8日間にも及ぶ戦いも、いよいよ後半戦に突入! この日は4種目の決勝競技が行われました。
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最初の決勝種目は4×100mリレーの選考にも関係する男子100m自由形。まさに横一線、48秒台で何人が泳ぐか、というところが大きなポイントになったこの種目。得意な後半の追い上げからトップを獲ったのは中村克選手(イトマン東進)。48秒23で派遣標準記録を突破して優勝を果たしました。



2位は48秒37で松元克央選手(セントラルスポーツ)、3位に48秒87で関海哉選手(日本大学)が、そして4位の難波暉選手(新東工業愛知/TYR)が48秒88で泳ぎ、4人で4×100mリレーの派遣標準記録も突破しました!



女子200mバタフライは、前半100mを59秒78で長谷川涼香選手(東京ドーム/日本大学)が折り返します。長谷川選手はスピードを落とすことなく最後まで泳ぎ切り、2分07秒58で派遣標準記録を突破し、優勝を飾りました!
前半から攻める牧野紘子選手(東京ドーム/早稲田大学)を林希菜選手(イトマン/同志社大学)が追い詰めていきますが、最後は牧野選手が逃げ切って2分08秒66で2位、林選手は2分08秒76の3位となりました。



男子200m平泳ぎでは、佐藤翔馬選手(東京SC/慶應義塾大学)と渡辺一平選手(TOYOTA)が前半から積極的に攻めていきます。100mの折り返しは、佐藤選手が1分00秒89でトップ。150mまでに佐藤選手は2位以下への差をさらに広げ、ラスト50mも失速することなくフィニッシュ。2分06秒40の日本新記録を樹立! 派遣標準記録も突破して優勝です!
2位に入ったのは、前半から攻める二人に惑わされることなく自分のペースを守り切った4レーンの武良竜也選手(BWS)。ラスト50mで一気に渡辺選手を抜き去り、2分07秒58で派遣標準記録を突破しました!





男子800m自由形は、竹田涉瑚選手(オーエンス)と黒川紫唯選手(イトマン富田林/近畿大学)の二人が並んでレースが展開。400mを通過しても並び、その後もピタリと食らいついて離れません。ラスト、先に仕掛けたのは竹田選手。それでも黒川選手は離れず、逆にラスト50mで逆転。7分49秒55の日本新記録を樹立して初優勝を飾りました! 竹田選手は7分50秒42で2位となりました。



この日の準決勝は4種目。女子100m自由形は池江璃花子選手(ルネサンス/日本大学)が54秒36で1位通過。五十嵐千尋選手(T&G/JSS)、大本里佳選手(ANAイトマン)と続きます。
男子200m背泳ぎではベテラン入江陵介選手(イトマン東進)が1分57秒53でトップ、続く2番手で坂井聖人選手(セイコー)が1分58秒08で通過しています。3位通過は高校2年生の竹原秀一選手(はるおか赤間/東福岡高校)でした。
女子200m平泳ぎは宮坂倖乃選手(コナミスポーツ/明治大学)が1位で決勝へ。渡部香生子選手(JSS)が2位、3番通過は高校2年生の曽我部菜々選手(枚方SS/近畿大附属高校)です。



若手の台頭も目立つ今大会。6日目にはどんな戦いが観られるのでしょうか。
全力を出し切って戦い続ける選手たちにご声援をお願いします!

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予選は日本水泳連盟公式YouTubeチャンネルで放送しています!

決勝はNHKで生中継! 放送予定はこちら!