昨日、第1回ワールドユニバーシティゲームズ候補研修事業をオンラインにて実施いたしました。本事業は主要競技会で上位に入った高3年生~大学4年生の選手と担当コーチが参加対象となっています。
第1回は全日本柔道連盟のCSOを務める井上康生氏を講師にお招きし開催いたしました。井上康生さんは選手としては2000年シドニー五輪で金メダルを獲得、指導者としては2012年に男子監督に就任し、2016年リオ五輪で全階級でメダルを獲得、東京五輪では5階級で金メダルを獲得し、選手としても指導者としても数々の功績を残されています。

高みを目指す選手・コーチに対し、「日の丸を背負うとはどういうことなのか?」、「世界と戦うために大切なこと」などこれまで井上さんが経験したこと・感じてきたこと具体的にわかりやすくお話ししてくださりました。
大事な大会を迎えるまでには代表を勝ち取りたい、ベスト記録を更新したいという気持ちをもって、大会までのトレーニングをしっかり行うこと。それだけではなく、当日悪いケース(競泳でいう、競技進行の変動・キャップが破れるなど)が起こった時のことも想定した、準備力が大切ということもおっしゃっていました。
また、世界と戦いたいのであれば、常に世界を意識して戦う準備をして欲しいと伝えていました。
研修は短い時間でしたが、選手にもコーチにも響くような内容だったのではないかと思います。
井上さんのお話しを今後の強化に活かして欲しいと思います。
井上康生さんありがとうございました!

