日本一決定戦の初日、7種目の決勝競技が終わりました。リオデジャネイロ五輪翌年ですが、選手たちは力泳を見せてくれました!

この日、五輪メダリスト2人の対決に注目が集まった男子400m個人メドレー決勝。まずは瀬戸大也選手(ANA/JSS毛呂山)がバタフライで先行し、背泳ぎで萩野公介選手(ブリヂストン)が逆転。平泳ぎで再度瀬戸選手が逆転すると、最後の自由形勝負になり、最後は大接戦でフィニッシュ。4分10秒44で初優勝を飾ったのは、瀬戸選手でした。萩野選手は、瀬戸選手に100分の1秒差で破れ、4分10秒45の2位。最後まで目の離せない白熱の展開に、会場も盛り上がりました。

(写真提供:PICSPORT)
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女子50mバタフライは、池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)が、自身が持つ日本記録(25秒50)に惜しくも100分の1秒届かず。ですが、世界ジュニア新記録となる25秒51で優勝を果たしました。
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女子400m自由形は、スタートから安定した泳ぎで五十嵐千尋選手(日本体育大学)が4分08秒28で優勝して、日本選手権5連覇を達成。

男子50mバタフライは、背泳ぎの五輪代表である長谷川純矢選手(ミキハウス)が、日本記録にあと100分の5秒まで迫る、23秒50で初優勝を飾ります。

男子100m自由形では、前半から中村克選手(イトマン東進)と塩浦慎理選手(イトマン東進)の2人が飛び出し、最後は後半にするすると前に出た中村選手が48秒26と、47秒台まであと少しという好タイムで優勝しました。

女子100m平泳ぎは、鈴木聡美選手(ミキハウス)が先行しますが、後半に伸びてきた青木玲緒樹選手(ミキハウス)が最後に逆転し、1分06秒77の自己ベストに迫るタイムで初優勝。

1日目、最後の決勝種目となった男子100m平泳ぎ。小関也朱篤選手(ミキハウス)は27秒76で折り返し、ただひとり1分を切る59秒26で優勝しました。

世界への切符を懸けた戦いは、まだまだ始まったばかり。明日からも注目のレースが続きます! 1秒、10分の1秒、100分の1秒という瞬間にすべてを懸ける選手たちの熱戦に期待しましょう!

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