オリンピック前年となった2015年もあっという間に1年を終えようとしています。

今年も1年間で様々なことがありましたが、ハイライトと言えば、やはり世界水泳カザンで3名の金メダリストが生まれたことでしょう。

女子200mバタフライを制した星奈津美選手(ミズノ)。昨年手術を受けてから1年間経たずに世界王者に輝いた精神力の強さが光りました。
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女子200m平泳ぎを制し、200m個人メドレーでも日本新記録で銀メダルを獲得した渡部香生子選手(JSS立石ダイワ/早稲田大学)。間違いなく今年一番注目された選手ですね。
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男子400m個人メドレーで2連覇を果たした瀬戸大也選手(JSS毛呂山/早稲田大学)。大会前半の不調から最終日の同種目に向けて立て直しが出来たのは、本人にとって大きな自信となったようです。
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3名の選手はリオデジャネイロ五輪代表内定を決め、本番に向け着々と準備を進めています。もちろんカザンで内定を決められなかった選手たちもこの冬場、来るオリンピックイヤーに向け厳しいトレーニングに取り組んでいます。



またシンガポールで開催された世界ジュニア選手権でも池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)が女子50m/100mバタフライで2冠を達成。男子200mバタフライでは幌村尚選手(ナイスSP/西脇工業)が見事金メダルを獲得し、ジュニアでも2名の世界王者が誕生しました。池江選手は更に10月のW杯東京大会女子100mバタフライで中学生ながら57秒56という驚異的な日本新記録を樹立。来年の更なる飛躍にも期待がかかります。
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光州で開催されたユニバーシアードでは長谷川純矢選手(中京大学)が男子50m/100m背泳ぎを制し見事な2冠を達成。
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日本大学薬学部を卒業したオリンピアンの松島美菜選手(セントラルスポーツ)は50m平泳ぎでは日本新記録を樹立し、100m平泳ぎでは金メダルを獲得。2大会目のオリンピック代表入りに虎視眈々と照準を定めています。男子1500m自由形では平井彬嗣選手(明治大学)が日本人3人目、自身初となる14分台で金メダルを獲得。
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女子200m平泳ぎでは福留景子選手(鹿屋体育大学)と青木玲緒樹選手(東洋大学)がワンツーフィニッシュで日本女子平泳ぎ陣の層の厚さを証明しました。
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いよいよリオデジャネイロ五輪開催年の2016年に突入します。ロンドン五輪以降の4年間の集大成となる1年。トビウオジャパンの更なる飛躍の年となることをご期待いただき、変わらぬご支援、ご声援をいただければ幸いです。

それでは皆様、良いお年をお迎え下さい。
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