夏の国際大会の代表選考会を兼ねた、第94回日本選手権水泳競技大会 競泳競技(JAPAN SWIM 2018)も、大会5日目の競技が終了しました。
選手たちも長丁場の大会に疲れも見え始めるなかですが、5日目も日本新記録のコールが響き渡りました。
この日の最初の準決勝種目だった女子100m自由形に出場した池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)。「準決勝で出るとは思わなかった」と自身も驚きの53秒46の日本新記録を樹立!
「53秒台が出せれば、と思っていたのでびっくりでした。最終日には50mバタフライもありますが、最後まで記録を狙って、全力で泳ぎ切りたいと思います」(池江選手)
5日目に行われた決勝種目は、女子200mバタフライと男子200m背泳ぎ、そして男子200m平泳ぎの3種目。
女子200mバタフライ決勝は、前半の100mを1分00秒台で折り返した長谷川涼香選手(東京ドーム/日本大学)が、150mまではレースを引っ張ります。ところが、150mをターンしてから、長谷川選手の持ち味である後半があまり伸びてきません。そこでするすると抜け出してきたのが、持田早智選手(ルネサンス幕張/日本大学)でした。最後の最後、苦しいところでもテンポを落とさずに泳ぎ切った持田選手は、自己ベストとなる2分08秒61で初優勝です!
「優勝できたことは、本当にうれしいです。去年は練習にも身が入らず、何をやってもダメだと思った時期もありました。でももう一回やってみようと思えて、練習を頑張ってきた成果が出せて良かったです」(持田選手)
男子200m背泳ぎ決勝では、入江陵介選手(イトマン東進)が、全く危なげないレース運びを見せて、1分55秒92で優勝。入江選手はこの種目、11回目の優勝を数えることになります。
「11回目の優勝ということで、これまでを振り返ると感慨深いものがあります。ですがこのタイムでは、夏の大会で戦うことはできませんから、気持ちを引き締めて練習していきたいと思っています」(入江選手)
男子200m平泳ぎは、平泳ぎ3冠にチャレンジする小関也朱篤選手(ミキハウス)と、世界記録保持者である渡辺一平選手(早稲田大学)のふたりがレースを引っ張ります。
まずは小関選手がリードしたまま100mを折り返します。150mでトップを奪ったのは、渡辺選手。ここから逃げ切るかと思われましたが、小関選手がじりじりと追い上げ、ラスト25mで逆転。2分08秒45で優勝し、今大会3冠を達成しました!
「優勝した3種目のなかで、50mでは自己ベストを出すことができました。取り組んできた練習が身を結んでいるので、また夏に向けて課題を見つけ、クリアしていけるように頑張っていきます」(小関選手)
5日目には日本新記録が1追加され、これで新記録の数を12まで伸ばしました(日本新記録が7、日本高校新記録が5)。
6日間にわたって、東京辰巳国際水泳場で行われてきた国際大会代表の座を懸けた、日本一の争いにも終止符が打たれます。
最終日、最後の力を出し切って戦う選手たちに、最後までご声援をよろしくお願いします!
スタートリスト・リザルトはこちらです!
大会公式HPはこちらです!
選手たちも長丁場の大会に疲れも見え始めるなかですが、5日目も日本新記録のコールが響き渡りました。
この日の最初の準決勝種目だった女子100m自由形に出場した池江璃花子選手(ルネサンス亀戸)。「準決勝で出るとは思わなかった」と自身も驚きの53秒46の日本新記録を樹立!
「53秒台が出せれば、と思っていたのでびっくりでした。最終日には50mバタフライもありますが、最後まで記録を狙って、全力で泳ぎ切りたいと思います」(池江選手)
5日目に行われた決勝種目は、女子200mバタフライと男子200m背泳ぎ、そして男子200m平泳ぎの3種目。
女子200mバタフライ決勝は、前半の100mを1分00秒台で折り返した長谷川涼香選手(東京ドーム/日本大学)が、150mまではレースを引っ張ります。ところが、150mをターンしてから、長谷川選手の持ち味である後半があまり伸びてきません。そこでするすると抜け出してきたのが、持田早智選手(ルネサンス幕張/日本大学)でした。最後の最後、苦しいところでもテンポを落とさずに泳ぎ切った持田選手は、自己ベストとなる2分08秒61で初優勝です!
「優勝できたことは、本当にうれしいです。去年は練習にも身が入らず、何をやってもダメだと思った時期もありました。でももう一回やってみようと思えて、練習を頑張ってきた成果が出せて良かったです」(持田選手)
男子200m背泳ぎ決勝では、入江陵介選手(イトマン東進)が、全く危なげないレース運びを見せて、1分55秒92で優勝。入江選手はこの種目、11回目の優勝を数えることになります。
「11回目の優勝ということで、これまでを振り返ると感慨深いものがあります。ですがこのタイムでは、夏の大会で戦うことはできませんから、気持ちを引き締めて練習していきたいと思っています」(入江選手)
男子200m平泳ぎは、平泳ぎ3冠にチャレンジする小関也朱篤選手(ミキハウス)と、世界記録保持者である渡辺一平選手(早稲田大学)のふたりがレースを引っ張ります。
まずは小関選手がリードしたまま100mを折り返します。150mでトップを奪ったのは、渡辺選手。ここから逃げ切るかと思われましたが、小関選手がじりじりと追い上げ、ラスト25mで逆転。2分08秒45で優勝し、今大会3冠を達成しました!
「優勝した3種目のなかで、50mでは自己ベストを出すことができました。取り組んできた練習が身を結んでいるので、また夏に向けて課題を見つけ、クリアしていけるように頑張っていきます」(小関選手)
5日目には日本新記録が1追加され、これで新記録の数を12まで伸ばしました(日本新記録が7、日本高校新記録が5)。
6日間にわたって、東京辰巳国際水泳場で行われてきた国際大会代表の座を懸けた、日本一の争いにも終止符が打たれます。
最終日、最後の力を出し切って戦う選手たちに、最後までご声援をよろしくお願いします!
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