先月に行われた第44回全国JOCジュニアオリンピック春季大会において、各種目3位までに入った小学5年生以下を対象に「春季エリート小学生オンライン研修会」が本日開催されました!
講義は5つの項目に分かれ実施をしました。
講義①として立川副委員長から年代別の強化プランについてのお話しをされました。
エリート小学生は競泳の強化プランのスタート地点となります。
「春季エリート小学生」☆
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「秋季エリート小学生」
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「ナショナル突破」
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「ジュニアナショナルチーム」
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「インターナショナル突破」
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「国際大会派遣標準記録突破」
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「オリンピック選手」
夏季JOにおいてもライバルに負けず、次のステージへ進んで欲しいと思います!
講義②は堀畑委員によるアスリート訓です。堀畑さんは2011年世界水泳の400m個人メドレーで銅メダルを獲得し、2012年ロンドンオリンピックの日本代表でもあります。
講義内容としては、水泳をしている理由や自分のライバルは誰か?など水泳を通して大切なことのお話しをされました。大きな声で挨拶すること、感謝の気持ちをもって練習や試合に励むこと、応援される選手になることも速くなる為の第一歩ですね。
講義③は薩摩委員によるトレーニングのお話しです。
トレーニングや水泳の原理原則についてわかりやすく説明しておりました。
練習メニューは選手に速くなって欲しいと願いを込めて、コーチの皆さんが考えて作成しています。そして一つ一つの練習メニューには意図があります。練習メニューの意味を知りながら練習することも速くなる為の近道です!
講義④は医科学委員からのお話しがありました。
科学の林委員からは「じぶん博士になろう!」と題し、強くなる為には常に「なぜ?」と疑問を持ちながら生活やトレーニングすることで速くなるきっかけを探すことができるということ、医事の猪股委員からは水中トレーニングだけでなく、陸上トレーニングも重要だというお話しがありました。
最後の講義⑤では、オリンピアンでありメダリストでもある萩野公介さんをお招きし、参加選手から集まった沢山の質問に答えていただきました。
キックやターン、レース前後の過ごし方、食事の摂り方、レース時の気持ちの持ちようなど他分野にわたる質問に萩野さんは丁寧に答えており、「今を全力で楽しく過ごして欲しい」「水泳だけでなくいろんなスポーツや遊びをしてみて欲しい」「緊張と友達になろう」など選手に響くような言葉がけをしていました。選手は画面越しでもわかるくらいに必死にメモをとりながら聞き入っていました!
短い時間での研修会となりましたが、今日学んだことを明日からぜひ行動に移してみて欲しいと思います!未来のオリンピアン・世界大会でメダリストとなる道のりへの第一歩を踏み出した若きトビウオたちの今後の成長と活躍に期待したいと思います!
また秋季エリート小学生合宿でお会いしましょう!!