TOBIUO JAPAN Journal

競泳日本代表チーム「トビウオジャパン」オフィシャルブログ

世界水泳・上海

第8日目:決勝の見どころ

いよいよ最終日の決勝レースが始まります。日本代表選手たちが3種目に出場します。どの種目もメダル争いは熾烈になりそうですが、その中にトビウオジャパンの選手たちも絡んで行きそうです。今大会最終種目の男子400mメドレーリレーには、各国各種目のエースが登場します。日本も入江選手、北島選手2名のメダリストを含む最強チームで臨みます!

男子400m個人メドレー
200m個人メドレーでも決勝進出を果たし、勢いに乗っている堀畑裕也選手(日本体育大学)が予選を2位で通過。ライアン・ロクテ選手とタイラー・クラリー選手(共に米国)が前へ出る展開が予想されますが、強豪のペレイラ選手(ブラジル)が棄権、シェー選手(ハンガリー)が予選落ちという決勝でメダル争いは混沌としています。堀畑選手が自分の泳ぎをして、日本記録を更新すればメダルにも手が届きそうです。

男子1500m自由形
昨日の予選で今季2度目の15分切りをして日本新記録を樹立した宮本陽輔選手(鹿屋体育大学)が出場します。メダル争いのレベルは非常に高そうですが、孫楊選手(中国)の世界記録への挑戦と宮本選手の日本記録への挑戦に注目です。

男子400mメドレーリレー
日本の最強チームがレースに臨みます。ライバルの一角と目されていたフランスが予選で敗退し、大いにメダルへの期待も高まります。日本は入江選手、北島選手、藤井選手3名の100mファイナリストがどこまでリード出来るか。そして自由形を泳ぐ最終泳者・日原選手がどこまで他国の追随から逃げられるか。より良い色のメダルを目指して、最終種目では手に汗握る好レースを期待しましょう!

いよいよ最終日。有終の美で、日本に良いニュースを届けたいと思います。

いよいよ最終日です!

今日で競泳競技第8日目。あっという間の8日間です。

午前中は200m個人メドレーで決勝に進出した堀畑裕也(日本体育大学)が得意の400m個人メドレーに出場。決勝進出と日本新記録が期待されます。また、男子400mメドレーリレーも楽しみです。

ここ数日の写真を2枚掲載します。

競泳競技5日目。この日は水球日本代表「ポセイドンジャパン」も応援に駆けつけてくれました。
poseidon


競泳競技6日目。男子200m背泳ぎで銀メダルを獲得した入江陵介選手(イトマンSS/近畿大学)と金メダルを獲得したライアン・ロクテ選手(米国)のツーショット
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第7日目:決勝の見どころ

いよいよ第7日目の決勝競技が始まります。

今日は日本人選手が出場する決勝種目が3種目と準決勝が1種目。今日もメダルのチャンスは十分あります!4日間連続のメダル獲得を更新出来るか、注目しましょう。

女子50mバタフライ決勝
加藤ゆか選手(東京SC)が2コースに登場。50mはとにかくスタートが肝心。Therese Alshammar選手(スウェーデン)が抜ける展開になると思いますが、その後は混戦が予想されます。小柄な加藤選手が大柄な欧米選手の前に出れるか。メダルのチャンスは十分あります。

男子100mバタフライ決勝
昨日は予選から51秒台を出し、好調の藤井拓郎選手(KONAMI)が6コースに登場。藤井選手のラスト25mの「まくり」にご注目ください。この種目も準決勝は、1位から8位までが0秒5にひしめく大混戦。マイケル・フェルプス選手(米国)は強さを見せると予想されますが、藤井選手が他の選手をラストで何人抜けるか、楽しみなレースです。

男子50m背泳ぎ準決勝
100mでは決勝進出を逃した古賀淳也選手(第一三共)が50mでまずは決勝進出を狙います。スピードのある欧州勢がたくさんいますが、スタートで飛び出してそのまま逃げ切るレース展開が理想的です。前回大会は銀メダルの古賀選手のスタートにご注目ください。

女子400mメドレーリレー
各国ともメダリスト、ファイナリストを揃えて臨むメドレーリレー。種目ごとに順位の入れ替わりが激しい種目なので、見ていて面白いレースになるでしょう。日本は50m背泳ぎ銀メダリストの寺川選手がリードして、後の3選手が強豪国にどこまで食らいつけるか。メダル争いに絡みたいところです。

以上、今日もメダルを期待してテレビの前で是非応援してください!

世界水泳の裏側②

昨日は銀メダルが2つという、嬉しくもあり悔しくもある結果でした。ただ、1年後に迫ったロンドン五輪に向けて間違いなく前進しています。見つかった課題に対していかに取り組んで行くか。それが今大会終了後から来年に向けてのプランニングに繋がって行きます。

一昨日女子50m背泳ぎで銀メダルを獲得した寺川綾選手(ミズノスイムチーム)が昨日はテレビ朝日の特設スタジオで生出演しました。その収録風景です。
裏


そして収録後にキャスターの皆様と。
あや


いよいよ世界水泳上海も残すところあと2日!

今日も藤井拓郎選手(KONAMI)の100mバタフライや加藤ゆか選手(東京SC)の50mバタフライなど、メダルを狙える種目もあります。更なる活躍にご期待ください!

第6日目:選手のコメント

選手のコメント

入江陵介:
頂点目指してやって来た。2位は悔しい。ロクテは考えず、自分のレースに集中した。150m で見えて、ここからと思ったが、やはり強かった。相手が一枚上手だった。

加藤ゆか:
午後は身体も動くと思っていたので、集中して行った。予選では空回っていたので、大きい泳ぎを意識していった。明日の決勝、50mは何が起こるかわからない。最後まで集中してお予期切りたい。タイムを上げないと上には行けない。自己ベストを目指して泳ぐ。

金藤理絵:
前半の100mをもう少し速く入る作戦だったが力んでしまった。ラスト50mの粘りは予定通りで来たと思う。前半は1分10秒台前がら9秒台で入りたかった。結果的には3位のタイムも近かったので、悔しい。

藤井拓郎:
ヨーロッパGPで3戦勝ったし、この種目には自信を持って臨めている。この種目に合わせて練習して来た。決勝ではタイムを上げ、メダル争いに絡みたい。

酒井志穂:
2分07秒台ではないと決勝には残れないと思っていた。なんでこんなに遅いのか自分でもわからない。感覚は悪くなかったが、50mをターンしてから呼吸も苦しくて、身体も重かった。レース前は緊張してしまって、スタートするまであまり覚えていない。決勝には残らなければという思いが、逆に気負いに繋がってしまった。

北島康介:
こういう(前半リードして、後半迫られる)展開になるのはわかっていた。ラスト苦しくなるのはわかっていた。(レース内容に)悔いはない。最後は久々に真っ白になった感じ。100m平泳ぎからうまく修正して200m戦うことが出来た。自分らしい攻めのレースが出来た。来年に繋げたい。

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