤理絵選手(Jaked Elite Team)。決勝では渡部香生子選手(JSS立石/早稲田大学)、今井月選手(本巣SS)や海外勢との優勝争いとなりそうです。
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男子200m自由形では小堀勇氣選手(東京SC)がトップ通過。またベテラン松田丈志選手(セガサミー)も決勝に駒を進め「昨日(200mバタフライ)では中途半端な泳ぎになってしまったので今日は予選からしっかり泳いだ。接戦になると思うので細かいところよりも勝負にこだわりたい。」とコメント。来年のオリンピック選考会、派遣標準記録も見据え、1分47秒台での勝負に期待がかかります。
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女子200mバタフライの星奈津美選手(ミズノ)は「今のレースでもラストがキツかったが泳ぎの感覚とタイムは一致している。高いタイムは狙えないが2分07秒〜08秒くらいで泳ぎたい。」とコメント。
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また昨日の日本新記録で注目される池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)は女子100m自由形で予選トップ通過し「昨日は200m自由形で予選落ちしてしまったので予選から行こうと思っていた。100m自由形でもメダルを獲得したい。」と意気込み、その後行われた女子50mバタフライでも内田美希選手(東洋大学)に次ぐ2位で決勝進出。両種目共にこちらも昨日日本新記録更新の内田選手との勝負に注目です。
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北島康介選手(アクエリアス)は今大会では決勝進出を果たせませんでしたが、来年に向けていよいよ本格的な強化に突入です。
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また本日の決勝では、男子200m背泳ぎの入江陵介選手(イトマン東進)とMitch Larkin選手(豪州)の戦いや男子100m平泳ぎのCameron van der Burgh選手(南アフリカ)、本日も決勝4種目に登場するKatinka Hosszu選手(ハンガリー)など世界トップスイマーの泳ぎにも注目しましょう!

FINA/airweave Swimming World Cup 2015 Tokyo - Day 2