3日目にはとうとう世界記録も誕生した第19回FINA世界選手権。4日目の準決勝、決勝競技が終了しました!
写真提供:@photokishimoto
Instagram @tobiuo_japan

東京五輪に続くメダル獲得を狙っていた、男子200mバタフライの本多灯選手。「前半から攻めても後半耐えられる練習をしてきた」と、自信を持って前半を54秒37で積極的に入ります。後半、勝負どころで上げてくる本多選手。100mの時点では8位でしたが、150mのターンの時点では3位にまで浮上。最後は1分53秒61の3位でフィニッシュ。五輪に続くメダルを獲得! 今大会トビウオジャパン初メダル獲得です!
「メダル獲得を目標にしていたので、それはとてもうれしいです。最後は自分らしい泳ぎをする、と決めて臨みました。課題もありますが、思い通りのレースができたんじゃないかと思っています」(本多選手)



ミックスメドレーリレーでは、トビウオジャパンとして初めて世界選手権の決勝の舞台に立ちました。メンバーは入江陵介選手、青木玲緒樹選手、水沼尚輝選手、大本里佳選手の4人。
入江選手が先陣を切り52秒97で引き継ぐと、青木選手も踏ん張って1分07秒10で続きます。水沼選手は予選に続いて50秒台で安定した泳ぎを披露。50秒89でつなぐと、最後の大本選手が54秒32で締めくくって、3分45秒28の7位入賞を果たしました!



準決勝競技では、女子200mバタフライに林希菜選手と水口知保選手のふたりが、男子200m個人メドレーには瀬戸大也選手がそれぞれ出場。

女子200mバタフライでは、林選手が予選同様前半から落ち着いたレースを披露。後半も粘りの泳ぎで先を行く選手たちに食らいつき2分08秒32で予選よりも記録を上げてフィニッシュするも、惜しくも全体の9位で決勝進出はなりませんでした。水口選手も前半から積極的に行きますが2分12秒54の全体16位となりました。





予選を3番手で通過していた瀬戸選手は、準決勝でも落ち着いたレース展開を見せます。前半を54秒台で入ると、最後の自由形でライバルであるKALISZ Chase(アメリカ)に100分の2秒差で競り勝ち、1分56秒74をマーク。全体3位で決勝に進出しました!



男子100m自由形の予選に出場した松元克央選手は48秒83の全体23位という結果でした。



ほか、海外選手を含めたハイライトは、男子200mバタフライで本多選手と戦ったMILAK Kristof(ハンガリー)が前半から自身の持つ世界記録を1秒近くも上回るハイペースでレースを展開。ラスト50mはさすがに疲れが見えましたが、それでも1分50秒34の世界新記録をマーク。ファンが会場に押し寄せ満員となった会場が大興奮のレースでした。
男子800m自由形ではFINKE Bobby(アメリカ)がラスト50mを25秒93という驚異的なラップを叩き出し、7分39秒36で大逆転勝利を収めました。

この日で前半戦が終了! いよいよ明日からは後半戦です!
5日目も選手たちの熱い泳ぎに期待しましょう!
世界と全力を賭して戦う選手たちへのご声援、よろしくお願いします!!

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