世界水泳2019(韓国・光州)の3日目の準決勝、決勝競技が終了しました。
写真提供:PICSPORT
Instagram @tobiuo_japan

この日、トビウオジャパンに待望のメダルが誕生しました!


男子200m自由形の決勝。前半の100mから果敢に攻めて2番手で折り返した松元克央選手は、150mでは5位にまで順位を下げます。ですが、それはラスト50mでのスパートのためでした。最後のターン後、キックを入れてスパートをかけた松元選手は、1分45秒22の日本新記録で3位フィニッシュ。しかし、1位のDanas RAPSYS選手(リトアニア)がフライングで失格。繰り上げで銀メダルを獲得しました!



「ラストは明日動けなくなるくらい動かせと鈴木陽二先生からも言われていました。とことん自分のレースをしようと決めていました。緊張で頭が真っ白になっていましたが、身体がレースを覚えていました。今は何もかも信じられない気持ちでいっぱいです」(松元選手)

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女子100m背泳ぎ決勝に臨んだ酒井夏海選手。「前半から攻める」という言葉通りテンポを上げて積極的なレースを展開。予選、準決勝、そして決勝としっかり3本タイムを上げて、59秒56の6位入賞です!


ベテラン入江陵介選手は、男子100m背泳ぎ決勝に出場。「いまいち思ったよりスピードが上がっていない」と悔しさの残る53秒26の6位入賞でしたが、「200mに向けては大きな泳ぎでいけると思います」と、得意な200mに向けて気持ちを切り替えていました。


最後を締めくくる女子100m平泳ぎの決勝には、準決勝を3位で通過した青木玲緒樹選手が登場。ラスト、タッチ勝負になるまで熾烈な3位争いでしたが、惜しくも3位のMartina CARRARO選手(イタリア)に100分の4秒差で敗れましたが、堂々の4位入賞を果たしました。


準決勝種目は3種目。男子200mバタフライでは瀬戸大也選手が「ちょっと落ち着きすぎました」と1分55秒33と予選よりタイムを落としますが、3位で決勝に進出。「明日は自分ができることを精一杯やって、全力でメダルを獲得したいと思います」と意気込みを話してくれました。


女子200m自由形に出場していた白井璃緒選手と五十嵐千尋選手。白井選手は前半から果敢に攻めていき、1分56秒82の自己ベストをマークして8位決勝進出です! 五十嵐選手は1分58秒97の16位となりました。



男子50m平泳ぎの小関也朱篤選手は27秒22の13位という結果でした。


大会4日目は、女子50m背泳ぎに酒井選手、男子100m自由形に中村克選手と塩浦慎理選手が、男子200m個人メドレーに瀬戸選手、女子200mバタフライには長谷川涼香選手と牧野紘子選手のふたりが出場。そして、混合4×100mメドレーリレーにも出場します!

Go! トビウオジャパン!!
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◆競泳3日目:準決勝・決勝結果◆
・男子200m自由形 決勝
松元克央 1分45秒22 2位 銀メダル獲得!
・女子100m背泳ぎ 決勝
酒井夏海 59秒56 6位入賞!
・男子100m背泳ぎ 決勝
入江陵介 53秒26 6位入賞!
・女子100m平泳ぎ 決勝
青木玲緒樹 1分06秒40 4位入賞!

・男子50m平泳ぎ 準決勝
小関也朱篤 27秒22 13位
・女子200m自由形 準決勝
白井璃緒 1分56秒82 自己ベスト 8位決勝進出!
五十嵐千尋 1分58秒97 16位
・男子200mバタフライ 準決勝
瀬戸大也 1分55秒33 3位決勝進出!

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