第17回世界水泳選手権(ハンガリー・ブダペスト)の競泳競技4日目の準決勝、決勝(イブニングセッション)が終了しました。
男子200mバタフライの決勝レース。Tamas KENDERESI選手、Laszlo CSEH選手という地元ハンガリー選手がふたりも出場するだけあって、会場は震えるほどの大歓声に包まれます。そんななか、予選トップ通過の瀬戸大也選手と坂井聖人選手がメダル獲りに挑みました。


スタートから飛び出したのは、6コースのChad le CLOS選手(南アフリカ)。それに食らいつくようにして、前半の100mを瀬戸選手は54秒58の3番手、坂井選手は54秒71の4番手で折り返します。ラスト50mでは、CSEH選手、KENDERESI選手も交えた接戦に。最後は瀬戸選手がKENDERESI選手に競り勝ち、1分54秒21の銅メダルを獲得しました!

「自分としてはもう少し前半から攻めたほうが良かったかな、とも思うんですが、この結果が今日の自分ができる、最高の結果だったと思います」(瀬戸選手)

坂井選手は、得意の後半で伸びることができず「前半、もっと速く入ろうと思ったんですが、それもできず、後半もそのままになってしまいました」と悔しさをにじませる1分55秒04の6位という結果でした。

この日、トビウオジャパンが出場した準決勝種目は3種目。男子100m自由形の塩浦慎理選手と、女子200mバタフライの長谷川涼香選手、牧野紘子選手、そして男子200m個人メドレーには瀬戸選手と萩野公介選手が出場しました。
塩浦選手は、日本人初の100m自由形での決勝進出に挑みますが、48秒54の11位。「後半、足がきつくなってバテてしまいました」と悔しさをにじませますが、「調子は良いので、次の50mでは自己ベストを狙います」と気持ちを切り替えていました。


女子200mバタフライは、長谷川選手が100mを折り返したあとにするすると抜け出し、2分07秒01の全体4位で決勝に進出。牧野選手は、長谷川選手と同じように100mからじりじりと周囲を追い上げて2分07秒95で泳ぎますが、全体10位となり、惜しくも決勝進出を逃しました。

「メダルは狙っていますが、まずは世界大会でのはじめての決勝レースなので、トップレベルの選手たちとのレースを楽しんで、そして食らいついていって、最後メダルがとれたら良いなと思っています」(長谷川選手)

男子200m個人メドレーの準決勝は、男子200mバタフライのメダルセレモニー直後。瀬戸選手は表彰台でも「個人メドレーはどう泳ごうかなって考えていました」というほどのタイミング。その瀬戸選手は、疲れも見せずにバタフライから積極的なレースを展開し、予選からタイムをしっかり上げる1分56秒92で、全体の5位で決勝に進出しました。
準決勝2組目の萩野選手も、バタフライで世界記録を0秒4も上回るラップでターンし、背泳ぎ、平泳ぎと周囲から身体ひとつ抜け出します。最後の自由形は力を残すようにフィニッシュし、1分56秒04の2位で決勝に駒を進めました。


競泳競技5日目のモーニングセッションで行われる種目すべてにトビウオジャパンが登場。女子100m自由形には池江璃花子選手、男子200m背泳ぎには萩野選手と入江陵介選手、女子200m平泳ぎに青木玲緒樹選手と鈴木聡美選手、男子200m平泳ぎに小関也朱篤選手と渡辺一平選手がそれぞれ出場。最後の女子4×200mリレーには、五十嵐千尋選手、池江選手、青木智美選手、高野綾選手の4人が力を合わせて臨みます。
<第17回世界水泳選手権 競泳競技5日目準決勝・決勝結果>
男子100m自由形 準決勝 塩浦慎理 48秒54 11位
男子200mバタフライ 決勝
瀬戸大也 1分54秒21 3位 銅メダル獲得!
坂井聖人 1分55秒04 6位
女子200mバタフライ 準決勝
牧野紘子 2分07秒95 10位
長谷川涼香 2分07秒01 4位 決勝進出
男子200m個人メドレー 準決勝
萩野公介 1分56秒04 2位 決勝進出
瀬戸大也 1分56秒92 5位 決勝進出
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男子200mバタフライの決勝レース。Tamas KENDERESI選手、Laszlo CSEH選手という地元ハンガリー選手がふたりも出場するだけあって、会場は震えるほどの大歓声に包まれます。そんななか、予選トップ通過の瀬戸大也選手と坂井聖人選手がメダル獲りに挑みました。


スタートから飛び出したのは、6コースのChad le CLOS選手(南アフリカ)。それに食らいつくようにして、前半の100mを瀬戸選手は54秒58の3番手、坂井選手は54秒71の4番手で折り返します。ラスト50mでは、CSEH選手、KENDERESI選手も交えた接戦に。最後は瀬戸選手がKENDERESI選手に競り勝ち、1分54秒21の銅メダルを獲得しました!

「自分としてはもう少し前半から攻めたほうが良かったかな、とも思うんですが、この結果が今日の自分ができる、最高の結果だったと思います」(瀬戸選手)

坂井選手は、得意の後半で伸びることができず「前半、もっと速く入ろうと思ったんですが、それもできず、後半もそのままになってしまいました」と悔しさをにじませる1分55秒04の6位という結果でした。

この日、トビウオジャパンが出場した準決勝種目は3種目。男子100m自由形の塩浦慎理選手と、女子200mバタフライの長谷川涼香選手、牧野紘子選手、そして男子200m個人メドレーには瀬戸選手と萩野公介選手が出場しました。
塩浦選手は、日本人初の100m自由形での決勝進出に挑みますが、48秒54の11位。「後半、足がきつくなってバテてしまいました」と悔しさをにじませますが、「調子は良いので、次の50mでは自己ベストを狙います」と気持ちを切り替えていました。


女子200mバタフライは、長谷川選手が100mを折り返したあとにするすると抜け出し、2分07秒01の全体4位で決勝に進出。牧野選手は、長谷川選手と同じように100mからじりじりと周囲を追い上げて2分07秒95で泳ぎますが、全体10位となり、惜しくも決勝進出を逃しました。

「メダルは狙っていますが、まずは世界大会でのはじめての決勝レースなので、トップレベルの選手たちとのレースを楽しんで、そして食らいついていって、最後メダルがとれたら良いなと思っています」(長谷川選手)

男子200m個人メドレーの準決勝は、男子200mバタフライのメダルセレモニー直後。瀬戸選手は表彰台でも「個人メドレーはどう泳ごうかなって考えていました」というほどのタイミング。その瀬戸選手は、疲れも見せずにバタフライから積極的なレースを展開し、予選からタイムをしっかり上げる1分56秒92で、全体の5位で決勝に進出しました。
準決勝2組目の萩野選手も、バタフライで世界記録を0秒4も上回るラップでターンし、背泳ぎ、平泳ぎと周囲から身体ひとつ抜け出します。最後の自由形は力を残すようにフィニッシュし、1分56秒04の2位で決勝に駒を進めました。


競泳競技5日目のモーニングセッションで行われる種目すべてにトビウオジャパンが登場。女子100m自由形には池江璃花子選手、男子200m背泳ぎには萩野選手と入江陵介選手、女子200m平泳ぎに青木玲緒樹選手と鈴木聡美選手、男子200m平泳ぎに小関也朱篤選手と渡辺一平選手がそれぞれ出場。最後の女子4×200mリレーには、五十嵐千尋選手、池江選手、青木智美選手、高野綾選手の4人が力を合わせて臨みます。
<第17回世界水泳選手権 競泳競技5日目準決勝・決勝結果>
男子100m自由形 準決勝 塩浦慎理 48秒54 11位
男子200mバタフライ 決勝
瀬戸大也 1分54秒21 3位 銅メダル獲得!
坂井聖人 1分55秒04 6位
女子200mバタフライ 準決勝
牧野紘子 2分07秒95 10位
長谷川涼香 2分07秒01 4位 決勝進出
男子200m個人メドレー 準決勝
萩野公介 1分56秒04 2位 決勝進出
瀬戸大也 1分56秒92 5位 決勝進出
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