和歌山県選手権の2日目は、男女の4×100mリレーのメンバー選考となる100m自由形に、リレー代表候補選手たちが出場しました。

女子100m自由形ではスタートから大接戦。横一線の状態から後半に抜け出して、54秒90のトップでフィニッシュしたのが、山根優衣選手(セントラルスポーツ)。続く55秒01で泳いだのは、五十嵐千尋選手(日本体育大学)。そして55秒03で青木智美選手(ATSC.YW)が3番手でフィニッシュ。4月の日本選手権でひと足先にメンバーとして決定していた池江璃花子選手(ルネサンス亀戸/淑徳巣鴨)と合わせて、女子4×100mリレーメンバーが選ばれました。
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4×200mリレーの高野綾選手(イトマン)と、4×100mリレー・4×200mリレーの2種目で選ばれた青木選手と山根選手。
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男子100m自由形は、代表候補だった古賀淳也選手(第一三共)と松元克央選手(セントラルスポーツ/明治大学)のふたりが、きっちり49秒台をマーク。松元選手が49秒44、古賀選手が49秒59で泳ぎ、中村克選手(イトマン東進)と塩浦慎理選手(イトマン東進)の2人を加えた4人が男子4×100mリレーメンバーとなりました。
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これで今年の夏のメインレースとなる、第17回世界水泳選手権(ハンガリー・ブダペスト)に向かう代表メンバーが出そろい、チームを率いる平井伯昌監督も「あと1カ月と少しの本番に向かって、スタッフも含めて一丸となって、気持ちを引き締めて臨みたい」と豊富を語りました。

代表メンバーたちは、これからそれぞれ合宿などでトレーニングを積み重ねて、最終調整に入っていきます。

東京五輪に向けたスタートの年となる今シーズン。選手たちの活躍に期待しましょう!

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