大会も終盤に差しかかりました。第97回日本選手権水泳競技大会 競泳競技の6日目。この日も見応え十分なレースが展開されました!
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女子100m自由形決勝は、リレーメンバーにも関わる種目。緊張感漂う中、前半はまさに横一線で折り返し。後半、池江璃花子選手(ルネサンス/日本大学)が伸びて頭ひとつのリードを奪います。ラスト25mになってもそのスピードは衰えず、池江選手が53秒98でフィニッシュ。さらに2位には酒井夏海選手(スウィン美園/東洋大学)が54秒32、3位には五十嵐千尋選手(T&G/JSS)が54秒33で、4位の大本里佳選手(ANAイトマン)が54秒36でそれぞれ4×100mリレーの派遣標準記録を突破しました!





男子200m背泳ぎ決勝では入江陵介選手(イトマン東進)が、終始危なげないレース運びでスタートから少しずつ周りを引き離していきます。安定した泳ぎとテンポは健在。1分55秒52で派遣標準記録を突破して優勝を果たしました! 2位は入江選手に食らいついた砂間敬太選手(イトマン東進)が1分56秒22で、砂間選手も派遣標準記録を突破しました!





女子200m平泳ぎ決勝。4人の選手が1分09秒台で100mをターン。そこから少しずつ前に出て、周りを引き離していったのが渡部香生子選手(JSS)でした。150mのターンでは2位以下に1秒以上の差をつけて、ラスト50mでさらにその差を広げていって2分23秒04で派遣標準記録を突破しての優勝です!



二人で最後の自由形での勝負になる、と話していたという萩野公介選手(ブリヂストン)と瀬戸大也選手(TEAM DAIYA)。男子200m個人メドレーは、まさにその言葉通りの展開になりました。バタフライでは瀬戸選手がラップを獲り、背泳ぎで萩野選手が奪い返す。平泳ぎでほぼ横並びになり、最後の自由形も並行したままでフィニッシュ。1分57秒41で優勝したのは瀬戸選手。2位の萩野選手は1分57秒43。100分の2秒差という激戦でした。





この日の準決勝種目は男子100mバタフライと女子200m背泳ぎ。男子100mバタフライは、川本武史選手(TOYOTA)が51秒00の日本タイ記録でトップ通過。水沼尚輝選手(新潟医療福祉大学職員)が51秒35で2番手につけており、ハイレベルの決着が予想されます。
女子200m背泳ぎは、100mを制した好調な小西杏奈選手(ガスワン/サイサン)が2分11秒58で1位通過。2位は古林毬菜選手(京急電鉄)、3位には赤瀬紗也香選手(ANAAS/JSS)が続きます。



気づけばもう残り2日。疲れもあるでしょうが、最後の最後まで全力を振り絞る選手たちにとって、皆さまのご声援が力になります! 引き続き応援をお願いします!

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予選は日本水泳連盟公式YouTubeチャンネルで放送しています!

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