第94回日本選手権水泳競技大会 競泳競技(JAPAN SWIM 2018)も3日目が終了し、前半戦が終わりました。
写真提供:PICSPORT
Instagram @tobiuo_japan

連日新記録が誕生していますが、この日も日本新記録が誕生!


男子50m平泳ぎ決勝で、スタートから「感覚が今までにないくらい鋭かった」と一気に飛び出した小関也朱篤選手(ミキハウス)が27秒12の日本新記録を樹立しました!


「コンマ数秒かもしれませんが、自己ベストが出せたことはすごく大きいこと。200mも勢いに乗って、予選から良い泳ぎ、良いタイムで泳いできたいと思います」(小関選手)


男子1500m自由形決勝では、前半から飛び出していき、そのままペースを落とすことなく最後まで粘り抜いた竹田涉瑚選手(オーエンス)が自己ベストとなる14分55秒42で初優勝を飾りました!


「初日の400mの結果から、スピードが出ていることは分かっていましたから、前半からいきました。ラストはがむしゃらでしたけど、14分台で優勝できてうれしいです」(竹田選手)


女子100m背泳ぎ決勝では、前半から積極的に攻めた酒井夏海選手(スウィン南越谷/武南高校)を後半、ラスト25mで追い上げて逆転優勝を果たしたのは小西杏奈選手(中京大学)でした。59秒62の自己ベストで、大会2連覇です。


「優勝できてすごくうれしいです。頑張って練習してきて良かったと思います。でもまだまだ世界では戦えないので、これからも自分を鍛えていきたいと思います」(小西選手)


女子100m平泳ぎは、前半をただひとり30秒台で折り返す積極的なレースを展開した、青木玲緒樹選手(ミキハウス)が、後半も失速することなく、持ち味の強さを生かしたレースで1分05秒90で優勝しました!


「日本記録まであと少しだったのは悔しいですが、優勝できて良かったです。後半は自信があったので、前半から積極的に攻めるレースをしました」(青木選手)


男子50m背泳ぎ決勝は、この種目の世界水泳選手権銀メダリストの古賀淳也選手(第一三共/スウィン埼玉)が、スタートから他を寄せつけない泳ぎで24秒56で、この種目なんと9連覇を果たしました。


「スタートのキレが良かったので、そこを生かせたレースでした。今日、必ず代表に入るんだ、という強い気持ちを持って臨みました」(古賀選手)

女子200m自由形決勝は、最後まで混戦模様。後半の粘りを生かす自分のレースを展開した五十嵐千尋選手(T&G)が先行する大橋悠依選手(イトマン東進)を逆転し、1分57秒73で、この種目を3年ぶりに制しました!


「普段の生活環境も練習環境も大きく変わった年だったので、不安はありました。でもそのなかで57秒台を出せて、優勝できたことはうれしいです」(五十嵐選手)


男子200m自由形決勝は、江原騎士選手(自衛隊/フィッツ竜王)と松本克央選手(セントラルスポーツ/明治大学)の一騎打ち。先行する松本選手を150mで一度は江原選手が逆転しますが、松本選手が再度逆転。1分45秒93で初優勝を飾ります。


「46秒台を目指していたので、45秒が出てびっくりです。世界の舞台で記録が出せるように、これからも気持ちを引き締めて練習していきます」(松本選手)

3日目は日本記録が1つ誕生し、これで新記録の数は8に(日本新記録が5、日本高校新記録が3)。
この日で日本選手権も前半戦が終了。後半戦もまだまだ熾烈な代表権争いが繰り広げられます。持てる力を振り絞って戦う選手たちにご声援をよろしくお願いします!





スタートリスト・リザルトはこちらです!

大会公式HPはこちらです!