FINA/airweave競泳ワールドカップ東京大会の第2日目が終了しました。

昨日の日本新記録で注目が集まった池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)が勢いそのまま本日も中学新記録で2種目を制覇!池江選手の2種目を含め、本日日本勢は合計8種目で優勝を果たしました!

まずは本日最初の決勝種目となった女子100m自由形で池江璃花子選手は日本記録にあと0秒14と迫る54秒14の中学新記録を樹立して優勝。更に女子50mバタフライも26秒17の中学新記録で制し、今大会3冠を達成。この時期の記録更新でオリンピックイヤーへの期待も高まります!
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注目の女子200m平泳ぎは予想通りの接戦となり、最後はベテラン金藤理絵選手(Jaked Elite Team)が実力を見せリオ五輪派遣標準記録を突破する2分23秒01の好記録で優勝。渡部香生子選手(JSS立石/早稲田大学)も2分23秒46の好記録で「勝負に負けたのは悔しいが思ったよりも記録は出ているので満足している。」とコメント。4位には中学生の今井月選手(本巣SS)が入り、金藤選手と共にW杯ドーハ大会、ドバイ大会を転戦します。来年もこの種目はハイレベルな争いとなりそうです。
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また男子200m背泳ぎでは1分53秒34ととてもハイレベルな今季最高記録を叩き出したMitch Larkin選手(豪州)が優勝し、入江陵介選手(イトマン東進)は1分56秒00でリオ五輪派遣標準記録を突破するも来年に向けての課題が見つかったレースとなりました。



この他、男子200m自由形では小堀勇氣選手(東京SC)が充実ぶりを見せ、1分47秒59で優勝。この時期の好記録で来年に向け手応えを掴んだようです。2位には坂田怜央選手(イトマン近大)、3位には江原騎士選手(山梨学院大学)が入り、表彰台を独占。
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女子200mバタフライは世界王者の意地を見せた星奈津美選手(ミズノ)が2分08秒13で優勝。「トレーニングしている中でもラスト50mで粘れたのは理想のレース展開。レベルはそれほど上がらないと思っていたので優勝できて最低限達成出来てよかった。リオ五輪は内定しているが、4月にはもう一度自己ベストを出せるよう冬場に強化して行きたい。」と前を向いています。
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萩野選手、瀬戸選手不在の男子200m個人メドレーはラスト自由形勝負となり、藤森太将選手(ミキハウス)が意地を見せ唯一2分を割る1分59秒76で優勝。
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男子50m自由形では中村克選手(早稲田大学)が優勝、塩浦慎理選手(イトマン東進)が2位に入り、昨日に続くワンツーフィニッシュ。
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日本人のみでの決勝でラストは大接戦となった男子1500m自由形は、平井彬嗣選手(明治大学)が竹田渉瑚選手(イトマン)から0秒37差で逃げ切る15分16秒39で優勝。
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これでW杯東京大会も終了し、今年のW杯も残すはドーハ、ドバイ大会のみ!

FINA/airweave Swimming World Cup 2015 Tokyo - Day 2