今年は全8戦で行われるFINA/airweave スイミングワールドカップ2017。全体の第7戦、アジアシリーズの2戦目となる東京大会が開幕しました。今大会は第59回日本選手権(25m)水泳競技大会も兼ねた大会です。
写真提供:PICSPORT
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今年からレギュレーションが変わり、1戦ごとにスイミングワールドカップとして行われる種目が変わります。今大会、スイミングワールドカップとして行われたのは12種目。これらの種目は、もちろん日本選手権(25m)としても行われています。

その最初の決勝種目は男子100m平泳ぎ。小関也朱篤選手(JAPAN)は50mのラップを奪うと最後まで逃げ切り、この種目の世界水泳選手権銅メダリストであるKirill PRIGODA選手(RUS)に勝利。56秒49で優勝を果たしました。


続く女子50mバタフライでは、池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)が25秒14の短水路日本新記録、短水路世界ジュニア新記録を樹立して銅メダルを獲得!


池江選手に負けじと男子100m自由形では、中村克選手(イトマン東進)が46秒54で短水路日本新記録を樹立して3位に入りました!


男子200m背泳ぎでは、金子雅紀選手(JAPAN)が1分49秒74で優勝、入江陵介選手(JAPAN)が1分49秒95で2位に入り、日本人のワンツーフィニッシュを飾ります。



女子400m個人メドレーでは、Katinka HOSSZU選手(HUN)に逃げ切って優勝し、大橋悠依選手(東洋大学)が4分27秒82で2位、清水咲子選手(ミキハウス)が4分29秒06の3位と大健闘。



女子50m背泳ぎは海外勢が力を見せるなか、森万柚子選手(愛競対)が26秒56で3位に入ります。

男子1500m自由形は4位ながら、800mの途中経過で7分42秒28の短水路日本新記録を江原騎士選手(自衛隊/フィッツ竜王)が樹立しました。

女子200m平泳ぎは、優勝したRikke PEDERSEN選手(DEN)と最後まで接戦を演じた青木玲緒樹選手(ミキハウス)が、世界水泳選手権金メダリストのYuliya EFIMOVA選手(RUS)を破って2分18秒78で2位に入りました!


個人種目最後のレースである男子200m個人メドレーでは、瀬戸大也選手(JAPAN)が1分51秒40で優勝! 2位には藤森丈晴選手(ミキハウス)が1分54秒59で、3位には砂間敬太選手(イトマン)が1分55秒16で入り、日本人選手が表彰台を独占!



日本選手権(25m)のみの開催種目だったのは6種目。まずはタイムレース決勝で行われた女子800m自由形は、森山幸美選手(日本体育大学)が8分23秒43で優勝。女子200mバタフライを2分06秒71で制したのは、牧野紘子選手(東京ドーム)でした。

男子50m背泳ぎでは、23秒40で長谷川純矢選手(ミキハウス)が制し、女子100m背泳ぎは56秒92で諸貫瑛美選手(スウィン館林)が、男子100mバタフライは川本武史選手(TOYOTA)が50秒50で優勝し、女子50m平泳ぎは大和田明日楓選手(慶應義塾大学)が31秒11で優勝しました。

2日間のハードなスケジュールの今大会。最終日の明日も、トビウオジャパンの選手たちの活躍に期待してください!

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