初日からメダルラッシュのパンパシフィック水泳選手権も、2日目の競技を終えました。
写真提供:PICSPORT
Instagram @tobiuo_japan

2日目も世界のトップスイマー相手に、トビウオジャパンが大健闘です!

大会2連覇を目指す男子200mバタフライの瀬戸大也選手と、初代表の矢島優也選手は、スタートから激しいトップ争いを繰り広げます。150mをターンすると、瀬戸選手が一気にテンポアップ。ラストスパートが効いて1分54秒34の大会2連覇となる金メダルを獲得しました!
矢島選手も初の国際大会で緊張しながらも、自分の力を存分に発揮。1分56秒33で6位で入賞しました!



「前半、もう少し攻められたら53秒台が見えたかなとも思いますが、2連覇できて今はほっとしています。最後、苦しいところで耐え抜けたのは満員の大観戦のおかげです。ありがとうございました」(瀬戸選手)



長谷川涼香選手と持田早智選手のふたりがメダル獲りに挑んだ、女子200mバタフライ。前半から攻める持田選手に、後半に力を溜める長谷川選手。
持田選手は150mをターンしたあと「大歓声のおかげで最後まで粘れました」と、苦しい中でもテンポを落とさずフィニッシュし、2分07秒66の自己ベストで銀メダルを獲得しました!
長谷川選手も持ち味の後半の粘りを見せ、2分08秒70の4位入賞を果たしました。




「泳ぎも良かったので、前半は予選と同じように楽に速くを意識して、後半にラストスパートをかけられるような展開を意識しました。メダルが獲得できて本当にうれしいです」(持田選手)


男子100m背泳ぎには、瀬戸選手と同様に2連覇をかけた入江陵介選手と金子雅紀選手が登場。大歓声に包まれるなか、入江選手らしい落ち着いた泳ぎを披露。スピード感溢れるレースで52秒78の好タイムで銀メダル! 金子雅紀選手は54秒33の7位入賞です!



「52秒5あたりを狙っていたので、タイム的には悔しい部分もありますが、接戦の中で2位を獲得できたのは素直にうれしいですし、手応えを感じられるレースになりました」入江選手


女子100m背泳ぎ決勝は、酒井夏海選手と小西杏奈選手が出場。予選から59秒台をマークしていた酒井選手は、決勝でも好調を維持してフィニッシュ。59秒33の日本高校新記録をマークして6位に入賞しました。



女子100m自由形決勝は、池江璃花子選手が200m自由形に続いてメダル獲得を狙います。前半は「後半勝負の作戦だった」と26秒04の7位で折り返します。後半、その言葉通り徐々に周囲を追い上げていき、53秒14の日本記録に迫る好記録で5位入賞を果たします。


男子100m自由形は、世界の強豪たちに中村克選手、塩浦慎理選手のふたりが挑みました。ラスト10mまでほぼ横一線、しかもフィニッシャー8人全員が48秒台という接戦のなか、中村選手は48秒49の6位、塩浦選手は48秒68の8位入賞です!



会場が十分に暖まった状態で迎えた、大会2日目の最終種目である男女の4×200mリレー。
女子は五十嵐千尋選手、池江璃花子選手、白井璃緒選手、大橋悠依選手の4人でメダル獲得を狙います。
五十嵐選手は1分57秒88で池江選手にバトンを渡し、その池江選手は昨日の日本記録を出した勢いそのままに1分54秒69で泳ぎ切ります。第3泳者の白井選手は1分58秒29で、アンカーの大橋選手へバトンタッチ。大橋選手は落ち着いた冷静な泳ぎで1分58秒10で泳ぎ切り、マークした7分48秒96のトータルタイムは、昨年のブダペスト世界水泳選手権で出した日本記録を1秒以上更新する日本新記録でした!


男子は第1泳者の江原騎士選手が1分47秒28の3番手で坂田怜央選手につなぎます。坂田選手は焦らず冷静なレース運びで1分47秒07をマーク。第3泳者の小堀勇氣選手が1分48秒41でつなぐと、アンカーの松元克央選手は、前半を49秒台でターンする積極的な泳ぎで1分45秒31でフィニッシュします。トータル7分08秒07でアメリカ、オーストラリアに次ぐ銅メダルを獲得しました!


大会も3日目を迎えて、後半戦に突入です! トビウオジャパンは一丸となって国別対抗戦を戦います!
一意奮闘の想いで臨む選手たちに、ぜひご声援をお願いします!

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