本多灯選手に始まり、瀬戸大也選手、花車優選手と3人のメダリストが誕生した第19回FINA世界選手権。長丁場の今大会も残すところはあと2日となりました。
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この日、3日連続でメダルを獲得している流れに乗ってメダル獲得を目指す水沼尚輝選手が、男子100mバタフライ決勝に出場。
前半から飛び出していく隣のMILAK Kristof(ハンガリー)。ついていってしまいそうなところ、水沼選手はしっかり自分のレースに徹して前半を24秒00でターン。折り返して残り25mになってからが水沼選手の見せどころ。力強いキックとストロークで、ひとかきごとに前を行く選手たちを交わしてフィニッシュ。50秒94で銀メダルを獲得! 前半8位からの大逆転劇を演じました!
「表彰式からの景色は感慨深いものがありました。自分自身、固定概念を覆す、という思いを持ってやってきました。そして今回、こうしてMake Historyできたのは、自分にとっても意味があることだと思いますし、日本で見てくれているスイマーの人たちにも良い影響を与えられたんじゃないかと思います」(水沼選手)



女子50m平泳ぎには青木玲緒樹選手が準決勝へ。その準決勝では予選からタイムを上げる30秒71でフィニッシュ。全体11位で惜しくも決勝には進めませんでしたが、本人は納得の表情でした。
「アップで感覚が良くてベストを狙えるかも、と思って欲が出てしまったのが力みにつながったかもしれません。今大会は昨年よりは成長できたと思いますが、まだまだ足りない部分もあります。特にレースに向かう気持ちの面を強くしていきたい」(青木)



男子50m背泳ぎの入江陵介選手は24秒85と自己ベストにせまる好タイムをマーク(準決勝は棄権)。大本里佳選手は女子50m自由形に出場し、25秒38の18位という結果でした。





ほか海外勢はMILAK Kristof(ハンガリー)やLEDECKY Katie(アメリカ)、SJOSTROM Sarah(スウェーデン)など、強い選手がそのままその実力を発揮して勝つレースが続きます。そして最後は4×100mMixedリレーが行われ、オーストラリアがアメリカの持つ世界記録を100分2秒更新する、3分19秒38の世界新記録を樹立して優勝を果たしました。

18日からスタートした今大会も、とうとう最終日です!
最後の最後まで世界と全力を賭して戦う選手たちへのご声援、よろしくお願いします!!

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