JAPANSWIM2016の第6日目が終了しました。

準決勝が4種目、決勝が4種目行われ、決勝の最終2種目ではワールドクラスの日本新記録が2連発!女子200m平泳ぎでは金藤理絵選手(ぎふ瑞穂スポーツガーデン)が世界記録に0秒54まで肉薄する2分19秒65の日本新、男子200m個人メドレーでは萩野公介選手(東洋大学)が自身の記録を上回る1分55秒07の日本新記録を樹立!また同種目で2位に入った藤森太将選手(ミキハウス)、男子200m背泳ぎでは優勝した入江陵介選手(イトマン東進)、2位の金子雅紀選手(YURAS)がそれぞれ派遣標準記録を突破し、リオ五輪代表に内定しています。
TK1604090738












今日もまずは準決勝レースを振り返ります。

【男子50m自由形】
TK1604090024











塩浦慎理選手(イトマン東進)と中村克選手(イトマン東進)の両雄が隣同士の準決勝1組。トップで決勝に駒を進めたのは塩浦選手で22秒25。中村選手も0秒04の僅差で2位。「思った以上の記録が出た。しっかり準備して明日に備えたい。100mでは個人派遣が切れなかったので決勝は21秒87より速いタイムで泳ぎたい。」

【女子50m自由形】
トップ通過は内田美希選手(東洋大学)の25秒20。「予選と比べ全然いい泳ぎ。感覚とタイムは一致している。決勝ではもちろん派遣標準狙って、日本新を狙っていい泳ぎをしたい。(池江選手には)100mでも勝ったので50mでも勝ちたいと思います。」準決では高校新を狙うと公言していた池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)は、有言実行で25秒30の高校新。「高校新は出している感覚あり、有言実行が出来た。明日は美希さんに負けないように頑張りたい。派遣標準とまでは行かないがベスト更新を狙いたい。」

【男子100mバタフライ】
藤井拓郎選手(コナミスポーツクラブ)が52秒22でトップ通過。「本当は51秒台中盤まで行きたかった。まだ身体がイマイチ動いていない。前半いいが後半力を入れたところでノビがない。派遣標準が最大のライバル。半年間それだけを考えて来た。ほぼノーミスで来ないと切れない。決勝には集中して臨みたい。」

【女子200m背泳ぎ】
予選後に2分9秒台を狙うとコメントしていた酒井夏海選手(スウィン南越谷)が2分10秒00でトップ通過。「2分10秒00だったので99でもいいので2分9秒台が欲しかった。100mでも思った以上によかったのでしっかり練習できている。明日は今大会最終レースなのでいい泳ぎをしたい。」


そして大いに盛り上がった決勝の4種目。

【女子800m自由形】
TK1604090475











400m個メで代表入りが内定している高橋美帆選手(ミキハウス)が積極的なレース展開で、他選手を引き離し、後半追いつかれかけるも逃げ切って8分36秒84でこの種目初優勝。「ずっと個メ中心で自由形の強化をしていたので自己ベストが出て嬉しい。(リオでは)4年前は予選で終わって悔しい思いをした。今回は決勝で戦いたい。」


【男子200m背泳ぎ】
TK1604090543











この種目の第一人者・入江陵介選手(イトマン東進)と今大会好調の砂間敬太選手(イトマン)に注目が集まりましたが、前半飛び出したのは金子雅紀選手(YURAS)。ラスト50m先頭争いは大混戦。入江選手がなんとか逃げ切り1分56秒30で優勝。「日本選手権10連覇をうれしく思う。でもタイムは正直遅いので悔しいが、今の自分の身体の状況ではベスト尽くした。リオでは期待して下さい!」2位争いは金子選手も砂間選手の猛追を振り切り、1分56秒52で派遣標準記録を突破し、見事リオへの切符を掴みました。「この結果は支えて下さった方たちのおかげ。去年の世界選手権での悔しさを活かして今年は頑張りたい。」
TK1604090602













【女子200m平泳ぎ】
TK1604090727











リオ五輪代表枠は世界王者の渡部香生子選手(JSS立石)が既に内定し、残り1枠を争ったこの種目。決勝でも圧倒的な強さを見せた金藤理絵選手(ぎふ瑞穂スポーツガーデン)が世界記録にも0秒54と迫る2分19秒65の日本新記録を樹立!まさに”ワールドクラス”の泳ぎで渡部選手と共にリオ五輪代表入りが内定。「前回日本新を出したときは加藤コーチがいない海外遠征だった。今日は加藤コーチの前で、そしてこんなに多くの方々の前で日本新を出すことが出来て本当に嬉しい。しっかりリオ五輪の舞台ではありのままの自分を出したい。世界新を出したい。」と力強くコメントしてくれました。


【男子200m個人メドレー】
TK1604091150











この種目では予選、準決から素晴らしい泳ぎを見せた萩野公介選手(東洋大学)がバタフライ、背泳ぎと前半から凄まじいラップを刻み、ラストまで粘りきり1分55秒07の日本新記録を樹立!「ラスト5m詰まったが、今大会初の自己ベストは素直に嬉しい。もっともっと力をつけてリオで戦いたい。」そして2位を争った瀬戸大也選手(JSS毛呂山)と藤森太将選手(ミキハウス)は平泳ぎの時点でほぼ同着。ラストの自由形で勝ち切ったのは藤森選手でした!「ここで勝たなければ全てが無駄になると思った。」という本当にがむしゃらなラストの自由形は仲間たちにも感動を与えていました。1分57秒57で見事派遣標準記録を突破し、萩野選手と共にリオ五輪代表入りが内定しています。


本日も数々のドラマがありましたが、世界的に見ても相当ハイレベルなレースを見ることが出来ました。さぁいよいよ選考会も残すところあとは明日の決勝のみ!リオ五輪代表内定者はここまで33名。最終日にもリオ五輪代表入りを目指す選手たちが厳しい派遣標準記録にチャレンジしていきます。最終日も選手たちへの熱い応援をよろしくお願い致します!


公式リザルトはこちらから
第92回日本選手権水泳競技大会 競技結果速報

(写真:PICSPORT)