オリンピック選考会を6週間後に控え、記録ラッシュに湧いたKONAMI OPEN 2016が終了しました!

昨日に続きハイレベルなレースが続いたKONAMI OPEN 2016の第2日目。女子50m背泳ぎでは酒井夏海選手(スウィン南越谷)が28秒43の中学新記録を樹立!好調の中学2年生・酒井選手はこの前に行われた女子200m背泳ぎでも2分10秒20の好記録で優勝。4月に向けて弾みをつけています。
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(写真:フォート・キシモト)


池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)と内田美希選手(東洋大学)の対決と日本記録更新に注目が集まった女子100m自由形。池江選手が惜しくも日本記録には届かなかったものの54秒13で優勝。先日53秒99の日本新記録を樹立しましたが、中学記録の更新にタイムラグがあり本日も中学新記録のコールがありました。本日21歳の誕生日を迎え、バースデーレースとなった内田選手もこの時期としては順調と言える54秒58の好記録。この2選手を中心に女子400mフリーリレーでの活躍も期待されます!
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(写真:フォート・キシモト)


男子100m自由形を制した中村克選手(スピードSC)も本日が誕生日!昨日の50m自由形と合わせて二冠を達成です!

昨日は400m個人メドレーで日本新記録を樹立し好調の清水咲子選手(ミキハウス)は女子200m個人メドレーでも渡部香生子選手(JSS立石)を抑え、派遣標準記録を突破する2分10秒51の自己ベストで優勝。今大会最も充実したパフォーマンスを見せてくれた選手でした!
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男子200m背泳ぎではこの種目に久々にエントリーした萩野公介選手(東洋大学)の泳ぎに注目が集まりました。世界水泳カザン代表の金子雅紀選手(YURAS)を終始リードする展開のレースは1分56秒10で優勝。納得のいく結果ではなく、4月にこの種目に出場するかどうかについては明言を避けていました。
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(写真:フォート・キシモト)


女子200mバタフライでは東京都選手権での課題から、前半から積極的な入りを見せた星奈津美選手(ミズノ)が2分06秒56で優勝。しかし「ラストのターンの時に迫っているのが見えた」と星選手が意識するほど喰らいついた長谷川涼香選手(東京ドーム)も派遣標準記録に迫る2分07秒99で2位。4月に向けこちらも手応えを掴むレースとなりました。
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(写真:フォート・キシモト)


そして注目の集まった男女の100m平泳ぎ。女子はラストの持ち味を発揮した渡部香生子選手(JSS立石)が鈴木聡美選手(ミキハウス)を抑えて優勝。「今シーズンに入ってからなかなか優勝がなかった。やっぱり勝つことは楽しい。」と表情を緩ませていました。3位の今井月選手(本巣SS)や今回は出場しなかった金藤選手、松島選手らを含め4月の選考会での女子平泳ぎは大混戦が予想されます!



男子100m平泳ぎでは積極的な展開を見せた小関也朱篤選手(ミキハウス)が終始レースを支配し、北島康介選手(アクエリアス)らを抑えて59秒67の好記録で優勝。「あと0.3秒速ければもっとよかったが、59秒台に乗せられたのはトレーニングの成果が出ている。(4月は)58秒台を目指したい。200mはテクニックを磨いて世界記録を狙いたい。」と手応えを覗かせていました。
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(写真:フォート・キシモト)


一方、北島選手も順調に記録を伸ばし1分00秒57で2位。「今出来る最大限を出せた。(レース感は出来たので)ここからは思いっきり強化するだけ。(4月の自分には)期待しかしていない。」と語り、5大会連続出場に向け迷いはありません。
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また男子400m自由形では昨日200m自由形で自己ベストを大幅更新した江原騎士選手(山梨学院大学)が優勝するも「昨日よかったので派遣標準記録を狙っていったが力んで前半行き過ぎてしまった。」と悔しさを滲ませながら、「4月は必ず派遣標準記録を突破する」という強い意志が感じられました。
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また注目を集めながら今大会は不調のまま無冠に終わった瀬戸大也選手(JSS毛呂山)は200m個人メドレーを泳ぎ終え「めちゃくちゃ長い200m個メでした。東京都選手権で思いのほか良い記録が出て、油断があったかもしれない。ここ2週間納得の行く練習が出来ていなかった。今回の結果を受けて、自分に追い討ちをかけて1回1回のトレーニングをしっかりやっていきたい。」と要因はハッキリしているようでした。

いよいよリオ五輪代表選手選考会まで明日でちょうど6週間。既に世界各地で合宿に励んでいる選手たちもいますが、ここからが本当に最後の追い込みです!悔いのないトレーニングを積んで、選手たちが充実した状態で4月の選考会に臨めることを期待しています!
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(写真:フォート・キシモト)


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KONAMI OPEN 2016 水泳競技大会|日程&結果