2夜連続で世界記録が生まれた第19回FINA世界選手権も後半戦に突入! 大会5日目の決勝競技が終わり、この日はトビウオジャパンにふたつ目のメダルがもたらされました!
写真提供:@photokishimoto
Instagram @tobiuo_japan

男子200m個人メドレー決勝。3位で準決勝を突破していた瀬戸大也選手は、「ちょっとバタフライが硬かった」と話していましたが、準決勝とほぼ変わらない25秒16で折り返し、100mでは4位でターン。この時点でのスプリットタイムも54秒86とまずまず。平泳ぎでこの順位を守った瀬戸選手は、ラストの自由形でラストスパート。「いきなり上げると空回りしてしまうので、ビルドアップぎみに少しずつ上げるイメージで泳いだ」とラスト15mでライバルのKALISZ Chase(アメリカ)を逆転して1分56秒22でフィニッシュ。3位に入って銅メダルを獲得しました!
「今できることはすべてやれました。最後は振り絞って獲ったメダルは、うれしいです。200mでは気持ちで負けないように、最後は力も気持ちもすべて振り絞りました」(瀬戸選手)



予選7位で決勝に進んだ女子4×200mリレーは、予選同様のオーダーで決勝に臨みました。
第1泳者の吉井萌萌花選手は2分01秒67で引き継ぎ、難波実夢選手がそれを受け継いで1分58秒52で続きます。第3泳者は増田葵選手。前半から攻めて1分59秒70でアンカーの小堀倭加選手に引き継ぎます。小堀選手は2分00秒14でフィニッシュし、トータル8分00秒03の8位入賞という結果になりました。



男子200m平泳ぎの準決勝には花車優選手と武良竜也選手のふたりが登場。ふたりともスピードを生かして先行していく周りの選手たちに無理やりついていくことなく、自分のレースに徹底します。花車選手は50mでは4位でしたが、100mでは3位、そして150mでトップに立つと、周りを引き離すようにして2分08秒75をマークして全体の3位で決勝進出を果たしました!



武良選手も花車選手同様徐々に順位を上げていき、ラストで「前半少し焦ってしまったのが出てしまった」と思ったような伸びは出せませんでしたが、それでも2分09秒69をマークし、全体8位で武良選手も決勝に駒を進めています。



ほか、海外勢ではPOPOVICI David(ルーマニア)が男子100m自由形の新王者に輝きました。
さらに女子200mバタフライでは、これもまた10代の若手、McINTOSH Summer(カナダ)が女子200mバタフライを2分05秒20の世界ジュニア新記録を樹立して優勝。さらに女子4×200mリレーの第1泳者で1分54秒79の女子200m自由形の世界ジュニア新記録もマークしました。
また、男子400m個人メドレーを制したMARCHAND Leon(フランス)は、200m個人メドレーを1分55秒22で制して今大会2冠を果たすなど、若手の活躍が続いています。

後半戦最初にメダル獲得で勢いに乗りたいトビウオジャパン。
6日目も選手たちの熱い泳ぎに期待しましょう!
世界と全力を賭して戦う選手たちへのご声援、よろしくお願いします!!

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