第77回国民体育大会 水泳競技 競泳の最終日が終了。この日も新記録が誕生し、夏を締めくくる大会に彩りを添えてくれました。
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大会新記録が誕生した種目は、少年B女子200m個人メドレー。バタフライは中嶋碧選手(富山県)が先行しますが、背泳ぎで成田実生選手(東京都)が逆転すると、平泳ぎ、自由形と少しずつリードを広げてフィニッシュ。成田選手が2分10秒27の大会新記録を樹立して1位に輝きました! 前半攻めた中嶋選手は2分14秒03の2位に、3位には2分14秒66で長岡海涼選手(山形県)が入っています。
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少年B男子400m自由形からスタートした最終日。この種目では高校生たちを抑えて、中学3年生の内村弥路選手(埼玉県)が3分58秒97で1位! 2位は加登博翔選手(兵庫県)が4分00秒05で入り、3位には堀田武蔵選手(愛知県)が4分01秒12で入りました。
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少年共通女子400m自由形では、高校1年生の竹澤瑠珂選手(東京都)が前半から安定した力を見せて、4分10秒14をマークして1位を獲得! 奥園心咲選手(京都府)は4分14秒83の2位、4分15秒11で群馬県の青木虹光選手が入りました。
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少年A男子400m自由形は、200mを過ぎてから後半の強さを発揮した桐山真葵選手(東京都)が3分52秒24で1位を獲得。2位は蔵本大和選手(千葉県)が3分55秒20で入り、激しい3位争いを制した宮木宏悦選手(埼玉県)が3分55秒53の3位となりました。
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少年B女子100m平泳ぎは、前半を32秒台で折り返した稲垣杏奈選手(大阪府)が1分09秒17で1位に輝き、岡山県の中村美羽選手が1分10秒19で2位、3位には1分10秒45で小山風香選手(新潟県)が入っています。
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少年B男子100m平泳ぎでは、高井直人選手(石川県)と鎌田望琥人選手(富山県)の接戦に。タッチ差の勝負を制したのは高井選手。1分02秒14で1位を獲得。鎌田選手は1分02秒30の2位となりました。3位には齋藤龍選手(神奈川県)が1分03秒78で入りました。
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少年A女子50m自由形は、スタートから飛び出した大嶋千桜選手(大阪府)が25秒54で1位を獲得し、今大会100mと合わせて2冠を達成! 溝口歩優選手(神奈川県)が25秒62で2位に、田村真優選手(東京都)が25秒92の3位となりました。
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少年A男子50m自由形では、山口遼大選手(東京都)が23秒10で1位を獲得。大きな身体を生かした大きな泳ぎを見せてくれました。2位は内村駿斗選手(静岡県)が23秒20で、3位には地元栃木県の蓮沼椋祐選手が接戦を制し23秒25で入りました!
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成年女子50m自由形は、五十嵐千尋選手(神奈川県)が25秒14で1位に。100分の1秒差で決した2位争いを制したのは池本凪沙選手(大阪府)で、記録は25秒39。23秒40の3位に入ったのは、東京都の山本茉由佳選手でした。
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実力者が勢揃いした成年男子50m自由形では、塩浦慎理選手(神奈川県)が22秒19で1位を獲得! 100分の5秒差の22秒24で2位に入ったのは坂井孝士郎選手(兵庫県)でした。こちらもまた100分の1秒差の接戦となった3位争いは、川﨑駿選手(千葉県)が22秒39で表彰台を勝ち取りました。
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少年B男子200m個人メドレーではバタフライから快調に飛ばして逃げ切った阿部力樹選手(神奈川県)が2分01秒88で1位を獲得しました! 2位には西川我咲選手(愛知県)が2分03秒09で、3位に舟橋功選手(大阪府)が2分04秒34で入っています。
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少年A女子4×100mメドレーリレーは、山本千晶選手、小畠優々美選手、三井愛梨選手、兼松さや選手の4人で4分03秒54をマークした神奈川県が1位に輝きました! 大阪府が4分05秒48の2位に入り、3位には埼玉県が4分06秒94で入っています。
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少年A男子4×100mメドレーリレーでは、大阪府が小東真皓選手、神園航平選手、山田啓史選手、重藤流世選手でつなぎ、3分39秒69で1位となりました。東京都が3分42秒14で2位に入り、3位には3分43秒48で千葉県が入りました。
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成年女子4×100mメドレーリレーは、兵庫県の白井璃緒選手が先行しますが、バタフライで東京都の牧野紘子選手が逆転。最後は池江璃花子選手が締めて、4分01秒28で東京都が1位。先行した兵庫県が4分03秒64の2位に入り、3位には愛知県が4分04秒48で入りました。
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とちぎ国体最後を締めくくる、成年男子4×100mメドレーリレーは、背泳ぎで入江陵介が53秒09で得たトップを最後まで守り切り、東京都が3分33秒76で1位となりました。2位は逃げる新潟県と追い上げた埼玉県が同着で決着。3分35秒72で2チームが2位に入りました。
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これですべての競技が終わり、水泳競技の総合得点が発表。天皇杯(男女総合得点)、皇后杯(女子総合成績)ともに東京都が1位に輝きました!
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総合結果はこちらからチェック!

このとちぎ国体をひとつの区切りとして、2022年度の夏シーズンも終わりました。これからも選手たちの戦いは2023年度シーズン、そしてパリ五輪へと続いていきます。
少しの幕間を挟み、未来に向かって歩みを続ける選手たちへのご声援、これからもよろしくお願いします!

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